マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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中学生日記~その3~音楽打合せ

2006年08月31日 04時18分11秒 | 日記
今日は、演出家の磯部さんと音楽の最終打合せ。
どのシーンにどんな音楽を入れるか?
お互いの意見調整をした。

全部で18曲に決定。
30分のドラマにしては多い方だと思う。

その後、近所の「いわむら」で夕飯を食べた後うたた寝・・・・・
12時頃起き出した。
こういう昼夜逆転生活は良くないと思うが、
大学が夏休みだから、まだいいのカモ?(笑)

写真は、バイオの画面。
音楽制作のメモ。

松本淳一先生集中講義(名古屋音大)

2006年08月30日 03時08分09秒 | 日記
今日は、名古屋音大に特別講師として来ていただいている、松本淳一先生の集中講義だった。
2時間の講義の後、数人の個人レッスンをしていただいた。

講義には、必修の年次以外の学生、同朋高校の電子オルガンの学生など、
沢山聴講に来ていた。

明日、明後日と、3日間ぶっ続け。
ご苦労様~!よろしくお願いしま~す!

ということで、
今日は、松本淳一先生、水野義子先生、吉澤智恵先生と4人で
「うなぎ」を食べに行きました。

うざく・・・・うまき・・・・しらやき・・・・ひつまぶし・・・・
さすが、老舗の蓬莱軒!
おいしかった~~~~~~~~~!

そういえば・・・・
昔、こんな間違いを犯したエレクトーンプレーヤーがいたらしい。
彼は、「ひつまぶし」を知らなかった。
メニューを見て、2つ目の「つ」と3つ目の「ま」の順序を間違えて読んだ。
そして・・・・・きっと、オーダーしてから時間のかかるモノなんだろうな~?
ウナギは注文してから焼いた方が旨いと言うし・・・・・・
と勝手に理解して・・・大きな声で言ったらしい。
「すみませ~ん!『ヒマつぶし』くださ~い!」

4年前まで宝塚、今は名古屋在住、最近ピアニカにハマっている男性らしい・・・・笑。

チャンチャン!


中学生日記作曲~その2~

2006年08月29日 03時32分33秒 | 日記


中学生日記の作曲の参考にするため、
『誰にも言えない』前後編のビデオを知人に借りて観た。

男子中学生が先輩から性的虐待を受け、
学校にも行けなくなるくらい苦しむが、
彼を愛する同級生や担任の先生の愛情ある支えによって乗り切っていく、
というストーリー。

いろんな人の葛藤がうまく描かれている。
素晴らしいと思った。
なかなかの出来だ!

音楽も素晴らしかった。

ボクが作曲する9月11日放送の『神様の住む島』の完成した映像を、
きのうNHKからもらった。

がんばんなきゃ~!(笑)


ピアニカとアンパンマン

2006年08月27日 01時01分27秒 | 日記
今日は、ヤマハ目黒センターで、10月にある成世昌平リサイタルのリハーサル。
ボーカルの成世昌平、ピアノの佐山雅弘と3人。
ちょっと早いが、3人が集まれるチャンスがなかなかナイのだ~!

佐山さんは平野レミさんのアルバムのトラックダウンを朝までやっていたとかで、眠りねこ状態だった(笑)。
「エエ出来やで~!『孤独』、曲もマサさんのピアニカも良かったワ~!」
と褒めてくれた。
ヤッタ~~~~~~!

その後、1時半からは、ピアニカ初心者クラスのグループレッスン。
このクラスは先月開講したのだが、みんな上手なので第1回目のレッスンの途中から、中級クラスに格上げ!(笑)
先月は、『サザエさん』、今月は『子象の行進』のアンサンブル譜を配った。

レッスン内容は、
1, 基礎練習ロングトーン
2, ウラ拍アクセント練習
3, ビブラートについて
4, ベンドのかけかた
5, ブルース・フィーリングのアドリブ入門
6,『サザエさん』と『子象の行進』をアンサンブルで演奏

なかなか盛りだくさんナリ~~~!
みんな楽しそうに吹いていてくれた。

その後は、個人レッスン。

ピアノ(チェルニー)やエレクトーングレードの初見のレッスンだった人
素敵なオリジナル(ステージア用。ちょっと東洋テイスト)が完成した人
音程やコードネームなど基礎的なことを厳しくレッスンしている人(中国からの留学生)
秋に開催するご自分のピアノコンサートに向けてのアレンジを聴かせてもらった人

ホントにさまざまな人がいます。
こちらも、
エレクトーンの先生、ピアノの先生、ピアニカの先生、作曲の先生・・・・・・
いろんな先生にヘンシ~~~~~ン!笑
いやいや、結局は音楽なんだから、同じなんだけど・・・・・。

写真は、ボクの携帯・・・・・・・・

ピアニカとアンパンマン!
どちらも頂き物です・・・・・・笑



寝覚めの脳

2006年08月25日 08時15分57秒 | 日記

目が覚めた

神島のメロディーが聞こえる

おとつい生まれ
きのう一日、耳の中で鳴り続けたメロディー
そのメロディーといっしょに目が覚めた

左脇腹を下にして
まだ目を開けないでいながら
ゆったりした気持ちで
神島のメロディーを心の中で歌う

気持いい

すべてを肯定するようなこの感じは
何なのだろう?



ときどき

目覚めたばかりの脳は
とても純粋なのではないか?
と思うことがある

生まれてから覚えた
いろいろなことをまだ思い出さない脳

生きていく上では必要な利害に対する考えや、
愛や憎しみに想いを巡らす前の
純粋な脳

その状態でメロディーを歌えたのが
とても気持ちよかった

歌うといっても声は出さないから
聴くのと同じ



そして思った

そうだ!
自分の人生の最後もこれでいこう!

薄れてゆく意識の中で
自分のために、歌う歌

最後の深い一息を吐くときに
人のために、歌う歌

死ぬまでに
出会いたい!



NHK「中学生日記」作曲

2006年08月24日 00時16分33秒 | 日記
9月11日夜7時からの、「中学生日記」~神様の住む島~
観てくださいね~!
現在、作曲進行中で~~~~~す!

今回は、NHKから、「是非!ピアニカを使って作曲して欲しい!」
という、うれしい依頼を受けました(ニコニコ!)。

ドラマは、三島由紀夫の「潮騒」のモデルになった、神島が舞台。
「中学生日記」の台本を読むと、

親友と思っていた友人に裏切られ傷ついた名古屋の少女が、
神島の人のあたたかく素朴な心に触れ癒されるという、
なかなかグッドなストーリーです。ジーンときます。

作曲するに当たって、
島のイメージをつかみたい!
ドラマに登場する潮騒太鼓も聴かせてもらいたい!
ということで、1泊2日で神島に行って来ました~!

2日目の今日は、6時起床で早めの朝食をとった後、
八代神社の200段の階段を登り・・・・
灯台では絶景に見とれ・・・・・
監的哨では、たき火を越えて男が飛び込んでくるのを待つ、吉永小百合や山口百恵が演ずる「潮騒」の初江に想いを巡らし・・・・・
小学校では、潮騒太鼓の練習を聴かせてもらった前夜の忘れ物を探し(笑)・・・・・
カルスト海岸の休憩所では、ベンチに寝転がって浜風に涼をとり・・・・
ゆったり歩いた、2時間の神島散策は過ぎてゆきました

その間、ずっとボクの耳に響いていたメロディーがある。
昨日の夕方に登場したメロディー・・・・・・
神島の人たちの心と生活を象徴するメロディー・・・・・

一日の仕事を終えようとしている神島の人たちの生活

時間は、都会よりずっとゆったり静かに流れている・・・・・・・

漁港近くの路上で網を修理している男の人
天日に干した「あらめ」を集める女性たち
子どもらは大人の日常の仕事のそばで遊んだり、手伝ったり・・・

漁船のモーターの音
鳶がピ~~~ヒョロロロロロ・・・と啼く

男の子が斜面を登ろうとしている
運動靴が滑って、最後のところで登り切れない

女の子(多分妹だろう?)が手を出して引き上げようとしていると・・
引っ張り上げきれずに、二人とも斜面をズルズル落ちていった。

頭から斜面をずり落ちていった女の子が泣いている
女性たちは仕事の手を休めない

「自分でしたことやろ!泣くんじゃない!」
きっとお母さんも、となりのおばさんも、
何人もの女の人が仕事の手を休めることなく、同じことを言っている・・・

漁船のエンジンの音は響き、
鳶は、ピ~~~~ヒョロロと啼いていた

素晴らしい時間だった
その30分後に例のメロディー登場~!(笑)
きっと、ドラマで使えると思う。

夕食後、小学校で潮騒太鼓の練習見学
ボクもちょっと叩いたりした。
お礼に、ピアニカ演奏をし、
出来たばかりの曲を「神島の港でさっき出来た曲です」と紹介してピアノで演奏

その後、子どもたちは帰り、
和太鼓の先生、診療所のドクター、鳥羽と神島の航路の船長、泊まった山海荘の若旦那と楽しい飲み会となった。

神島の人たちとふれあい、人間の生活の原点を感じさせてもらった。

癒されたのは中学生日記のヒロインではなく、
首からピアニカをぶら下げているオジサンでした~!(笑)

みなさ~ん!9月11日観てくださいね~!

展望台でピアニカ・コンサート

2006年08月23日 23時54分23秒 | 日記
マサさんの道東、ピアニカぶら下げツアー、最終レポート。

釧路湿原の展望台でその雄大さを味わいながら、真っ赤な夕焼けを期待して待っていた。

家族連れ、若いカップル、お年寄りカップル、ツーリングの男性、写真趣味のおじさん・・・・
いろいろなグループが、展望の素晴らしさを賞賛して帰っていく中で、
特に気になったご家族があった。

純粋そうな3人の男の子が、一生懸命絵を描いていた。
「北海道旅行を、子どもたちは毎日お絵かきをしてるのかな~?・・・・」
っと想像して見ていた。

暗くなり始めた頃、お父さんが、
「もう、遅くなった・・・さあ、そろそろ帰ろう!」とおっしゃった。
3人の子どもたちは、自分たちの絵を胸に持って並んだ。
本当にさわやかな一家・・・・・
お父さんとお母さんの愛情の深さと教育の確かさを感じた。

お父さんがシャッターを押そうとしたとき、思わず、
「パンパカパ~ン!パッパッパパンパカパ~ン!」とピアニカでやった。
子どもたちは大喜びしてくれた。

もうすでに、ほとんどのグループは帰っていたので、
釧路湿原の展望台でピアニカ・ミニ・コンサーとなった。

お~い!3人のボクと、ご両親!
今、
どうしてる?




アフリカのサバンナか?

2006年08月22日 01時11分41秒 | 日記


ボクのデジカメは3倍光学ズームしかない。
7倍ズームのモノもあったのに・・・・・・・
今でも、買うときに失敗したと思っている。

道東旅行最後の日、
釧路湿原の素晴らしさに目を見張った!
こんな雄大な景色が、釧路という大都市から30分のところに展開しているのは、
奇跡に近いことだ!

何とか、カメラに納めたい!と工夫したのが、この写真。
旅に持っていった双眼鏡に、デジカメをくっつけて、撮ってみたら・・・

ケニアのサバンナ望遠写真の完成~!笑

双眼鏡にデジカメを押しつけて撮ろうとしている姿を見て、
そばで笑っていた観光客もいたけど、

そんなことはおかまいなし!

いろいろ工夫することこそが、オイラの生きる道!
試行錯誤こそが、自分流の人生を見つける糸口!

「ピアニカの両手弾き」も、
ピアニカの独奏曲「楽しいバス旅行」も、
「頭でサブちゃん」も、

試行錯誤と工夫のたまもの!笑

ボクには、この写真、
ライオンやキリンさえ、見えそうなんですよ~!



温泉タマゴとピアニカ

2006年08月21日 00時43分27秒 | 日記
硫黄山を目指すレンタカーの中に、プ~ンと鼻を突く硫黄の匂いが漂い始める。
温泉郷でよく嗅ぐ匂いだ!結構、好きな匂い・・・・・・・・・・。

車を止め、煙に包まれた山に向かって歩き始めると、ダミ声の不思議な唄が聞こえてきた。

浪花節調のオヤジさんの声・・・・
「タマゴタマゴタマゴ!・・・・・・タマゴタマゴタマゴ!」

1回目と2回目のタマゴは3連符、最後のタマゴは16分音符だ。
最後のタマゴは完全4度高くなる。そして、ちょっとクレッシェンド・・・・。

「タマゴタマゴタマゴ!・・・・・・タマゴタマゴタマゴ!」
なかなかいい調子である。
タマゴ売りの少女でなく、タマゴ売りのオヤジであるところがいい!(笑)

ボクは、ピアニカで真似して吹きながら歩いていく。
「ソソソソソソドドド!・・・・・・・ソソソソソソドドド!」

「あら~!お客さん、ウメ~な~!そりゃ~、子どもの吹く楽器でネ~か?ピアニカっちゅうのか?」
(ボクは温泉タマゴを1個しか買う気はない)
「ねえねえ、5個400円でしょ?5個も食えないから、1個100円で売ってよ!きっとバラ売りの方が売れるよ!」
「ダミだ!」
「その方が、数出るよ!」
「そうだ!そうだ!」
(数メートル前を歩いていた観光客のおじさん。彼も、1個食べたいのに違いない)
「うんにゃ!ダミだ!」
こういうやりとりも旅の楽しみ・・・・・(笑)

マイルス・デービスになったつもりで、硫黄の煙をバックに写真を撮っていると、声をかけてくれた人がいる。
「マサさん!私、先日の京都教育委員会での鍵盤ハーモニカ研修会を受けた、小学校の教師です。主人と子ども2人と旅行中です。本当にいつもピアニカといっしょなんですね~?
ほら、この方が、お母さんがあなたたちに見せた<頭でピアニカ>を教えてくれたマサさんよ!」
こういう出逢いも旅の楽しみ・・・・・・(笑)

帰りも、
「ソソソソソソドドド!」
をピアニカで吹きながら歩く。
オヤジと目があったが、タマゴは売れているようには見えなかった・・・・笑



両手弾き専用ピアニカの試作品完成!

2006年08月20日 00時22分27秒 | 日記
ピアニカ歴は30年くらいになるが、
本格的に情熱を注ぐようになったのは、この3年!

CD「春待人」に収録した「旅芸人」を録音したときの衝撃!

ピアノの佐山雅弘、ヴァイオリンの中西俊博の迫真のプレイに触発されて立ち入った、
ピアニカという楽器の音楽表現の可能性への手応え以来、

吹くことの面白さ、息と一つになった音楽の快感の虜になった。

もっともっと、追求したい!
そして、もっといろいろな人にこの楽器の面白さを知ってもらいたい!

という想いから、いろいろな工夫をした。

楽器としての認知が広がり深まるためには、独奏曲が必要だ。

そのためには、メロディーを単音で吹くだけでなく、
左手も参加した両手弾き奏法ができないか?

両手で弾ければ、音楽の可能性は驚異的に広がる。

机の上に置いたり、ヒザの上に置いたり・・・・・・試行錯誤が続いたけれど、
ふっと思いついたのが、サックスのようなスタイル。

ヤマハでアルトサックス用のストラップを買って、
ピアニカの裏のバンドにひっかけて、首からつるしてみた。

これが大正解!

ただし・・・・・・・・・・
左手は、普通の鍵盤と逆さの指使いとなる。

また、左手は鍵盤の背から弾いている状態になる。
ボクはチェロの左手のイメージで指を動かしているが、
実は結構大変!

そこで登場したのが、夢の・・・・・・
「両手弾き専用ピアニカ!」
(笑)

いろいろな試行錯誤と工夫が、新しい道を示してくれる!
これぞ人生の醍醐味!
(笑)

さてさて・・・・・・・・
写真の、「両手弾き専用ピアニカの試作品」!

本当は、どうなっているのか?
わかりますか~?