またw190のクラッチ側の初期オーバーホールが入り早速行ってみたんだけど、
どうやら新しいロット分からアームの落ち止めのプレートが装着されるようになったみたいだ。
ただこの方法は外れてしまうから外れないようにプレートを付けただけの場当たり的な対策だし、
さらに隙間はかなりありこれでもアームは外れて落ちてしまいそうだから、
やっぱりバラしていつもの対策を行う。
今回もアームは厚みのある強化品だったから交換の必要も無く、
シフトドラムストッパーの加工を行っておいた。
私が行っているのは場当たり的な対策じゃなく根本的な対策で、
多分ゾンシェンにはアームが落ちるとクレームが入りまくりプレートを付けたんだろうと思うが、
シフトドラムストッパーを作り直そうとなぜ考えないのかが不思議。
少し加工するだけで直おっちゃうだけなんだけどね。
そう言えばこのエンジンのオーナーさんのカブなんだが、
私が以前オーバーホールを行ったLIFAN150を搭載しているんだけど、
カスタムコンテストでグランプリを獲得して雑誌に載りまくっているみたいで、
写真を送っていただき掲載許可していただいたから載せておく。
少し珍しいなぁ、と思ったのが中華エンジン搭載車って前まではそれだけで弾かれていたはずで、
訳は国内メーカーの広告掲載もあるから出版社が安くてパワフルな中華エンジンを意図的に載せていなかったと思っていたんだが、
どうやらセンスがある人が作ったバイクならちゃんと載せてくれるんだねぇ。
ちなみにこのオーナーさんは長野県飯綱町の家具職人さんだから、
やっぱりセンスを売ってる方はただ弄り倒しただけではない物を感じるわ。
ただ、最後の写真の煽り文句に「のんびりなんて走ってられるか!」なんて書かれているが、
怪我や事故しないのも才能のうちだから公道で無茶だけは絶対しないように心がけて下さいね。