マッシーパパの遠吠え

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浅見光彦氏、「複数区二人擁立」に仕掛けられた小沢一郎の恐ろしいたくらみを暴く!?

2010-04-05 08:45:38 | Weblog

3日の「スポーツ報知」に、『小沢幹事長と前原国交相、バトル再燃!』と題し、今夏の参院選で改選数2以上の選挙区に複数候補を擁立する小沢氏の方針をめぐり、反小沢の急先鋒、前原氏との間でバトルが持ち上っていると報ずる。

記事は前原氏が、「政治とカネの問題などで内閣支持率と民主党人気は低迷しており、複数候補擁立で共倒れするのでは」といい、小沢氏は、「2人区で民主、自民各1人という選挙戦が本当に良いのか」と従来の方式を逆に問題視。

さらに「私が民主党代表を前原氏から引き継いだ時(06年4月)は、10%を切る党支持率だった」とイヤミを交え、「今は下がったというが、自民党より高く国民の支持を得ている」ことを強調したという(http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100403-OHT1T00042.htm)。

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確かに、この論争、どう見ても小沢氏に不利。それでなくとも直近に行われた厨子市議選で、「みんなの党」が大ブレーク。候補者3人全員当選するとともに、3人の総得票数は5478票で、5人立候補して、現有の3議席(5人の総得票数は3828票)しか取れなかった民主を上回っている。

つまり、有権者は自民も嫌だが、民主も駄目と、不満の捌け口を第3局へ求めているのである。

だからこそ、反小沢派もこの時期に複数擁立すれば共倒れするのではと懸念しているのだ。

ま~、小学生でも分かる算術が、どうして、選挙の神様に計算できないのか、そっちのほうがむしろ難解(?)。

そこで、いつものように、マッシーパパの大好きな浅見光彦氏に登場(?)願って、これが小沢氏の一か八かの賭けなのか、それとも狙いは別にあるのか大胆に推理してもらうことにしました。

そして、浅見氏が目をつけたのが、小沢親分がアリバイつくりのためにした発言。それは2日の定例会見でのやり取りである(http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201004020384.html)。即ち、

「二人擁立するだけでは広がりがないが今後の戦略をどう考えるのか」の記者の質問に、

旧来の支持母体が支援する現職と、浮動票を掘り起こす新人の相乗効果で、倍の得票といえないが前回の5割増しは期待できる。そのために年齢、性別の違いなど工夫している

「党として浮動層を取るために必要な戦略はありますか」の問いには

1人区は自民党候補と血みどろの戦いをして勝ち抜いてこなければならない。当然、2人区2人立てて初めて1人区と同じ、お互い同士が競い合って初めて選挙を全力で戦ったといえる」

そして、「院選で単独過半数を達成できない場合、自らの責任をどう考えるか院選で単独過半数を達成できない場合、自らの責任をどう考えるか」に対しては、

目標を立てこれから頑張ろうっつうのに、目標が達成されないとき、どうすんですか、なんちゅう質問に答える立場にはありません」と逃げ、「社民や国民新党、新党日本等々、同じ志の人達と連携を取る」と答えた等々

では、名探偵、浅見氏がこれをどう推理したかだが、先ず下記の複数区二人擁立の実際を見てみよう。

京都:福山哲郎(前原グループ現職48)VS河上満栄(衆院から鞍替え38)

茨城:郡司 彰(横路グループ現職60)VS長塚智広(アテネ五輪自転車競技銀メダリスト31)

長野:北沢俊美(羽田グループ現職72)VS高島陽子(新人で県議41)

静岡:藤本祐司(野田グループ現職53)VS中本奈緒子(新人で会社員30)

福島:益子輝彦(現職62)VS岡部光規(新人で医師41)

ま~確かに、小沢氏の言うように年齢、男女と一見、すみわけできるように工夫はしている。

が、現職の候補をよ~く見ると福山も藤本も反小沢グループ。又、郡司は親(しん)小沢の横路グループではあるが、ここは例の「生方」が所属しており、仇もいっしょ。

そして、北沢は御存知、地元の後援会で、小沢一郎幹事長の「政治とカネ」問題について「参院選前に国民に説明し、自らの立場をどうするとおっしゃるのではないか。強く期待したい」と述べたことのあるにっくき男。

さらに、何の関係もなさそうな益子はこれまた、渡部恒三の牙城・福島が地盤。その上、恒三の甥の佐藤雄平が知事に転出した後を襲ったほどだから、恒三ファミリーにも等しい。

つまり、党勢拡大とは真っ赤なウソ、真の狙いは反小沢潰しであると、喝破するのである。

さて、浅見氏の言う通りとして、負ければ自らの幹事長責任を問われるかもしれず、又、結果次第では参院過半数を危うくするようなことに果たして、賭けに出るだろうか?

これに対しても、浅見氏は、

「小沢親分は幹事長の地位に始めから固執する気はなく、むしろ、黒幕が本意。本人もしゃべるのが好きでないから裏で操るほうがずっと性にあっている」と解く。

そして、何よりも万一に備え、すでに、公明との連携を視野に入れているからこそ、「社民や国民新党、新党日本等々、同じ志の人達と連携を取る」と、含みを持たしているのだろう、と言うのだ。

いや~、驚き桃の木、なんと小沢親分とは執念深い恐ろしい人物であることよ。マッシーパパも、この浅見氏の推理を伺って唖然とするばかりである・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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