マッシーパパの遠吠え

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「八方ふさがり」で誕生した「新党改革」では舛添人気も色あせる!?

2010-04-24 13:05:44 | Weblog

「オオカミ中年」と仲間内から揶揄された舛添要一氏が、やっとのことで新党を結成。23日午後、お仲間の改革クラブの渡辺秀央代表ら参院議員5人と都内のホテルで記者会見し、「新党改革」のお披露目をした。

実はこの新党。なんとも不可思議だらけである。

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先ず、最高顧問で旧改革クラブの代表の渡部氏が記者に問われて「新党でなく改名しただけ」と新会長の舛添氏の「入り婿」説を強調。

されど、軒下貸して母屋を乗っ取られたのかというわけでもなく、改革クラブ側が望んだようである。即ち、渡部氏を始め、荒井広幸、山内俊夫氏も全て、参院選改選組。ここは、一枚看板の舛添人気に頼らざるを得ず、あえて、看板を架け替えたというのが大方の見方。

それが証拠に、衆院の中村喜四郎、非改選組の大江康弘参院議員はこれを不服として離党している。又、舛添氏と(自民党を)一緒に離党した小池正勝氏も、自民党徳島県連の公認候補者選定にもれたため行き場所を求めて新党に参加しているのである。

つまり志を同じくするというより、八方塞で自民を飛び出した者と再選のおぼつかない者達のまさにこれこそ「野合」というにふさわしい組み合わせなのだ。

だからこそ、舛添氏も、新党を立ち上げる前のアドバルーンで、「5人以上の議員と大人の話し合い」だの、「私が党首だから”舛添新党”だ」のと、奥歯にものの挟まったいいようになる。そして、党名まで意味不明の「新党改革」としているのだろう。

なるほど、昔から、「てにをは」ひとつで意味が変わるとよく言われたが、おそらく先生方も、「新党で改革」すると思ってつけたのだろうが、マッシーパパなど、党名を「新党に改革」しただけと読めてくる。

いや、世間も同様か、評判もいまいち、手厳しいようである(http://research.news.livedoor.com/r/44239)。

ともあれ、したたかというより胡散臭い舛添御仁の考えていることだから、この新党はあくまでもステップアップの道具。どうせ、選挙後に始まる政界再編で、丸ごと高く売るか都知事選までのつなぎに違いない。

処で、次いでだから同じ新党の「日本創新党」についても、一言触れておきたい。

ご承知のとおり、この新党は首長らで結成された政治団体「よい国つくろう!日本志民会議」が発展解消したもの。

党首は杉並区長の山田宏、代表幹事が元横浜市長の中田宏。名づけて、「ヒロシーズ」というそうだが、どちらも「松下政経塾」コンビである。

面白いのは早速、日刊ゲンダイの洗礼を受けて、『「日本創新党」何が目的なのか不純な動機と下心ばかり』と餌食にされている。

即ち、両者とも現職中に「不倫」スキャンダルが騒がれたような男で、「日本丸の浸水を止める」の、「本物の政治を確立したい」とエラソーなことの言えた義理でないというのだ。

そして、山田宏はこれを機に名を売って、都知事候補に、かたや中田宏は、参院で国政に復帰して、来る再編で高く売るなど、不純な動機がありありだとこき下ろしている(http://news.biglobe.ne.jp/politics/235/gen_100422_2353983912.html)。

ま、「日刊ゲンダイ」にとって、この新党こそ、確かに民主と支持層で競合するだけに天敵。批判したくなるのは当然として、マッシーパパも、その意見にはくみできると思う。

ただ、理由は彼らの「動機」にあるのでなく、むしろ、中田氏が「市長を辞めてトンズラした無責任男」であるからである。

又、山田宏氏も他の現職首長が(この新党に)賛同するだけで参画しないのに、彼は任期を1年残し党首を買って出ていること。まさか、自らが参院選候補になることはないだろうが、もし、そうなればトンずらした中田氏となんら変わらないのである。

ともあれ、「新党改革」も「日本創新党」も自らの栄達のために立ち上がっただけで、「国民のため」とは程遠い。

従って、期待した民主に騙されて愛想を尽かし、さりとて、立ち居地を変えようとしない自民も駄目と行き場をなくしている国民にとっては、ちっともうれしくないのである。

むしろ、心配なのはこのことで一層、政治に興味をなくさないか? 参院選がどんどん近づいてくるだけに気がかりなのである・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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