ウチのオーバーホールメニューにギア飛び対策スプリングってのがあって、
リターンミッションの場合3速からのシフトダウンで2速通り越してニュートラルに入っちゃうのを防ぐため、
写真のシフトドラムストッパーアームとチェンジアームの小さいスプリングを太い強化品に交換する事で完璧ではないがギア飛びを抑制しているんだけど残念ながら弊害もあって、
シフトチェンジが重くなるのとニュートラルに入り難くなってしまう。
まぁスプリングを強化品にするって事は簡単に言うとシフトドラムの縦方向に押さえ込む力を増やしてドラムが周り難くしているって事なのだ。
よってギアは飛ばなくなるが特にニュートラルを出し難いって欠点があるんだが、
コーナリング中に2速飛ばしてニュートラルに入っちゃうと転倒する可能性もあるため事故るよりマシでしょ? って感じで取り付けている。
ただニュートラルに入り難いってのもちゃんと対策があって、
停車してからニュートラルに入れるのは確かに難しいんだが信号待ちになる前の空走状態の時だとかなり入り易く、
何故かって言うと後輪が回転してるって事はチェーンと繋がったカウンターシャフト、つまりミッション自体も回転してる事になるから軽いバックトルクがかかってるためチェンジが軽くなったりドグの噛み合うチャンスが停車時より増えるからなのね。
皆さん経験してると思うが他のバイクでも停車時に6速から1速に入れるってかなり難しく、
だから走行中にアクセル煽って回転を合わせてシフトダウンしてる訳でしょ。
よってわざわざ停車してからチェンジするのではなく空走中にニュートラルにするなり、
あまり信号待ちしなさそうなら予め1速に入れてクラッチ握って待ってた方が良い。
ニュートラルから1速に入れる場合結構な衝撃があるのはご存知だと思うが、
空走中ならスッと入るのも皆さん経験済みなはずだから、
理解して付き合っていただければ嬉しいなぁ、と私は思う。
今日は何でこんな話かって言うと何故か昨晩飲み過ぎて軽く頭痛かったのでエンジン組むの諦めてネタが無いから。
本業も無かったから昼近くまで寝て昼飯食ってからまた寝て夕方にウォーキングしてからまた晩酌とか社会不適合にも程がある。
ただ私が暇じゃないとエンジン作ってる時間が無いんだからコレで良いさ。