【シンクロナイズド・ペリカン2】
写真の光景を見たとき、わが目を疑いました。
夕方のナクル湖には、いくつかのペリカンのグループが泳いでいました。
写真の下のグループ、名古屋名物手羽先をま~るく並べたようになっていますが、
この一瞬前まで、左から右に向かって、
写真上のグループのように、まとまって普通に泳いでいたのです。
突然、みんなでま~るく輪になって、水中にジャボッと頭を入れる。
全員のこのような手羽先状態・・・・笑。
そして、水面から首を上げると、再びグループで泳ぎ始める。
ガイドのジョンさんに聞きました。
昌「あれは、何をしてるの?」
J「みんなで同時に、漁をしてる」
昌「エエ~~~!凄い!ペリカン凄い!クジラとおんなじ!」
J「魚を食べる可能性が増えますネ!」
もの凄いショックでした。
ペリカンごときが・・・・・!(笑)
あんなに、頭が小さくて脳みそも小さいだろうに・・・・!
大自然の神秘を感じると同時に、
人間の傲慢さを思いました。
人間は、地球上で自分がいちばん偉いと思っている。
そして、地球を思いのままに支配してもいいと思っている。
自分勝手に国ごとに地球に線引きをし、
伐採し、掘り返し、コンクリートで覆い、
化石燃料がなくなるからと、禁じ手かも知れない原子力を使い
地球をメチャクチャにしつつある、人類。
もう後戻りはできないのか?
ああ~!