マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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フューチャーキッズ・プロジェクト~1~

2011年04月05日 20時14分21秒 | 2011アフリカ旅行

3週間のアフリカの旅から昨日(4月4日)帰国しました。

今、オイラの顔は真っ黒~~オ!
アフリカ人のようです~!笑

いろいろ感じたことを書きますね~!
写真もいっぱい紹介します。


【旅の目的】

1)ケニアとタンザニアをジープ移動して野生動物を見る。

2)マダガスカルに移動してバオバブを見る。

3)ナイロビの世界最大のスラムと言われる、キベラスラムのフューチャーキッズ・プロジェクトとマゴソスクールを訪問して子供たちと音楽を共有する

地震直後の出発にはためらいがありました。

「こんなに辛い状況で出発していいのだろうか?“自粛”すべきではないか?」
「後ろ指をさされるのではないか?」と・・・・・。

でも、旅行会社にはずっと前に費用をすべて払っているし、
自分が“自粛”したところで状況は何もよくならないし。

「私たちは行けないけどマサさんは行って、いい曲を作曲してください。
そして私たちに楽しい報告をお願いします!」

と励ましてくださった仙台の友人もいて、吹っ切れました。


さて、アフリカの旅行レポート第1回目は、フューチャーキッズ・プロジェクト!


【石川晶さん】

ぼくが、エレクトーンプレーヤーとして活動を始めてすぐのころ、
何度も共演していただいた石川晶さん(Dr)の話から始めたいと思います。

石川さんは、カウントバッファローのリーダー。
NHKの音楽番組ワンツードン“石川のおじちゃん”として覚えていらっしゃる方も多いと思います。
ヤマハの講師さんにも、リズムの研修を受けられた方が多いハズ。

エレクトーンプレーヤーとして駆け出しのぼくは、
石川さんに、いろんなアドバイスをもらいました。

「松田君ね~!ミュージシャンは、引っ込み思案じゃだめ!」
「俺が俺が!って自己主張があった方がいいんだよ!」
と叱咤激励されたり・・・・。

「松田君のフレーズはね、鍵盤を弾いてても息使いが感じられるの!」
「それがゴキゲンなんだよな~!」
と褒めてもらったり・・・・。

パーカッション奏者数人のコンサートにエレクトーンで使ってくださったり・・・。

家に遊びに行って、奥様手作りのハンバーグを頂いたり・・・。

公私とも本当にお世話になりました。


【フューチャーキッズ・プロジェクト】

石川晶さんはアフリカが大好きで、風貌もアフリカ風!
恵比寿にピガピガというアフリカ音楽を聞けるレストランを作り、
最後にはナイロビに住んじゃわれました。

そして、ナイロビのキベラスラムに住む子供たちに、

音楽活動をすることでシンナーをやめ、生きる喜びをつかんでほしい!という願いから、
フューチャーキッズ・プロジェクトを立ち上げられました。

その後、石川晶さんは亡くなられましたが、
長男の和博さんが遺志を継いで活動を続けていらっしゃいます。

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フューチャーキッズ・プロジェクト


写真は、キベラスラム近くの小さな病院の敷地を借りて、
毎週土曜日に行われるフューチャー・キッズの活動。

子供たちは元気に歌ってくれました。

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フューチャーキッズ・プロジェクト~2~

2011年04月05日 20時10分04秒 | 2011アフリカ旅行

子供たちの歌が終わったところで、石川和博さんが、ぼくを紹介してくださいました。

和博さんは、日本のテレビ局がアフリカのドキュメンタリー番組を作る時の
コーディネーターのお仕事をなさっていて、
きっとぼくたちも普段番組を見ていると思います。


【マサさん登場~!】

「ぼくは日本から来ました」

「ドラマーだった石川さんのお父さんに、とてもお世話になりました」

「石川さんといっしょに演奏したアフリカの曲、“マライカ”を演奏します」


石川晶さんに感謝の思いを込めて日本から持参のアンプにピアニカをつないで

“マライカ”を演奏。

ぼくは落涙寸前!

もちろん子供たちが喜ぶように、エンディングでは循環呼吸を使った大盛り上がり。


【象を知らないアフリカの子】

その後、一発芸“ホースでゾウさん”をやったが、
子供たちの反応はイマイチ・・・?

「子供たちはスラムから殆ど出たことがないので、象を知らないのだと思います」
と、和博さん。

アフリカの子供が象を知らない・・・・・・・!愕然としました。

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