2月も終わりですが、遅ればせながらいよいよ国会でも新型コロナウィルスに関する質疑が始まりました。
“桜を見る会”の追及に飽き飽きしていた有権者達の待たされた分大きく膨らんだ期待の割には安倍政権
の新型コロナ対策の内容がショボイので少し拍子抜けをしてしまう。 厚生労働大臣の加藤勝信氏は飄々と
した対応をしているが、 1日900人の検査で新型コロナ対応は間に合うのか、イベントの中止などが相次
いでいるが、それら世間の認識と厚労省の検査数にギャップを感じる事はないのか。 文部科学省では感
染者が出たら速やかに休校をするように方針を示しているが、 それらに比べると厚労省の検査数900はや
はり足りないように感じてしまう所が正直な意見だ。 咳エチケット、手洗い、嗽(うがい)、アルコール
消毒などなど、対応策は解ったが時々何と闘っているのか見失ってしまう。 紛れもなく新型コロナウィル
スであることは周知しているが、そもそもコロナウィルスって何だ。 新型ってこれまでの旧型のコロナウ
ィルスとどのような点が違うのか。 風邪やインフルエンザとはどう違うのか、そもそも中国の武漢の海鮮
市場でブレイクアウトして新型コロナの感染が世界に拡がったとして理解して良いのかさえも解らない。
時折噂される細菌兵器としての新型コロナウィルス。記憶に新しい所ではシリアで使われた猛毒サリンの件
で国連は最初こそはアサド政権のシリア軍の使用としていたが、結局はシリア軍側か反政府軍(シリア自由軍)
かISISの使用なのか明確な結論付けはしなかった。 そんなことがある世の中だから都市伝説のような陰謀論
にもついつい耳を傾けてしまう。
中国からの渡航者を完全に入国拒否するよう安倍政権に求めたが叶わなかった為に保守派の論客から反安倍へ
と政権批判を始めた人物などは信用が出来ないものだ。 災害の時や困った時こそ、その人の本当の人間性が
出ると言われているが、新型コロナウィルスで反安倍派に回った保守派の論客は最低だと思う。
今の日本の感染状況を見ると中国からの渡航者や観光客による新型コロナウィルスの蔓延はピークを過ぎ、二
次感染かその他の未確認な感染ルートによるものの可能性が高い。 更にはいつの間にか日本は中国からの入
国拒否するどころか中国と同じように海外から渡航を控えるように言われる第二の感染国となった。 今の世
界中で起きている新型コロナの感染状況だと中国からの入国を拒否しても感染は防げなかったと思う。
安倍政権は新型コロナ対策で後れを取ったわけでも無く、無策でもないが、対策がショボイ。しかも医療現場
に丸投げをしてしまったので批判されている。 何か国民がまだ知らされていない新型コロナの新事実を知って
いるのならば適切に国民に知らせて欲しい。