この期に及んでも鳩山首相は小沢頼み、そのまま続投してもらうという。
確かこの御仁、2月5日の小沢氏の検察不起訴の折にも、「検察は公正に法にのっとって処分を下した」と、不起訴を喜び、いち早く、「幹事長辞任の必要はない」と言ってたっけ。
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この日本のトップが、自分の選んだ幹事長の鼻毛の塵を払っているようだから、検察審が小沢氏のことを「絶対権力者」と名指し、「国民目線で見ても納得できない」と断罪したのではないのか。
それを、この御仁、理解力が乏しいのか、国民目線を逆なでするような対応を平気でなさる。
だからこそ、政界一、賢い(?)といわれる与謝野馨氏から、「(首相は)東大出身のはずだが、頭が相当悪い」と酷評されるゆえんでないだろうか。
まさに、マッシーパパが、『「首相が大バカ者なら国持たぬ」といった鳩山首相に、米ワシントンポスト紙が「愚か者」呼ばわり!?!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-2.html)』のエントリーで、「東大出ててもバカはバカ」と問うたのと同じことを言っているのだ。
処で、東大出のバカは他にもまだいた。昨日の「スパモニ」でコメンテーターの田中弁護士が「検察審査会って何?」で解説した折に、
先ず、KY鳥越氏が口火を切って、「(検察審の決議)は重く受け止めなければならないが、”市民目線”や”絶対権力者”の言葉で罪の判断をするのでは感情論に過ぎないのでは」と不満を口にする。
又、落合景子氏も「メディアの報道で世論が作られ、それがこのような”市民目線”につながれば怖い気がする」といかにも正論ぶる。
そして、圧巻が、政治音痴の森永卓郎先生で、「捜査のプロが不起訴と決めたのに市民のイメージで決まってしまうこと。そして全員一致で決まるというのがとても怖い」といかにも審査員を馬鹿にした言いよう。
マッシーパパも思わず、笑うてもうた!
このお三方、そろいも揃って、勉強不足。そもそも、「検察審」が何のために設けられたかをちっとも理解していない。
wikipediaにもあるように、「検察官が独占する起訴の権限の行使に民意を反映させ、また不当な不起訴処分を抑制するために」設けられたのである。
即ち、裁判に民意を反映させるため、裁判員制度を導入したように起訴段階にも民意を問おうというものなのだ。
もっと分かりやすく言えば、日本の検察は完全主義。絶対勝訴するものでないとなかなか立件しない。だからこそ、勝訴率99.9%と世界でも稀有な記録を誇っているのだ。
おかげで、政治家がお手盛りしたザル法の政治資金規正法違反は極めて証拠を集めにくく、立件しにくい。
だからといって、野放ししていいというものでないのは、与野党を席巻する「政治とカネ」の問題からも明らか。
従って、その弊害を少しでもなくそうと国民の声として、今回の決議にいたったのである。
なかんずく小沢事件は、立花隆氏の言うように、立件しても十分に公判維持が出来るという代物なのである。
それを、この三バカトリオは、「捜査のプロの結論を素人が・・」とか、「市民目線」、「絶対権力者」がけしからんと言葉狩りをしている。
おまけに、「メディアが世論を誘導」、と言ってる本人がメディアで、くだらないコメントをして脇道に誘導している張本人。
それに何、「全員一致はキモイ」だと。よう言うわ、あんたらコメンテーターも全員一致でピントはずれを言っているけど、そっちのほうがずっと、気色悪いですよ・・。
ともあれ、この森永先生、彼も東大出だそうだがやっぱ、「東大出てもバカはバカ」のようである・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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