マッシーパパの遠吠え

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「民主党笑劇場part2」小学生でも分る「決着」の意味が分からぬ官房長官が基地問題検討委員長!?

2010-04-19 12:39:59 | Weblog

「民主党笑劇場」の始まり始まり!

鳩山首相の約束した5月末までの普天間基地移設問題の「決着」をめぐり、鳩山内閣が「にわか」問答をおっぱじめた。

いくら「仁輪加(にわか:即興的に演じる滑稽な寸劇)」とはいえ、平野官房長官の、「『(米国や地元の)合意』の解釈には幅がある。5月末までに技術的な詳細も含めて全部終わっていなければ合意や理解でない、という認識には立たない」といったのには笑うてもうた。

いや、もっと、笑えたのは、態々、首相が「自らが目指す『5月末決着』について、米国、移設先の地元自治体の合意を得ることが条件になる」と、誰にでも分かるように言っているのに、他の閣僚までもが、「官房長官と首相発言にそんなに違いはないですよ」とシャーシャーというズッコケぶり。

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いまさら言うまでもないが、「決着」とは、「物事の決まりがついて終わりになること」とどんな辞書にも載っている。むしろ、官房長官の言ってる意味なら、それは「開始」。

ほんに、これでは前政権の総理をKY(漢字が読めない)と揶揄したより、もっとひどい。彼らのことをKS(漢字知らない)内閣と呼ばねばならなくなる・・。

それにしても、おかしな内閣であることよ!

「一番いいのは海外、最低でも県外」と言い出したのは鳩山首相自身。おまけに、「名護市長選挙の結果を見て判断する」と沖縄県民をその気にさせたのも民主党。

しかも、社民党の党是である「県外移設」を承知で連立を組んでいるのだ。

それが、一部を「県外へ」の、それが「徳之島」だの、わけの分からないまま、首相は相変わらず、「アメリカさんも地元も連立与党にも合意できる腹案を持っている」といい募り、5月末までには「責任持ってやる」から、「トラストミー」と豪語する。

それを今頃になって、首相までもが、「決着」の定義を問われて、「これで行こうとの方向が互いに認められた状態を指す」と幅を持たし出したので、「産経」が、

『普天間5月決着を絶望視 期限迫り予防線張り始めた政府 米側は柔軟姿勢伝える』と題し、態々、「決着」の意を明確に伝えた(首相の)発言の数々を念押しのごとく並び立てている(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100416/plc1004160149001-n2.htm)。

それにしても、おかしな政党であることよ!

そもそも、マニフェスト(.外交編)には、「緊密で対等な日米関係を築く」として、

「主体的な外交戦略を構築した上で、米国と役割を分担しながら日本の責任を積極的に果たす」とか、「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しをする」と明示している。

ならば、なぜ、基地移設の前に、「見直し」を前提とした協議を米国との間に持たないのかである。

なぜ、沖縄といわず、国内の全てが基地招致を嫌がるのか

決して、爆撃機の騒音問題だけでない。治外法権的な暴虐の限りを尽くす駐留米軍の治安の悪化を恐れるからでもあるのだ。

そのことを民主も思えばこそ、マニフェストで国民と(基地の見直しを)約束したのでないのか。

にもかかわらず、根本の問題を抜きにして、ただ、前政権の約束に変わる代替地を探してアメリカに提供するというのでは、(前政権の)負の遺産を引き継いだだけ、政権交代した意味がないじゃん。

なぜ、前政権の思いやり予算の事業仕分けもろくにせず

在日米軍基地費用のかなりの部分を未だに負担したまま(2010年1881億円、開始当初より総計3兆1千億円)。

これではアメリカさんも基地を海外に移したくないのは道理。世界のどの国よりも気前のいい施しを受けていれば、日本から離れたくないのは子供でも分かること。

ましてや、マッシーパパが口すっぱく言ってきたように、(普天間の)海兵隊は元々、敵地攻撃のための切り込み部隊で日本の専守防衛とはおよそかけ離れた存在。

その、存在目的の議論もせず、半永久的に日本にあること自体不思議といわざるを得ないのに、普天間の代替地を日本政府が探さねばならないと言う矛盾。これこそ、旧弊な前政権と何も変わっていないといわざるを得ない。

そんな分かりきったことすら何も手つかずで、ひたすら、アメリカに受けのよい空手形を切ろうとするから、よけい問題をこじらせ、いつの間にか、日本が悪者、世界の笑いものになっているのである。

そして、遊女の深情けのように、「日本を核の脅威から守る」という甘言に、今又、米軍の再編計画に、その全体費用の大半である2兆円弱の負担を強いられているのだ(http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1159666096/)。

この何処に、対等な関係を築くといえるのか。そして、卑屈な思いをしてまで、オバマに頭を下げて、「10分」の施しを受けねばならないのか?・・。

被爆国の日本が核サミットでそんな軽い扱いを受けるのなら、こちらにも覚悟があると言うのが本来の筋。

そして、思いやり予算も再編予算も何もかも事業仕分けをして予算カットすれば、放っておいても、物価の高い日本から、海兵隊もあわてて、グアムに移転せざるを得なくなるだろう・・。

ともあれ、この党のよくないことは、マニフェストに書いてあることはせず、思いつきで、各閣僚が好き勝手言うから、まとまるものまでおかしくなるのである。

ま~、くだらない「言葉遊び」はよして、もっとましな頭を使うか、頼りない平野官房長官に任せ霧にせず、首相自らが汗を流すことでは・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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