まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

国松警察庁長官狙撃の警視庁発表は横暴!

2010-03-31 | 発言
誰が考えても1995年の国松孝次警察庁長官(上記写真)が銃撃された事件はオウムの仕業に違いない。事実麻原教祖の四女が「警視庁総監のクビを取れ」という内部の話を現場で聞いている。しかし、それにしても、だ。結局、証拠固めが出来ずに時効を迎えたというのに、警視庁が「オウムの組織的・計画的テロ」と発表したことは全く納得できない。犯人も立件できず、証拠固めもできなかった警視庁は、素直に「犯人の特定ができなかった」とだけ発表すべきで、立件もできないのに「オウムの仕業」と発表するとは、完全に一線を越えている。警察はあくまで証拠主義に基づくべきで、証拠・犯人を確定できなかったものを、「推定有罪」と断定することは警察の権限を越えた行為である。小沢一郎の胆沢ダム工事における「天の声」を連呼した検察同様、確たる物的証拠もなく「推定有罪」を断ずるは冤罪につながり、明らかに越権行為である。親分がやられて、その犯人を掴まえることが出来なかったと、よほど悔しかったのだろうが、こういう推測発表は断じて行うべきではない。検察・警察は、物的証拠に基づかない魔女狩り的な社会風潮を形成するような行為は断じて行うべきではない。