南信州のりもの倶楽部♪

エンジンの製作やオーバーホールのご依頼は msworksjapan@yahoo.co.jp から無料見積もりからどうぞ。

麓にはあららぎといふ村ありて、吾にかなしき名をぞとどむる

2015年05月31日 22時02分50秒 | 輸入横型エンジン編


今日はロングツーリングに行く予定だったんだが、
昨晩酒を飲み過ぎたのか体調が悪く、
飯田から権兵衛トンネル、南木曽経由で帰って来ちゃった。
距離は200キロいくかいかないかくらいのプチツーリング。
まぁゴリラに乗ってれば楽しいから良いんだけどね。

写真は南木曽と飯田を結ぶ大平峠の木曽見茶屋の展望台から撮影して、
手前の山の抜けに御嶽山があるんだけど写真じゃ分かんないなぁ。

で、毎回思うんだが標高が上がるとエンジンが吹けずバラつき、
気持ち良く走れないんだけど、
キャブセットは昔から変えてないから、いい加減再セッティングしなきゃいけないかも。
多分メインを100から95くらいに下げても良いかもしれないし、
最近よく思うんだが、キャブってこれから先一生使う物だから、
高くても良い物を買うのもアリなんだよねぇ。

今はOKOの30ミリを使ってるけど、
3万出しても良いキャブなら買う価値はあるのかもね。
今でも普通に走れるけど全開してもパワーが出る枠じゃないから、
PC20やPD22に一旦戻ってみて考えても良いのかも。
こんなキャブでも走れるのを口外してきたんだけど、
全開にするとパワーが落ちるから適正口径じゃないんだよなぁ。

まぁセッティングもやりたいんだけど、
今日は走りに行ったし明日からはまたコンプリートエンジンを製作するさ。
仕事終わりに毎晩作業してるんだけど、
部品洗浄が多いから全然進まないわ。

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道の星とジープミニ

2015年05月30日 20時32分07秒 | 輸入横型エンジン編


今日新型のロードスターが仕事で入庫したから、
早速オープンにして乗ってみたんだけど…

何て言うんだろう、良く出来すぎた車だから逆に面白くないと言うか、
まぁ今の癖の全く無い車が好きな人にならかなりアリなんだけど、
俺には何か違うんだよなぁ。

ワンタッチでオープンに出来たりシフトタイミングをいちいち教えてくれたり、
バックしようとすると気を効かせて軽くアイドルアップして、
操作性が上がりエンストしにくくなる。
まるで非の打ち所がない優等生みたいな感じかな。
例えるならスゲー可愛くて頭のよい女子生徒会長。

それに比べれば俺のジムニーは癖しかないような車だが何だが嫌いになれず、
変な奴なんだけど何でか知らんが気が合いずっと一緒にいるアホな連れみたいな感じかなぁ。

これを食い物に例えるとロードスターは、
そうは言ってもさほど高くはないし癖も無いしオシャレで誰にでも合うような、
イタリアンや少し身近な洋食みたいな感じなんだが、
幌のジムニーは、ほとんどの人からは市民権を得られないんだけど、
数少ない数パーセントの奴はヘビーユーザーになってしまう、
ラーメン二郎みたいな感じだろうか?

まぁこれは俺の少し腐った目で見てるから気にするインプレではないから、
気になったら試乗してあなたの澄んだ瞳で見てみよう。









今日は仕事が超忙しくバイク弄る気にもなれんくらい疲れていたんだが、
何でか知らんけどカブのジェネレーターカバーをバフってみた。

今回はいつもの手作業でシコシコ磨くのはやめて、
板金用のパテを研ぐダブルアクションのエアツールに、
100番程のペーパーでヘアラインを全て消して、
次は240番、400番と機械で磨き、
後は水研ぎしてバフってみたんだけど、
深いヘアライン傷が全て消えてしまってるから、
メッキのような鏡の仕上がりになった。
一応ばバフかけした感じはあるものの、
深い艶が出てくれたから、これをずっと維持したいもんだね。

で、明日は休みだからまたツーリングに行きたくなって、
ゴリラを運行前点検などしてチェーンを張ってグリスアップもしたから、
少し遠くに行ってみたいと思う。
まぁ500キロが限度だけど来週は走りに行けないから、
1日で走り貯めしておくさ。
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中華110ccもやってます

2015年05月29日 21時18分08秒 | 輸入横型エンジン編


今日も忙しかったなぁ。
まぁおかげなんだけどバイクいじる時間は無いし、
毎日ヘトヘトになるまで働いてからバイクいじるから進まない。
明日も土曜日だってのにもう予定はいっぱいで、
たぶん時間足りないだろうなぁ。

今日は山ちゃんに頼んでいたエンジンが上がってきた。
このエンジンは中華110ccでオーバーホールを頼まれていたもので、
俺がバラしてクランクの芯出しとケース類の剥離と磨きにシリンダーの耐熱塗装をして、
ベアリング交換を含めた組み立ては山ちゃんにお任せしていたんだけど、
このエンジンは初めてフルオーバーホールしたんだけど、
ここまでやるともう中華エンジンには見えないね。

このエンジンの場合チューニング的な事は出来なくて、
カムやヘッドは特殊だし一次側クラッチだから、
やるなら国産品に交換になっちゃうからやらないんだけど、
ほぼ新品限定だが写真のようにオーバーホールするなら1万円で受けている。

この場合ガスケットは再利用してベアリング代は別にさせてもらいたいんだが、
剥離だけでも見た目はかなり変わるし、
芯出しとベアリング交換で信頼性はかなり上がるし、
ここまでやっておけば腰上のチューニングなどは自分でやっても良いと思う。

このエンジンは腰上は国産の部品使えるから、
ヘッドをレギュラーヘッドやニュースタンダードヘッド入れても良いし、
スカットピストンにだって交換出来るから、
ベースとしてはかなり優秀。
腰下もスペシャルクラッチだって入るんだけど、
そこまでお金使う人は居ないかな。

でも安心して乗りたいとか、中華の見た目を国産みたいに変更したいとかなら、
このオーバーホールメニューはアリだと思うし、
このメニューの場合は遠心クラッチの中華110ccのためのようなもの。
カブにこのエンジン載せる人はなかなり多いんだけど、
初期オーバーホールはしてもらいたいし行った方が長く使えるからね。

そんな訳で我が倶楽部ではこんな事も始めたんだけど、
恐らくそんなに受注は入らないと思うからネタにしてしまった。
でも一応は排気量はあるエンジンだし、
遠心クラッチでも4速ロータリーとカブには持ってこい。

だからもし興味あったらどうぞ♪
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リアルが充実してるとはこう言う事だ

2015年05月28日 22時03分21秒 | 輸入横型エンジン編


鋭意制作中のWIN120。
丸いカバー付ければ終わりかなぁ、なんて思いながら、
ミニモトさんから買ったCDIって掘ってないカバーを開けたら、
何と真ん中の穴のネジが切ってない!

仕方ないから自分のを付けようかとも思ったが、
落として傷付いてるし、仕方なく新品が来るのを待つ事にした。

そんな訳で納期が少し遅れる事になりますので、
申し訳ないですがもうしばらくお待ち下さい。









少し手が空いたから引き続きコンプリートエンジンの製作にかかる。

まず1時間程でベースエンジンをバラバラにして、
剥離する物は脱脂をして剥離は今日ほとんど終わらせておいた。
だからこんな時間になっちゃったんだけど。

このエンジンもロンシンの125ccなんだけど、
ピストンもシリンダーも綺麗だし、
きっと少し走ってパワーの無さにガッカリして降ろしたんだろう。

説明には異音が出てるとか書いてあったけど、
致命的な故障と言えばクランクなんだけど全くガタは無いし、
怪しいかなぁと思ったのがタペットクリアランス。
でもこれでジャンク扱いならかなり当たりエンジンだ♪

このエンジン用の部品は全て揃ってるから、
ベアリングが届いたらクランクの芯出しをしてさっさと組み立てる。

けど、今日お客さんの会社に遊びに行ったらロンシンの125ccエンジンを持ってたらしく、
コンプリート製作をまた頼まれたからピストン以外の部品を揃えなければならない。

オイルフィルターローターを2つも削らなきゃだけど旋盤のチップが尽きそうだから買わなきゃだし、
ハイカムやガスケットやベアリングもまた新品頼まなきゃだし、
一時的な出費がかさむからコンプリートエンジン作りは、
俺の財布が暖かい時でないと無理だなぁ…









そしてこの間作り終えたコンプリートエンジンのセッティングもしてたりする。

低回転と高回転は最初からのセッティングで当たりだったんだけど、
中速でボコつくからニードルを買いに行ったら、
カタログには設定が無いらしく、
ピストンバルブでのセッティングになるけど高い割には外れたら嫌だから、
結局はPE24ではなく他のキャブに交換してもらう事にした。

PE28やPWKの方が部品買えるからセッティングは絶対出るし、
何なら22ミリのPDやCRミニだって4スト用みたいなもんだからセッティングは楽そうだもんなぁ。

ちなみにこれでバイパス走ったらメーター振り切って何キロ出てたか分からないが、
キャブが振れるとインシュレーターから2次エア吸って吹けないからインマニも交換になるけど、
PC20も持ってるみたいだからそれでセッティング出した方が絶対速いだろうねぇ。
PC20って4ミニの中じゃ永遠のスタンダードキャブだと思うわ。

今日は仕事も忙しい割には趣味の方も進んだし、
有意義な1日だったなぁ。
こう思える日が多かったら一年が長く感じると思うんだけど、
もう上半期は残り1ヶ月しかなく感じて、
つまり有意義じゃない日がまだ多いって事だな(笑)

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WIN120の組み立て その5

2015年05月27日 20時28分07秒 | 輸入横型エンジン編


実はもうほとんど終わってるWIN120なんだが、
せっかく写真撮りまくってあるのでネタにしておく。

上の写真はヘッドなんだけど、
バルブの擦り合わせが終わってたばかりのもので、
このエンジンはあまり走ってないようなので、
エキゾースト側のシートも比較的綺麗ですぐ擦り合わせが終わった。

ただエアクリーナーを装着しないで走るとここが凄く痛むから、
ファンネルとかは出来れば使ってもらいたくないねぇ。









前にピストンを買った時にこんな工具も買ってみた。

これはコッターを簡単に入れるインストーラーとリムーバー。

しかしこの工具はホント良いよ!
使ってみたらバルブスプリングコンプレッサーがアホらしく感じるくらいだ。









インストーラーはこんな形になっていて、
リテーナーの中にコッターを入れて、
バルブの傘側に付属のゴムシートを敷き、
インストーラーで押し込むだけでコキンと音がしてコッターがアッと言う間に入る優れもの。

外す時はリムーバーで同じように何度か押してるとコッターが外れる。

価格は2000円しないから、
欲しい方はマニアックモーターサイクルパーツさんからどうぞ♪









お次はカムなんだがWIN120のヘッドはベアリング交換の必要が無いため、
BREさんのカムがポンで入る。

写真は純正カムとの比較なんだけど、
右のBREカムと比べると純正がなんて大人しいか。
リフトも作用角も全く違うし純正のカムはオーバーラップが無く、
このヘッドには必ずBOSSのとこのカムを推薦している。
これで1本5000円しないんだけど、
在庫が尽きたら再販は分からないらしいから、
欲しいなら早めに購入しよう。








このカムはデコンプが付いてるから写真のようにデコンプキットも組んでおく。
けど!このデコンプは絶対信用しないように。


中華エンジンにはこのデコンプが入ってるんだけど、
キックスピンドルが曲がったロンシン125ccがゴロゴロとオークションに出てるように、
デコンプが裏切る時があって、そんな時に力一杯蹴るとアッサリ曲がってしまう。

何回も口酸っぱくして言ってるけど、
始動の時は必ず圧縮上死点から少し過ぎた所で蹴るではなく踏むこと。
ちゃんとこのポイントが分かれば軽く踏むだけで始動出来るし、
俺なんかはコツをマスターしてるから腕の力だけで始動出来るよ。









WIN120の場合カムスプロケットはインジェクションモンキーの純正を買わなくても、
穴を開けるだけで自分で作れる。

方法は写真のように真ん中の円の中心と合いマークを結ぶように真っ直ぐケガキ線を入れて、
反対の穴と同じ位置に同じ径の穴を開ければ完成。
簡単でしょ?

この穴は少しズレようが問題無く、
少し穴を大きめに開けておいても、
どうせバルタイは取るし出るんだから、
気にせず開けても大丈夫だし、
自身無かったらインジェクションモンキーのカムスプロケットを買えば良い。
1000円もしないんだけど簡単に作れるからチャレンジしてみよう。

そんな訳でヘッドはこんな感じで、
知ってれば臆する事は何も無い。

こう言う記事を見てさ、
簡単そうだからチャレンジしてみるかなぁ、なんて思う人が増えれば良いな。
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152FMI用ボアアップキット買ってみた

2015年05月26日 18時19分55秒 | 輸入横型エンジン編



また買い物しちゃった。

今回のブツは152FMI、まぁロンシン125cc用のボアアップキットで、
ボアは52.5ミリから56ミリに拡大になり、
排気量は140ccにまで大幅に上がる魅惑のキット。
パワーアップの近道はボアアップとよく言われるけど、
どんなパワーになるんだろうねぇ。









もしこの部品が安定的に手に入るようであれば、
このキット使ってコンプリートエンジンのメニューを増やしても良かったんだが大きな欠点があって、
それはヘッドが152FMIの純正を使うと、
圧縮比が上がりすぎてブローすると思う。
ハイオガソリンを入れてもダメなくらいの圧縮比なんでないかな?

そこで合わせるヘッドは中華150ccエンジンのビッグバルブヘッド。
スキッシュエリアの形状に大きな問題があるが、
このヘッドで圧縮比を下げればレギュラーガソリンでも大丈夫。

それとWIN120のヘッドなんかはスキッシュの形が良いから、
出来ればWIN120のヘッドを合わせてもらいたいかなぁ。
俺はWIN120のヘッド何個か持ってるから、
当然そのヘッドで組みたいんだけど、
多分今年のシーズン中は無理だろうなぁ。

ちなみにこのピストンは径が13ミリのため、
タイガーエンジンや中華138cc(実質127cc)やWIN120みたいな、
14ミリピストンピンのエンジンには使えないのであしからず。







今日はWIN120の組み立ての他に、
コンプリートエンジンを搭載したバイクの配線加工なんかもしていた。
6Vから12Vへコンバートされていたんだけど、
ジェネレーターを国産品使ったし、
後で外しても配線が簡単なようにカブのギボシタイプと同じにしておいた。

配線が終わりジェネレーターローターを付けキックしたらアッサリと始動。
アイドリング調整して少し走ったら中回転で濃かったからニードルで薄くしたまでで今回は終わり。
次はメインを合わせれば納車出来るくらいまでにはなるかな。

しかしこのエンジンは圧縮比を上げてあるし、
ペダルも短いのもあって始動が難しい。
ペダルを長くして始動方法知らない人が蹴ったら、
キックスピンドルが捥げるだろうね。
それくらい重い。

しかし少しだけ走れたけど、
かなり手前味噌な発言だがこのエンジンはやっぱり良いわ。
これでベースエンジン代込み4万とか安いし、
国産エンジンをベースに4万突っ込んでもこのパフォーマンスには絶対ならないからねぇ。
次からはピストンが変わるから4万5千円になるけど、
ステップカットピストンリングになり付加価値は上がるし、
密閉度も上がるが始動が難しそうだね。

まぁこのコンプリートエンジン作りに関しては仲間のための慈善事業みたいなもんだから、
喜んで乗ってもらえればそれで良いさ。
今回はエンジン代のみで載せ替えやキャブセッティングとその他の加工はおまけ。
だから俺がバイク屋始めてもすぐ赤字閉店になるわ(笑)

そんな訳で今日は色々出来たし、
今週中には次のオーバーホールとコンプリート作りが始められるかな。
また2機同時進行か…
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WIN120の組み立て その4

2015年05月25日 21時21分58秒 | 輸入横型エンジン編
今日も仕事が超忙しく趣味に時間が使えないんだが、
今日もエンジンを少しだけ進めてみた。









まずバルブ。

擦り合わせをする前にボール盤を使ってカーボンを落とし磨いておく。

前にレギュラーヘッドのバルブを磨いた事があるけど、
アレはかなりピカピカになったんだけど、
中華エンジンのバルブは表面の熱処理だかが強いため、
鏡みたいにはならないけど仕方ないかな。









続いてヘッド。

俺が中華エンジンを作る場合は本来ならポート研磨をしない。
そもそもポートが広すぎると考えているし、
削ったとしてもバリ取りくらいなんだけど、
このヘッドは吸気側のポートが広い場所からいきなり狭くなってるから、
そこだけ慣らしておく。









広いポートから徐々に狭くなるように慣らして終わり。
他は一切削る事もないし、排気側こそ広めるとトルクが落ちるから、
軽く慣らして終わりにしておく。









ヘッドとシリンダーは塗装がされてなかったから剥離はしなかったんだけど、
洗浄して完全に脱脂したらペネトンやCRCを吹いて、
綺麗な油分で覆って手垢や汚れたオイルを吸わないよう処理する。

これはブラストした時と同じで、
脱脂が終わった金属面はスポンジみたくオイルなどを吸ってしまうため、
そのスポンジに綺麗なオイルで満たして汚れにくくする。










ピストンなんだけどあまり走ってないみたいで傷は無かった。
だから今のうちにスカートの尖りをペーパーで慣らしてやる。

この作業は新品のピストンを入れる時は必ず行うこと。
たったこれだけの手間でピストンとシリンダーの寿命に大きな差が出るからね。





今日はもう少しだけ進めたんだけど、
疲れたからまた明日にするわ。
働き過ぎて頭がクラクラする…
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WIN120の組み立て その3

2015年05月24日 20時31分51秒 | 輸入横型エンジン編


今日は日曜で休みなんだが実家で田植えの手伝い、
してたら、隣の田んぼで作業していたオッサンに女性に間違えられた。
こんなに男子力あるのに、そんなに女っぽいかなぁ…


で、昨日なんだが仕事が終わってから少しだけWIN120を組んでいた。
前にクラッチを組みたてていたんだが何かおかしくて、
色々試していたんだが、









クラッチスプリングを締めた時に写真のようにクラッチ板が上がらず、
クラッチが切れないままになってしまった事があった。

ただクラッチ板の位置をちゃんとすれば問題無いんだけど、
知らない人がそのまま組んで走り出したらクラッチ壊れるだろうなぁ。








クラッチを正しく組めたら軽量化したオイルフィルターローターもロックナットで締める。

このローターはクランク左のジェネレーターローターと同じくらいの重さで、
左右の重量バランスを取ってるみたいなんだが、
クランクがこんなに重いと1次側クラッチエンジンと吹けのフィーリングは変わらない。
しかもこのローターはかなり偏心してるから、
軽量化すると振動は減るし吹けは軽くなる。

だけどジェネレーターローターも偏芯してるようなもんだから、
次はジェネレーターローターのスタティックバランスくらいは取れるように、
何らかの治具は作りたいね。

タイヤのスタティックバランス取るのは簡単だから、
そんな感じでバランス取れたらなぁ。









オイルフィルターローターのドライバーで指している部分には小さな穴が空いていて、
この穴からクランクの根元に付いてるギア類にオイルかけて潤滑している。

だからこの穴が詰まってないか組む時に確認しておこう。









ローターに蓋をしたら緩まないようキツく締めてクラッチ側は終わり。

ちなみにオイルフィルターローターの仕組みなんだが、
中心の穴からオイルが供給されるとローターの遠心力でオイル中のゴミなどが遠心分離され、
濾過されたオイルがクランクの中心に向かっていく。

だからオイルフィルターローターの中は定期的に清掃したいんだが、
このローターの中が不純物でパンパンになるって事はあまり無いかなぁ。









エンジンの左側もサクサク組んでいく。

こっちは特にポイントは無いんだけど、
オイルシール類は新品を最後に付けるくらいかな。

ジェネレーターも最後に組めば問題無い。









ワタクシが組んだエンジンには必ずオイルドレンボルトをマグドレンにしてやる。

まぁ100均で買ってきた強力な磁石を付けるだけなんだけど、
たった1000キロ走るだけでもかなり鉄粉が着くから、
オイル交換の時は掃除してもらいたいね。

ここまでで腰下はほぼ終わり。

早い人ならこんなに時間かからないんだけど、
腰下さえ終われば後は簡単、な訳は無いけど、
来週には終わりそうかな。


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忙しいを言い訳にするな!と、昔教わったが忙しいのが暇には変わらない

2015年05月23日 20時50分34秒 | 輸入横型エンジン編


今日も超忙しくほとんど進まず終い。
WIN120の腰下は終わらせたけど、これはまた後日にして、サンダーのブラシを買ってみた。

親父の代からのサンダーだから刃の中心のサイズが違ってたり、
とにかく古い品だけどブラシは未だ買えるんだね。

ブラシを交換したら復活したからジェネレーターカバーを切ってみたが、
写真忘れた。









このエンジンはこれからワタクシの手でこれからコンプリートエンジンになるベース。

これ以外にフルオーバーホールするエンジンもあったりして、
趣味の依頼が多いからホントにありがたいよね。

だから今日もエンジンを作ったけど、
クラッチ側組むだけで時間使いまくったから、
俺もまだまだたなぁ…

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何も出来ない日もあるさ

2015年05月22日 22時17分55秒 | 輸入横型エンジン編


いやぁ、忙しい。
その代わりにやる事は溜まっていくしで自分のバイクは何も出来ず洗車も出来ないのが切ないねぇ。

これは2機目に作ったコンプリートエンジンで、
あとはジェネの配線をすればエンジンはかかるんだが、
ジェネレーターカバーを取り付けようとサンダーでカットしていたら、
サンダーのブラシが終わり進まないとか、
世の中上手くいかないように出来ているわ。

しかし自分がプロデュースしたエンジンがこんなに売れていくとか、昔は少しも考えなかった。
正直年に1機出れば良いかな、くらいの考えだったが、
エンジンの交換は出来るくらいの方の手助けになれてる感じがして、
なんだかありがたいね。
欲を言えば在庫を作るまでにはしておきたいんだが、
何せ1人で全て手作りしてるもんだから無理な話かな。

これからなんだが早くも中華107ccエンジンのフルオーバーホールと、
コンプリート作りが入ってしまっているから、
自分のゴリラのホイール交換とか、
ジムニー用に新しく買ったフェンダーカバー取り付けすら出来ない。
本業もこれから忙しくなるから夜鍋しての作業になるけど、
冗談抜きで週イチでエンジン完成させないとならなくなるかもしれないなぁ。
これじゃ深酒もできないなぁ。


そんな訳で何も出来ない日もあるんだけど、
暖かい目で見てくれたらなぁ、と思っております。

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新しいピストン買ってみた

2015年05月21日 23時53分28秒 | 輸入横型エンジン編
まずお詫びから。

コメントを沢山いただいとりますが返信出来ず申し訳無いです。
もう少し暇が出来ればまとめてお返しするのでお願いします。









新しいピストンを買ってみたので紹介してみる。

ロンシンのエンジンは右のトップが凹んでいるピストンを使用していて、
この凹みで圧縮比を良い感じに調整している。
それに全世界で販売されてるようなエンジンで、
ガソリンのオクタン価が安定していない国なんかもあるから、
それに合わせて圧縮比を低めに設定されてるんだと思うんだが、
日本のガソリンはオクタン価は安定しているし、
それにオクタン価が高いハイオクもあるから、
この凹んだピストンだと圧縮比が低いんだよね。

そこで使うのが中華110ccエンジンに使われてるトップがあまり凹んでない左のピストン。
これを使って組むと圧縮比はかなり上がるんだけど、
自分で試したけどレギュラーガソリンでもブローする事は無いくらいの圧縮比になり、
これにハイカムと軽量オイルファイターローターを合わせて組んだエンジンが、
ウチのコンプリートエンジンの始まり。

素組みのタイガーエンジンやWIN120よりは全然パワーはあるし軽く吹けて、
さらに一番使う低中速も悪くない、
今まで組んだ中華エンジンの中でも最高の組み合わせだと思えるエンジンで、
去年の終わりからこの間クラッチトラブルでブローするまで、
耐久テストもしたけど気に入り過ぎて走り過ぎたくらい走ったなぁ。
オイル交換を何回したか分からないくらい走った。

今まで2機の南信州のりもの倶楽部コンプリートエンジンを納めたけど、
ウチでストックしていた中華110ccピストンは入れる事が出来たが在庫が無くなり、
今回買ったピストンが写真左のピストンって訳。









近くで撮影するとボケるからこれが限界なんだが、
ヤフオクで売られているステップカットピストンリングが付いたピストンで、
径は52.4ミリで価格は4400円。
ピストンリングは機密性の高いリングで、
さらにトップリングはダブルになってて、機密性は申し分ないレベル。
今日ロンシンのシリンダーに入れてみたけど何ら問題無いから、
これからはこのピストンを使ってコンプリートを作る事になる。

ただ今までのコンプリートは在庫のピストンを使ったから4万で良かったんだけど、
このピストンだと元の価格に送料と振り込み手数料もかかる事になってしまうんだが、
5千円アップくらいの値上げしかしたくないから、
これからは45000円で作る事になるけどご了承願いたい。

ベースエンジンにチューニングパーツ、
ガスケットやオイルシールや消耗品は全て新品にして、
クランクの芯出しもしてシリンダーのオイル通路を適正化し、
周りに施されたシルバーの塗装を剥離やブラストで落とし、
フルオーバーホールしたエンジン。

正直このエンジン作るのは慈善事業みたいなもんだけど、
ブログユーザー向けにしか作ってないし、
エンジンはいじれないけど安価で、
10万かけた国産エンジンより速くしたい、なんて方にはオススメかな。

ちなみにヤフオクでこのピストンを検索する場合は 52.4 ピストン で探すと出て来るよ。
ワタクシは今回2つピストン買ったくらいだから、
自分で組める方は是非どうぞ♪


コメント (8)
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WIN120の組み立て その2

2015年05月20日 21時34分44秒 | 輸入横型エンジン編


WIN120の組み立てを行っているんだが、
夢中になって組んでたら写真が少なくなるけどスマン。

写真はシフトドラムストッパーで、
俺が中華エンジンを組む時はこの部品を国産の新品に交換して、
アーム類の調整をしている。

中華エンジンのミッショントラブルの原因はだいたいここで、
ストッパーアームとチェンジペダルの調整で直るエンジンもあるけど、
ギアがどうしても飛ぶ場合はこの部品交換で終わり。
たかが数百円でこんな体感出来る部品も無いから、
アーム類の調整だけでも必ずやっておこう。
横方向の接触が無いようアームを軽く曲げるだけだから簡単だよ。










今回はここまで。

写真には無いがオイルポンプをバラして異常が無いか見たり、
クラッチがちゃんと組めなかったりで結局はここまでしか出来なかったなぁ。

まぁ仕事もあるからなかなか進まないんだが、
仕事暇になると我が倶楽部は壊滅だもの。

そのバランスはホント大事だな。
コメント (2)
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WIN120の組み立て その1

2015年05月18日 21時19分20秒 | 輸入横型エンジン編


今日は多忙だったんだが、やっとWIN120の組み立てを始めてられた。

まずはケースをパーツクリーナーで洗ってから新品のベアリングを打ち込んでいく。









このエンジンは1ヶ所だけニードルベアリングが使われてるんだけと、
ここはクラッチ側とツライチになるように入れればOK。

それと、ミッションのベアリングは普通に使うなら1番安いオープンベアリングが良いよ。
C3とかL1C3とかだとわざとクリアランスを作ってあるから、
アレはエンジンをしっかり暖気するような人用。
通勤やツーリングなどに使うなら普通のオープンで十分だよ。









左側ケースにミッションやクランクやキックスピンドルを入れていき、
新品のガスケットにオイルをタップリ塗って右側ケースで閉じる。

ミッションにはワッシャーが入ってたり入ってなかったりするけど、
元通りに入れれば問題ないし、
ケースをしっかり閉じた時にスラスト方向にあまりにガタが多いようならワッシャーを足しても良いが、
元通りに組めばだいたいは大丈夫。

逆にケース閉じたらミッションの回転に抵抗があったりするとワッシャーの位置を間違えたりしてるから、
ケースを閉じたら必ずスラスト方向のガタを確認する事。









これはまだケースのボルトを締めてない状態なんだけど、
中国人の組み間違いでキックの遊びが多かったりする場合がある。

だからこの時点でシャフトを回してみて、
遊びが多いようならまたケース割ってスピンドルギアの位置を調整してあげる。

このエンジンは大丈夫だったが実際に遊びが多過ぎて指導困難→ケッチン食らう→プライマリギアのベアリングが砕ける、
みたいなエンジンを見てきたからプライマリキックのエンジンは必ず確認しよう。









キックを確認してミッションやクランクが軽く回るか確認したらボルトを締めるんだけど、
このエンジンはケースのガスケットにモンキーの純正を使ったため、
張り出したガスケットがコンロッドに当たっていたため切り落とした。
ミニモトさんで売ってるガスケットは大丈夫なんだけどね。

ちなみにケースのボルトは長さが微妙に違うけど、
下の3本は同じ長さのを使用し、
あとは適当に入れてみてボルトの締め幅が同じになるようなボルトを選んで使えば良いだけ。
クラッチカバーも同じだから、例えボルトが混ざっても全く平気なんだ。

ケースのボルトを締める時はクランクやミッションを回して抵抗が無いか確認しながら締める。
とにかく部品を入れては確認するの連続だから、
未だに組み立ては緊張しながらやってるわ。









そんな訳で今日はここまで。
結局は腰下しか組めなかったが明日はクラッチ側やカムチェーンテンショナーなどの腰中を組めれば半分程は終わりかな。

エンジンの組み立てはとにかく確認が全て。
ベアリングにオイル足したかとか抵抗は無いかとか組んではいちいち確認するんだけど、
エンジン組み終わってからミッションのワッシャー忘れたとが絶対嫌でしょ。
だからちゃんと組んでると凄い時間使うんだよなぁ。

レバレート6千円だとして3万がフルオーバーホールの手間賃のみ代だと逆算すると指数5時間。
たった5時間で分解組み立てや芯出しや剥離に洗浄や磨きなんて無理じゃん(笑)

まぁでも逆に街のバイク屋さんは俺より腕前に決まってるから、
単気筒のクランクの芯出しくらいは必ず出来るみたいだし、
田舎にあるバイク屋さんでも俺より素晴らしい仕事するんだろうなぁ。

芯出しも俺みたく何回も叩かずたかが数回で0.01ミリを出すんだろうなぁ。
横型エンジンを実際2時間半ちょいでオーバーホールするんだろうなぁ、
だってお金取ってるプロだし。

やはり俺みたいなど素人がバイク屋とかやっちゃダメなのが良く分かったわ。
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こんな素晴らしい環境で育ったこそが俺の自慢

2015年05月17日 22時10分09秒 | オートバイの無い生活


今日は何も予定が無く、岐阜方面にでもツーリングに行こうと思ったんだけど、
午前中は風が冷たくさほど暖かくなかったから、
結局は実家に寄って梅取りの手伝いをしていた。

写真は実家から見える中央アルプスなんだが、
写真中央のカール状の場所に5ヶ所突き出た所があって、
雪が溶けて5つの点がしっかり見えるようになると田植えの時期となる。
5人坊主と呼ばれる雪形で写真だと白く光って見えないが、
今日はもうしっかり確認出来たから田植え始めても良いんだが、
しろかきが終わってないから来週から始めるみたい。

ちなみに5人坊主で画像検索するとちゃんとした写真があるから、
興味あるなら見てみよう。









大量の毛虫と戯れながら梅を収穫していたら、
足元に蛇苺が群生していたから何故か撮影してみた。

毛虫と戯れるとか意味分かんないだろうが、
今日も見たが100匹とかの単位でかたまって普通にいる。

昔は見るのも嫌だったが今じゃ当たり前すぎて驚きもしないし、
薪割りしてるとゴキブリが一斉に出てくるけど当たり前だし、
日本にいる蜘蛛はセアカコケグモ以外はたいした事ないから平気。

だいたいゴキブリなんて不衛生なだけで無害だし、
身の回りには細菌なんかわんさかおる。
ブルーチーズのカビや納豆の納豆菌は平気で虫はダメとかの方が疑問だ。
病原菌やウィルスだってあなたの顔に何万と着いてるよ。
要は考え方と慣れだ(笑)


蛇苺は食べるとお腹が痛くなるから食うなと言われたが、
蛇苺の名誉?のために言っておくが決して食えない物ではない。
ただ無味なうえ酸っぱいだけで食う価値は無いと思っておいて良いと思うよ。

ただ蛇苺には意外な効能があるみたいで、
蛇苺を焼酎で漬けたものを作っておくと、
虫に刺された時の痒み止めになるらしい

しかし昔の人は使い道が分からなかったらとりあえず焼酎に漬けてみるか♪的な発想が好きだよな。
実家には未だマムシの焼酎漬けがあるけど、
怪我した時に爺ちゃんに塗られたことあるけどスゲぇ臭いし、
効いてるかイマイチ分かんないし、
酒飲みの俺でもアレだけはテイスティングした事無いからねぇ。

親父いわく毒はアルコールで中和されるとか言ってたが、
じゃあマムシに噛まれたら即宴会開いて二日酔いになるまで酒飲めば良いと言う事になってしまうではないか。
俺なら病院に行って血清を打ってもらうわ。

まぁ冷静になって調べたら一応は滋養強壮があるらしく、
でもあんな物飲めねぇよなぁ。
そもそも酒飲むと元気になる前に眠くなるし。



そんな訳で今日はツーリングにも行かず実家で野良仕事して飯食って昼寝して終わり。
でも気分的には充電出来た感じだから、
また明日からエンジン作りを頑張るかな。


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ロンシン125ccヘッドにBRE製カムを組んでみる

2015年05月16日 15時31分32秒 | 輸入横型エンジン編


今日はハイカムの組み込み依頼のあるヘッドを行ってみた。
バルブがブローしてしまったらしく、
ついでにハイカムまで入れる比較的簡単な作業。

まずはともあれヘッドを洗浄し、バルブスプリングシートを外しておく。









送ってもらった新品のバルブなんだが、
少し前の中華エンジンはバルブの傘の部分がもっと尖っていたんだけど、
最近のはハイカムを組みやすくするためか、
先が丸みをおびていて小径化されている。

本来なら旋盤で削って小径化すんるだけど、
このバルブはその必要が無いみたいだね。









カムの小さい方のベアリングを中華エンジンに元から使われているベアリングに交換する。

ちなみにこのカムは連休にBREさんで買って来たオリジナルのハイカム。
俺だけでもう5本以上買ってて、かなりなヘビーユーザーだ(笑)









お次はバルブの擦り合わせ。
ウチではドリルと自作のアタッチメントで擦り合わせをするからすぐ終わる。

だけど今回はエキゾースト側のシートが痛んでいたから、
しっかりと擦り合わせしておいた。









仮組みでバルブ同士のクリアランスを点検してみたら、
1ミリ以上空いてるので問題はなし。

それと組み終わったらバルブスプリングが底突きしないかも点検するんだけど、
カムがちゃんと回転するなら大丈夫。
底突きしてるとカムが回らないから、
他のバルブスプリングに交換になるが、
俺が見てきた限り中華エンジンのほとんどは大丈夫かな。














組み終わったら最後にタペットクリアランスを調整して終わり。
バルブが小径されてるのなら簡単なのだ。

今はハイカムと一緒にこのバルブとセットで出てるから、
それを買って自分で組めれば良いし、
このようにヘッドだけになってれば、
部品を用意してもらうの限定で俺が組んでも良いかなと思ってる。
まぁブログユーザー限定みたいなもんだし、
多分このブログ見てる人ってだいたい自分で出来る人がほとんどだ。
逆にバイク屋さんに持って行くとたいがい断られるし、
良い顔で仕事してもらえなかったりするが、
俺の場合も、もしブローされても責任は取らない。
だってバルタイ調整するのは俺じゃないもんねぇ。

実はこの普通の中華エンジンヘッドにBREさんのカムを組むのは2回目なんだが、
エンジンかけて走るのは初めてになると思う。
それにこのヘッドに合わせるピストンは中華110ccの高圧縮ピストン。
カムのリフト量から計算するとノーマルの厚いガスケットなら大丈夫だけど、
メタルガスケットだとバルブとピストンが当たりブローするくらいのスレスレな組み合わせだが、
この組み合わせのエンジンで走りまくり気に入ってコンプリート製作をを考えたくらい面白いエンジン。

この組み合わせで最初からエンジンを売ってたら中華エンジンスゲぇって事になるんだが、
今の中国人の組み立て技術じゃまだ無理だろうねぇ。

コメント (9)
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