南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

KLX250のリア19インチ化に挑戦! その9

2006年06月30日 20時47分39秒 | KLX250 レストア、整備編
これまでの道のりは長かった!
下調べして部品とタイヤ調達、レストアや塗装、現物合わせのオンパレードですからね。
でも、これだけ苦労したんですから、自分としては達成感で一杯です。
で、早速ですが完成写真です。何の違和感も無く付いていますね。
唯一失敗した所と言えば、リムの裏側をクリア塗装しなかったことです。
タイヤを入れる時にCRCをビードに吹いたのですが、そのせいでシルバー塗装が溶けてサイドウォールに付いてしまいました。
次回のタイヤ交換の時にでも塗装すれば問題ないでしょう。



これはチェーンを後ろから撮ったものです。
同じようにカスタムする方の立場ではこういう写真が見たいんですよね。分かってますよー。
これだけ真っ直ぐにラインが出ていますね。
ハブは一緒だから当たり前ですが。



こちらはブレーキ側です。
KDX200のホイール(ハブ)はKLX250にボルトオンだと見事に証明されました。
ちなみにKDX200のリムは2.15-19で100-90-19のタイヤが装着できます。
競技用タイヤですから、もちろんラジアルですね。



これは19インチ装着後のKLX250です。
リアの車高が若干上がりましたが、僕の身長(170㌢)なら一応両足の先端はつきますので全く問題ありません。
もちろん車高は下げませんよ。



こちらはリアからのショット。
ケツ上がりでカッコよくなりました。
しかし何の不自然さもなく付いちゃっていますのでパッと見は19インチと分かりませんね。
これを付けるのにどれだけ苦労した事か…。



これは装着した19インチの隣に外した18インチの純正を並べたものです。
18インチにはロードタイヤでも入れてみるつもりですよ。
リム幅は2.15Jですから90-90-18くらいのサイズは入ると思うんですが…

以上にてKLX250のリア19インチ化は終了です。
こんな行き先不安の作業も自分でやってみると達成感もひとしおです。
しかも自分の走りに合わせてカスタムした訳ですからバイクに愛着が湧きますね。
よーし!このバイクで林道をガンガン攻めちゃうぞー!






























おまけ



悪友M井君の仕事風景です。
彼は仕事でも車でオフロードを満喫しています。
ちなみにここは自殺の名所ですが、れっきとしたキャンプ場です。
僕らもここはよく走りますがこの世のものでない方々を怒らせてないか心配です…







※ しつこいようですが19インチ化における今回の作業、
  競技用タイヤでの一般公道の走行は自己責任でお願いしますよ。
  このブログはマサの独り言ですからね。
  文句言われたら僕は泣いちゃいますよ。 
   
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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その8

2006年06月28日 12時51分21秒 | KLX250 レストア、整備編
ホイールにタイヤを履かせ、ローターも取り付けましたので今回はスプロケットの装着です。
冒頭の写真はKLXからリアホイールを外したところです。
ローターは前回装着したという事はその時点でホイールは外されていました。
写真がもったいなかったので使ってみただけですよ。



試しにKDX純正45丁を仮組みして付けてみまして。
やっぱり写真の通りチェーンはパンパンに張っているのにスプロケにかかってくれませんでした。
もしチェーンがかかってくれたとしてもちゃんとした遊びは出ないでしょう。
諦めてKLX純正43丁を使用します。



せっかく綺麗になったホイールに付ける訳ですからスプロケも綺麗にしたいと思い、洗油で洗って固着したチェーングリスを落としておきます。
この洗油は僕がチェーンを洗う時に使う灯油です。
灯油でチェーンを洗う事については賛否両論あると思いますが僕は灯油派です。
チェーンクリーナーを使った事がありますがやっぱり灯油の匂いがするんですよねぇ。なので問題無いと思いますが…
Too'sさん。どうなんでしょうか?

スプロケを止めるボルトはワイヤーブラシで清掃しグリスを塗って装着しました。

次回はいよいよ完成編です。どうぞお楽しみに!





























おまけ



KLX250、19インチ化真っ最中の我が工房です。
奥にはメンテ途中のCB1300SFが止まっています。
手前の黒いオフ車は僕のXLR250です。
なんだかリアタイヤの空気がないように見えますが、実際にありません。勝手に抜けてしまします。
何故かって?僕にも誰にも言えない過去の一つや二つあるんですよ…

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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その7

2006年06月27日 22時25分18秒 | KLX250 レストア、整備編
僕はKDXの19インチホイールからローターを取った時に、ローターをサンダーで削りましたね。
KLXのローターは難なく外れてくれましたのでKDXのと重ねてみました。
それが冒頭の写真です。
僕が調べたところでは径が違うからKLXのローターを流用すると書かれていましたが、実際重ねてみるとなんとピッタリ!しかもパッドの当たり面まで同じなんですよ。
潔く削って取ったのに実はそのまま使えたと知った時はガッカリしました。



ローターを付ける前にタイヤを履かせてみました。これは片側だけ入れたところです。



チューブを入れて片側も入れました。
KDXのホイールを買った時に入っていたチューブをそのまま使いましたが、どうやらこのチューブ、強化品みたいでした。空気抜いてもゴムの力で勝手にドーナツ状に戻ってしまうくらいですから。ゴムの厚さもかなりありましたが結果重くなります。しかもパンク対策としてはまだ不十分なんですが…



タイヤを履かせたあと、KLXのローターを装着しました。
ボルトには本来ネジロックが使われていましたが、僕は変わりにグリスを塗ります。
これはただの腐食による固着を防ぐためです。定期的にメンテするからこそであって、2度と外さないのであればネジロックでもいいと思いますよ。でもボルトは工具がしっかりかかる物にしないと簡単にナメますが。

次回はスプロケを装着します。KDXの45丁は入るのか?
お楽しみに!




























おまけ



このブログの手タレ、悪友H君所有の98年式CBR1100XXスーパーブラックバードです。
アンダーカウルが付いていませんが訳あって外してあります。
何故かって?人には誰にも言えない過去の一つや二つ持っているものですよ…

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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その6

2006年06月26日 23時45分24秒 | KLX250 レストア、整備編
言ってみればここからが本番で、もしボルト穴のP.C.Dが合わなかったりした日にゃいままでの苦労が水の泡になります。
が、調べた事のみを頼りに今まで作業していたものですから今となっては引き返せない所まで来ています。
まず、ベアリング、買った後で気が付いたんですけど、ハブは一緒だけどシャフト径がKLXとKDXが一緒なんて事はどこにも書いてなくて、軽く疑心暗鬼になりました。
自分でもシャフト外して合わせてみた訳ではないですし…。
そんな事考えていても始まらないので早速ベアリングを打ち込んでみることに。
まず用意したのが冒頭の写真のベアリング、NTN製の6004ZZです。純正はSNK製でした。KDXにはこのサイズのベアリングが付いていたのでKLXも一緒だろうと決め打ちして買ってきました。心配したわりには結局一緒でしたが…
これは僕の悪友であり、このブログの手タレ、H君に教わったのですが、このタイプのシールドベアリングにはシールの種類がいくつかあり、純正は大体プラスチックゴムタイプのシールで今回買って来たのは金属シールの物です。表記の最後にZZと付いているのは高速タイプみたいですがそんな事は分かりません。それにそもそもベアリングの番号の読み方すらさっぱりです。
それはさておきどうやら金属シールの方が、より高速に耐えられるみたいです。
しかし、たかが120キロ程しかスピードの出ないオフ車にはこのベアリングはオーバークオリティだと分かっていましたがなぜそれでも付けてみたかと言うと、ただ単に付けてみたかったからです。それだけですが何か?



このようにベアリングの外径とほぼ同じボックスのソケットを使ってハンマーで打ち込んで行きます。このベアリングは僕の持ってるソケットでは32ミリがピッタリでした。
どこかのサイトで、ベアリングを冷凍庫でキンキンに冷やしてから入れると入りやすいと書いてあったので試してみることに。
どうもベアリングを冷やすと金属が収縮してわずかですが小さくなり入りやすいというカラクリみたいです。
が、冷やしたものは結露する!これは当たり前でして、この結露の方がヤバイのでは?と思いやめました。金属どうし当たる所がサビでもしたら大変ですからね。
一応冷やしてはおきましたが結局解凍するハメに…
(本当はメールに夢中になって溶けてしまったためこのように自分に言い聞かせているだけ…?)



ベアリングを打つ音が変わるくらいまで入れたら反対にしてカラーを入れます。



カラーを入れた後にこちらからもベアリングを打ち込みます。
僕はこちらからベアリングを打ち込む時、カラーが少しだけカタカタ動くくらいしか打ち込みません。
あまり打ち込み過ぎるとカラーを押してしまいインナーの回転に抵抗ができてしまいます。少しのロスだとは思いますが少しでも抵抗を取りたいのでこのくらいまで打ち込んだらやめにしていますよ。
ホイールナットを締めすぎてもベアリングが寄ってしまい抵抗になるので締め過ぎには注意したいところです。
ナットの締め過ぎでベアリングの動きに抵抗ができ、バランスが取れないなんて車両が多すぎます。整備解説書でも僕的には「これはオーバートルクでは?」と思うものも多いです。

ベアリングを打ち終わったらスナップリングを入れます。打ち込んだベアリングは抜けるはず無いですからこんな物必要ない気もしますが…



最後にゴミ進入防止のシールを指で押し込んで終了です。
この部品はうまいこと取れたので洗浄して再利用しましたが、多分交換指定部品でしょう。
自分のバイクですのでそんなこと知った事ではありませんが。

ベアリングのお話だけで1日使ってしまいましたが、後の組み付けでも時間がかかりそうです。まぁ気長に見てやって下さい。
次回はブレーキローターあたりを組んでみますよ。
どうぞお楽しみに!



※ 今回書いた事については事故責任で。このブログはマサの独り言ですよ。



































おまけ



ついこの間の土曜日に悪友M井君、悪人マナさんと高速を走ってきた時の写真です。
どれだけスピード出していたかは書けませんが、ぬえわキロで走る車を追いかけるパトカーを我々が追いかけたりして遊んでました。が、そんなスピードまだ序の口。
しかし逆に追いかけられそうになったのも事実です…
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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その5

2006年06月25日 23時05分36秒 | KLX250 レストア、整備編
実はブラストが終わったら「そのまま付けてしまえ」と思ってたんですが、せっかくですので塗装をすることにしました。
まずはホイールを水で洗浄し、乾燥させた後エアーで細かい所に入り込んだ砂を吹き飛ばします。
それが終わったらブラストの時と同じようにベアリングが入る場所をマスキングしていよいよ塗装です。
今回は冒頭の写真でもあるようにヤグラを作ってみました。



今回もフレームの時と同じように缶スプレーで塗装しました。
塗料はラッカー系で1本200円のスプレーですが、弾きが少なくトマリ(元の色が透けにくい特性)が良いお気に入りのスプレーを買って来ました。
メーカーはア○ムハウスペ○ントで、色はシルバーです。
一応ガンも持ってるんですが調色とガンの洗浄がめんどいのでそんな物は使いません。
缶スプレーで塗装する時のワンポイントとしては缶事態を暖めてあげる事です。
僕は沸騰したお湯につけて、手で持てるくらいのギリギリの温度になるまでまで暖めます。
こうするとガスが膨張しやすくて噴射が強く、粒子が細かくなるので綺麗に塗装が仕上がりますよ。
しかし強すぎるためスプレーを押している指に塗料が付いていたりしますが…
それに塗料が顔に跳ね返りやすく、しかも今回は色がシルバーだったので塗装が終わってなにげに鏡を見たら髪が白髪で顔がペプ○マンみたくシルバーに染まっていました。



この画像は捨て吹き後です。トマリが良いので捨て吹きでもここまで色が乗ります。



こちらはシルバーを吹き終わった所です。妙に銀色でガキの玩具のような色になってしまっていました。
このままでもよかったのですが、クリアのスプレーがあったので吹いてみる事に…



こちらが塗装完了後です。ハブやリムに艶がありますね。しかも色に深みが出ました。
リムの裏側は面倒でクリア塗装しなかったのですが、そのせいで思わぬ事態を招く事に…
まぁそれは組み付けの時にでも…

次回はホイールを組み付けに入ります。本当にちゃんと付くのか!?
お楽しみに!































おまけ



本日はコウイチさん(偽名)とマナさん(漢)が洗車しに来て下さいました。
次回からも遠慮なく来て下さいね!
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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その4

2006年06月23日 23時57分49秒 | KLX250 レストア、整備編
前回で準備したはいいものの、1年ぶりだと色々忘れてるんですねー。
一番問題だったのがメディアです。フレームをブラストしてから一度も変えずそのまま使ったため、切削力がすっかり落ちてしまっていました。つまり粒子が砕けて細かくなってしまっているんですね。
しかもフレーム2本分の塗装と錆が混じっちゃって凄くほこりっぽいんですよこれが。
作業を始めてから気が付いたのでもう遅いですが…
それとノズル!フレーム1本ほどですっかり開いてしまっていました。ノズルが開き過ぎると、ピンポイントでブラスト出来ないので時間がかかるんですよ。でも、もったいないので我慢しましたが…

冒頭の写真はそんなこんな苦労しながらも半分ほどブラストをかけた状態です。スポークなんか全然錆が取れていませんね。





こちらはエンジンガードです。錆さえ綺麗に取れてしまえば、どうせ塗装する訳ですからこの程度で終わりにしました。まぁ問題無いでしょ。



エンジンガードはブラスト作業後に水で洗浄し、缶スプレーで塗装しておきました。
これは鉄製ですからすぐに塗装しないとまたサビちゃうんですよね。



こちらが今回のメインであるKDX200のホイール、作業終了後です。
スポークとスポークの隙間まで丁寧にやってたら5時間近くかかってました。
しかしスポークの錆の酷い部分だけはワイヤーブラシでこすりながらなるハメに…
でもやったかいあって元とは比べ物にならないくらい綺麗になりました。



こちらの方が分かりやすいでしょうか。ハブやリムの腐食もなくなりましたが、やはり表面はザラザラです。
ホントはガラスビーズのメディアを使いたいんですが回収不可能なのでこれは仕方ありませんね。

次回はホイールを洗浄して塗装しますよ。
お楽しみに!

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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その3

2006年06月22日 22時54分26秒 | KLX250 レストア、整備編
やはりあれだけ錆が多いとワイヤーブラシでこするよりブラストの方が綺麗で早いんですよね。
この日だけはなぜか仕事も暇で勤務中に十分鋭気を養えたのでブラストする気になれました。
条件が揃わないとなかなかやる気出ないんですよね。この作業。
で、早速準備に取り掛かります。
まずはいつもの場所にシートを敷いてダンボールで壁を作り砂の飛び散りをなるべく防ぎます。それが冒頭の写真ですね。
そしたらエア圧を7キロくらいに設定してブラスト開始です。



ちなみに作業中はこんな格好してます。たまに道行く人が「なんだアイツわ」みたいな顔して見ていきますけど気にはしていられません。
こっちには薔薇色のオフ車人生がかかっていますから。
しかしこんな格好してても目には砂入るし鼻の中真っ黒になるし口の中はジャリジャリいってます。作業し終わった後の僕は誰にも見せられませんね。
だからといって普通の顔も見られたくはありませんが…。



今回はついでに悪友H君の嫁さん専用機に付けるエンジンガードもブラストしました。車種はCB400SF用です。
これもヤフオクで買って来ましたが、転倒経験があるらしく凹んで錆があちこちに浮いています。
さすがにこれごときのパーツのためだけにブラストしようなんてこれっぽっちも思っていませんでしたので、こんな機会にブラストします。
まぁついでの物がもう一つ有るんですがそれはまた別の機会に…



ブラストする前のダメダメホイールです。
ベアリングが入る場所はブラストできませんので布テープでマスキングしてあります。

これからブラストしますが、写真があまりありませんので今回はここまでです。
次回はブラスト後をお目にかけたいと思っていますよ。
柔らかいアルミをブラストにかけてしまうとどうなってしまうのか?
どうぞお楽しみに!



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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その2

2006年06月21日 12時41分44秒 | KLX250 レストア、整備編
前回でブレーキローターは何とか取れましたので残ったボルトでも外しましょうか。
しかしこのボルト、ネジロックで固めてあるので嫌な予感が…
ダメモトでバイスプライヤーで挟んで回したら案外簡単に取れてくてました。
ホッと胸を撫で下ろします。

スプロケットは簡単に外れてくれたので灯油で洗浄し、さらに少し残った錆もペーパーで綺麗に研いでツルツルのピカピカに。



丁寧に手入れしたけど丁数がKLXと違うため使うかどうかわかりません。
ちなみにKDXは45丁、KLXは42丁でそのまま付けるとチェーンが足りなくなる恐れが。
しかし付けば加速重視のギア比になるためチェーンが足りれば付けるつもりです。



ホイールベアリングですが回したところ、ゴリゴリした感触があったので外して交換することに。
手前にあるロッド(何かの車に着いて来た車載工具)を加工した物で強引に叩きからかして外しました。
このように外したベアリングは再利用できません。が、外す=交換なので別にプーラー買わなくてもどうでもよくなってきました。昔は欲しかったんですけどねぇ…
ベアリングは純正部品ではなく近所のベアリング屋さんで購入予定。
お気に入りの高速ベアリングでも入れてみようかと思ってます。



タイヤを外してみます。が!その前にタイヤが硬くてビードが全然落ちてくれない!
潤滑剤とタイヤレバーで強引に落としたところ白い粉がモフッと上がりそこは気にせずタイヤをめくったところ、リムの中は真っ白!リムの中が腐食していたんですね。
って作業中は気にならなかったけどこの白い粉、アルミの錆だから非常に体に悪い。というか毒。思いっきり呼吸してたけど大丈夫かなぁ…?



この日はここまで。次回はKLXのフレームの錆落としをしてから1度も使ってない吹きっさらしのサンドブラスターで錆落としです。かれこれ1年使ってません。
そのくらいこの作業したくない!だって用意大変だし全身砂まみれになるし痛いんですもの…。
もちろんこのままの状態でブラストします。だってバラすのめんどいしスポーク張るのおっくうだし…。(言い訳が多い?)
しかしせっかくブラスター使うので、ある工芸にも挑戦するつもりですよ。
次回をどうぞお楽しみに!












































おまけ



前回に続きこちらは左半分。
CB1300SFの隣には不動車のバンディッド400が、その向こう側にはレース用に僕が製作したNSR50が隠れていたりします。
ちなみに壁に貼ってあるポスターは僕が観に行った去年と一昨年の8耐の物です。




注) ここはバイク屋さんではありません。
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KLX250のリア19インチ化に挑戦! その1

2006年06月20日 12時47分02秒 | KLX250 レストア、整備編
なぜ19インチにしたいかと申しますと単に「タダの競技用タイヤが履ける!」ってことに尽きます。
だってリアタイヤすぐ減っちゃうし買っても地味に出費するし19インチタイヤならあてが沢山あるんです。それだけの理由なんですがヤフオクでKDX200の中古リアホイールセット買ってきました。
価格は破格の1980円!出品者様はホント神のような方です。ありがとう神よ!
アイ○ブモ○ターなんか同じようなゴミを8000円近くで売ってるんですから!
それはさて置きKDX200はなぜかリア19インチでハブ自体はKLXと一緒なのは知ってたし、ブレーキローターだけKLXの物を移植すればポン付けできてしまうのはネットで調べました。
この手を使えば林道は19インチで攻め、ツーリングは18インチのウ○コタイヤを履いて行けるという薔薇色のオフ車人生が待っています。交換なんてものの数分だし。
もうタイヤの事を気にせずガンガン走れてお財布にも優しいし、さらにリサイクルにも一役買っていますね。
で、物は届いたんですが想像してたように結構酷い状態なんですわ、これが。
一番心配してたのがローターを止めてるボルト。錆ついちゃてて回るかどうか…



錆びてると言うより膨らんでいます。このボルトやっちゃったら時間を無駄に浪費するのは目に見えてますからインパクトで勢いよく外してみると…
4本までは良かったんですが残りの2本、やっちゃいました…



しっかりナメてしまいました。仕方ないのでドリルで揉んでネジの頭を飛ばします。



しかし硬くて全然削れてくれないのコイツ!小一時間ほど格闘しましたがこれが限界と判断。
悩んでみた所、「どうせこのローター使わないし取っておいてもゴミになるし売った所で誰も買ってくれないし」と、自分に言い聞かせ潔くサンダーで削ることに。



ここまで削って後ろから叩いたらようやく外れました。
次回は残ったボルトを外し、サンドブラストに向けて準備します。
お楽しみに!







































おまけ



KDXのホイールをレストアした6月8日段階の僕の秘密基地の様子です。こちらは右半分。
手前のバイクは車検途中のインパルス。
左半分は次回にしましょうか。
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鳩打林道に行ってきました! その3

2006年06月19日 12時45分56秒 | イベント、ツーリング参加
食堂の食事に満足した我々が次に向かったのが飯田市からだと風越山の裏手を通る林道松川入線という林道です。この林道は大平線から入ったばかりは舗装されている狭い道なので、車体の軽いオフロード車でも楽しむことができます。
その道の地路にあるのが冒頭の写真の壊れかけた橋です。と、言うか壊れて土に返ろうとしています。橋の上に土が溜まり木が生えている橋なんてなかなかお目にかかれませんね。



林道を喜んで走っていると激しく崩落している崖がありました。
まぁこんな場所でも大きな岩さえどけてしまえば走って行けるのがオフ車の魅力です。



この場所がこの林道の終点です。
この写真ではUターンしてから写真を撮りました。標高が高いだけあって眺めは最高です。
しかしこんな場所に林道を作ってどうするのでしょうか?



終点から帰る途中、後ろを走っていたM井君のセローから変な音が…
ミラーを見たら何かを巻き込んでいるようだっったので「枝でも踏んだんだろ」と思っていたら、なんとマフラーを止めていたボルトが欠落し地面と擦っていたのです!転倒したような音がしたのはこのためだったんですねぇ。
我々が林道に来ると何かしらのトラブルに巻き込まれますがこれは軽い方です。
仕方ないのでタイラップで強引に補修してまた走り出しましたがすぐに切れてしまうので何処かに巻かれていた針金でこれまた強引に補修してそのまま下山しました。
本当はまだ良い林道が有り、そちらにも行こうとしていたので残念です。が、その林道は次の課題ですね。

と言う訳でこの日は終了です。この日は午前中雨が降っていたので長い間走れず消化不良な感じがしました。
今週の週末にはCBで何処かにいきたいですねぇ。







































おまけ



メニューを写真に収めようとした所、後方でお茶をすするM井君が映りこんでしまいました。
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鳩打林道に行ってきました! その2

2006年06月18日 21時39分04秒 | イベント、ツーリング参加
橋本屋さんのおばあさんと店先にある熊の剥製に別れを告げた我々は今日の昼ご飯を食べるため教えていただいたお店に向かう事にしました。が、時間はすでに午後の2時、まだやっているか心配です。



到着しました。橋本屋さんから距離にして数百メートルの場所にあるお休み処大平というお店です。
このお店は出来て間もないという事でしたのでどういう店なのか緊張してましたが、中に入ると囲炉裏があり、庶民的なお店で安心しました。しかも食事が安い!
品数こそ多くありませんが良心的な値段だったのでビンボー学生並みにビンボーな我々にとっては嬉しい限りです。



囲炉裏にはこの近所の川で取れたであろう名前の知らない魚が焼かれていました。
なんでこの写真を撮ったかと言いますと、ただ良い絵だなーと思ったからだけです。



2人してモツ煮込み定食を頼んだところ、ご飯がなくなっちゃったらしく、うどんを付けてくれました。
しかしこのモツ煮込みがやたら柔らかくて美味かった!しかもこれだけ付いて650円は安いです。鳩打に来たら飯は今度からここだなと思いました。

食事を終えた我々は大平宿を後にし、飯田峠を攻めて下り、松川入線という林道を走る事にしました。が、そこでとんでもないハプニングが!まぁそれは次回にします。
どうぞお楽しみに!


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鳩打林道に行ってきました!

2006年06月18日 19時24分39秒 | イベント、ツーリング参加
今日は午後から雨が止んだのでツーリングに行こうとした所主催者が行けなくなってしまいました。どうやら日頃の悪行が裏目に出てしまったようなので仕方ありません。
こちらも予定が無くなってしまったので悪友M井君を連れ立って鳩打林道へと向かう事となりました。
今日の林道は雨上がりということもあってマディで水溜りがあちこちに点在する最悪のコンディションでした。しかし熱くなってくると着ている服の事なんかすっかり忘れちゃって攻めいってしまい、やっぱり林道の画像なんかありませんので大平宿に着いたあたりから写真を撮り始めました。
冒頭の画像はダート路面が終わったあたりで写した物です。



この写真は今通ってきた道を橋の上から撮影した物です。
これと同じ写真をオフロード誌ガ○ルで見たことあるので撮影ポイントが一緒のようですね。



これは橋の上から川の上流を写したものです。雨上がりなのに水は綺麗です。飲めそうです。というか飲んだ事があります。
我々はキャンプをするので川の水質は自分の舌で確認しておく必要があります。
川の水がやたら硬い水辺をキャンプ地にしてしまった場合、口に入れるもの全てが凄い味になってしまうので下調べはどうしても慎重になってしまうんですね。
この川は水が柔らかく滑らかで澄んでいるので合格です。

あらかた写真を収めたので、いつもの場所で休憩することにしました。



我々が鳩打に来た時は必ずと言っていいほど訪れるお店、橋本屋さんです。
ここは大平宿の飯田側入り口にあるお店で、おじいちゃんとおばあさんの2人でやっています。僕らはいつもここで飲み物を買い、おじいちゃん達と世間話をしていきます。今日は少し寒かったのでストーブを炊いていました。
このお店は大平宿の封鎖が解ける4月中旬から11月いっぱいまでの土日、祝日のみ営業しているみたいです。



橋本屋さんのお土産物コーナーです。色んな物が所狭しと並んでいます。
おばあさんがこの近くに食堂ができたことを教えてくれたので好奇心旺盛な我々は早速向かって見ることにしました。が、今日はここまで。しばらくネタ作り出来そうに無いので何回かに分けて書いていきます。
次回は我々が飯食ってる非常につまらない絵からスタートしますが暖かい目で見てやって下さい… 
次回をお楽しみに!
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CBのメンテナンスをしました

2006年06月17日 23時43分52秒 | CB1300SF整備編
今年に入ってCBのオイル交換をしてなかったのでやっと重い腰を上げて作業しました。
まずはオイルを購入。今回は冒頭のオイルを買ってきました。
なぜこのオイルにしたかといいますと、
1、粘度
2、ベースオイル
3 金額
ぼくはこの3要素を検討してオイルを選んでいます。

1の粘度についてですが、僕の場合はエンジンをレッドゾーン手前までキッチリ使うのである程度硬い物を選びます。CBは油温が上がるとパワーダウンが顕著に現れるため粘度に気を使っています。本当は15W-50あたりを試してみたかったのですが、高粘度オイルは硬すぎる場合、抵抗になるので真夏にでも試してみたいです。

2のベースオイルですが、このオイルは部分合成油です。本来は100%化学合成油を入れてあげたい所ですが、いいオイルはそれなりに金額もしまして… 鉱物油と化学合成油は気化する温度が違い、鉱物油が気化する温度でも化学合成油は気化しません。気化しにくいと言う事は高温での油膜切れを起こしにくく、スラッジもたまりにくくなります。その性能と金額のバランスが取れているのが部分合成油です。(たぶん…)ですが高性能=交換時期が長いと言うようにはならないので念のため。

3の金額、安けりゃ嬉しいに決まってますが、オイルの場合、高い物ほど高性能と言っても過言ではありません。ちなみにこのオイルは2600円で安売りしてました。こだわる人は100%化学合成油で粘度は0W-50などの温度範囲の広い物でも入れてみてもいいでしょう。いい金額しますが…

このオイルは上記3つのバランスが良かったし、安売りしてたので買ってみたというのもあります。では早速交換です。



僕はCBのオイル交換をする場合、オイルフィルターは交換しない場合でも一度外して中のオイルを抜くようにしています。
その後はオイル注入口からエアーを吹いてオイルラインの中のオイルもも極力出します。
なんでこんな事するかと言いますと、ただ頑張ってオイル抜くと4リッター缶のオイルを残さず使えるからなんですね。ちょっとばかし残しておいてもしょうがないので無理やり4リッター全部使いたいだけです。
ちなみにどれだけ頑張って抜いてもエンジンをバラさない限り全てのオイルは抜けませんよ。



続いてエアクリーナーの点検をしました。走行距離はもう1万キロ以上走っているので交換したいですね。次はBMCのエアクリでも付けてみようと思っています。
上の写真はエアクリーナーボックスの中を撮影したものです。CBのエアクリを外した事がある方は不思議に思ったのでは?実はこの型式のボックスには白いリストラクターみたいな物が付いているんですが、僕はこの物体を取ってしまいました。効果はあると思いますがあまりよく分かってなかったりします。いささかフルパワー化にたいなもんですかね。取り方は簡単。長いペンチかプライヤーで挟んで強引に引っ張るだけです。ボンドで付いているだけなので簡単に取れますよ。
ついでにエアクリーナーの周りに張ってある網みたいな物もニッパーで全て切り取ってあります。あまり意味はは無いと思いますが…気は心というもので。

次回はタンクでも取って細部でも点検してみます。お楽しみに!




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インパルスの車検終了!

2006年06月16日 23時14分02秒 | 一般整備編
検査は何事も無く終わってきたので一安心。
問題だったチョークワイヤーについては気付かれなかったようです。
まぁこんな物切れていたって車検には関係ありませんが、勝手に修理されたらどうしようか軽く悩んでいました。
チョークワイヤーは軽く交換しましたのでここからは僕流の納車整備です。
冒頭の画像はドライブ側のスプロケットが隠れているケースを分解した所です。
僕が持っているガンマのスプロケが入るのではと思いバラしましたが微妙に形が違い入りませんでした。
バラしたついでですので12年分のチェーングリスの塊を灯油で洗いました。
と、言っても僕がやった訳ではなく、オーナー自ら白い手を真っ黒にしての作業です。女性でも自らの手で愛車を綺麗にしようとする姿は立派ですなぁ。
僕は後ろでコーヒー飲んで見てました…



これはエンジン前側の画像。しっかり洗ってもこのように薄汚れています。
ここもしっかりと水性シリコンでコーティングしました。



こちらは後部。やはり艶はありません。
今回はコーティング後の写真を撮り忘れていた為、全体の画像です。





ワイヤーを交換するついでに作業したため、ついでに見えないフレームやシート下までコーティングしました。ホイールなんて別物になりましたよ!やはり細部まで綺麗だと違いますね。これくらい一気に綺麗にしてしまえば後のメンテナンスもグッと楽になります。
しかし時間はなぜかかかりました。この時点で日付けは変わりかけています…。



これが完成写真です。外装を付けた後、僕がバフ掛けして、コーティングをしたのでほぼ新車のように蘇りました。やはり黒は磨くと別物になります。



塗装に背景が綺麗に写っていますね。自らの手で作業し、新車のようになった愛車を見てオーナーさんも大満足のご様子。僕としても深夜まで頑張ったかいがありました。
これからも大事に乗って下さいね!
































おまけ



自ら手を汚すオーナーさんです。
差し入れありがとうございました。

コメント (2)
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アクセルワイヤーを交換します

2006年06月13日 23時30分56秒 | 一般整備編
ブレーキやプラグなどの整備をサクッと終わらせいよいよワイヤー交換をします。
で、アクセルワイヤーのキャブ側を観察してみた所、どうやらキャブを外さなくては交換出来なさそうな空気が…。悩んでいても始まらないので外し始めました。

インパルスの場合はエアクリーナーボックスが後ろにずらせるのでめいっぱいまでずらしてみるとキャブが取れるくらいの隙間は確保できます。
キャブをある程度横に抜いたら古いワイヤーを全て外します。



ここまでバラしたのでキャブを観察。エアージェットとスロットルバルブが微妙に汚れていたので簡単に洗浄しました。
アクセルワイヤーは元あった場所を通るように交換し、キャブに付けます。が、キャブが外れた状態でもリンクに付けるのに苦労しました。
それが終わればアクセルの遊びを調整します。ここら辺は何回もやっているのでお手の物。さっさこ組んでエンジンかけてみます。
が!なんかエンジンの調子がおかしい!たまにマフラーはパンパンいってるし、何しろ吹けない!軽くパニくった僕はエキパイに手をやってみると、どうも3番と4番が点火してない感じが…
プラグを交換した時にプラグキャップを差し間違えただけでした。ワールドカップ見たさに焦っていたようです。
早速差し替ええエンジンに火をいれます。普通に吹けますね(汗
ここまでバラしてあるのでついでにキャブの同調を見てみました。



微妙にずれていますね。まあこれならまだましな方。
同調とは簡単に説明しますと、気筒ごとの負圧をそろえてあげる事です。
エンジンは気筒ごとにコンディションが微妙に違いますからそれが負圧となって現れます。それをキャブのスロットルで揃えてあげる訳です。
調整法はまずアイドリング状態で1番と2番のシリンダーの負圧をスロットルに付いている調整スクリューで合わせます。次は3番と4番、同じ事をして最後に1番と2番、3番と4番を真ん中のスクリューで調整します。最後アイドリングを規定値に合わせるだけです。初めての時から簡単にできましたよ。



こちらが調整後。元の状態はあまり悪くなかったので何が変わったかはあまり分かりません。まぁ気分的な物と言えばそれまで。
初めからもっとバラバラだったのなら調整後はスムーズに吹け上がるようになりますよ。
今ではバキュームゲージ1つにチューブを気筒ごとに分けるコックが付いた安い物も出ているので買っておいても損はしません。実はゲージ1つの方がゲージの個体差が無く正確とも言えます。しかしコックを開けたり閉めたりする手間が増えますが…。



調整が終わったので組み上げて終了。この時点で11時を回ってます。残念ながらワールドカップ、日本VSオーストラリアには間に合いませんでした。
次の日は検査に持って行きますが、その前に洗車しなくちゃ。




































おまけ



今回交換したヤマシダパッド。ヤフオクで買って来ました。
なんだかこのパッド臭いんですよ。なぜかは分かりませんが。
安いですがツーリング目的以外の使用はお勧めできません。
ナゼかって?それは買って試してもらえればすぐに…
コメント (5)
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