マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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素晴らしい・人間・音楽・ピアニカ

2009年10月31日 22時16分30秒 | ちーちゃんとピアニカ
今年もあと2ヶ月!
何ということだろう・・・・・・・!
こんな調子では、なにもできないまま人生が終わってしまう~~~~!笑

っと、焦っても仕方ないよ~~!・・・と考えさせられる、素敵なモノをいただいた。
それは、来年のカレンダー。

制作は、Sさんご夫妻。

もう3年くらい前だろうか?
ぼくがあるラジオ番組にピアニカ演奏者としてゲスト出演した数日後、
旦那様からメールをいただいた。

奥様のご様子が書かれていた。

多発性硬化症で胸から下がご不自由で、
さらに全盲でいらっしゃる。

加えて全身に24時間かなりの痛みを感じられる。

その辛い状況に
人生をはかなんでいらっしゃったが、

『アメージング・グレース』をお聞きになって感激され、
音楽の素晴らしさに触れられ、

さらにご自分でピアニカを吹かれて、
演奏する喜びを感じられた。

さらに、息を使うことが肺を活性化させて血行がよくなり、爪の色が良くなり、
今は、レパートリーが30曲となられたとのこと。

その後、名古屋市近郊でのぼくのコンサートの時に楽屋に来てくださって、
いっしょに『アメージング・グレース』を演奏した。

最近では、住んでいらっしゃる街の障害者シンポジウムで20分のコンサートをなさったり、
施設で演奏なさったりしていらっしゃる。

全盲でいらっしゃって、こんなに素敵な字を書かれ、
毎年カレンダーを作っていらっしゃる。

書かれた文字を一字一字パソコンに取り込んで
切り張りして作られるという。

ご夫婦で楽しみながらカレンダーを作っていらっしゃる姿が目に浮かぶ。

来年の、言葉が素晴らしい!


わが道に 今年は 何を 咲かそうか


この力強い言葉、有り難い!
ここに至られるまでに、どのような心の課程を経られたのだろうか?

わが道に 今年は 何を 咲かそうか

大阪で楽しいアレンジ即興講座を開催!

2009年10月28日 18時13分57秒 | 日記

★アレンジが出来るようになりたい!
☆苦手な即興演奏を楽しくできるようになりたい!
★コード付けの秘訣は?
☆オシャレなコードの押さえ方を知りたい!
★アドリブができるようになるといいな~!


そんな希望を持っていらっしゃる方のための、とてもわかりやすい講座がスタートします。
何と、3回シリーズ!
講師はもちろん、松田昌!

●毎回、エレクトーン・ピアニカのミニコンサートがあります。

【会場】大阪市北区芝田1-4-8 北阪急ビル5Fヤマハ・ミュージック・センター
    (新阪急ホテルの隣のビル)

【第1回】11月12日(木)18:30~
テーマ:『アレンジとコードプログレッションの基礎を身につけよう!』
内容:『音程・音階・コード・ベースラインの作り方・モチーフの展開』

【第2回】12月10日(木)18:30~
テーマ:『コードプログレッションとコード付けの秘訣をマスターしよう!』
内容:『セブンスコード・ドミナントモーション・トゥーファイブ・コード付け』

【第3回】1月14日(木)18:30~
テーマ:『おしゃれでカッコいいサウンドとアドリブを体験しよう!』
内容:『テンションコードの有効な押さえ方・簡単アドリブ入門・ブルースの体験』

【テキスト】松田昌の音楽トレーニング(ヤマハ・ミュージック・メディア)

【受講料】一般3,000円
     会員2,500円(YM大阪講師・生徒・JET会員JET生徒)
     (1回につき)

【お問合せ】ヤマハ・ミュージック・センター(担当 福岡)
TEL06-6373-3333  0120-808-470

楽しい講座ですから。みなさん来てくださいね~!
お待ちしています~~~~。

ホームコンサート

2009年10月26日 23時50分47秒 | コンサート
昨日は、鶴見のYさんのお宅でホームコンサートだった。

最初はMASAミュージックプランのホームページから出演の打診をいただき、
いろいろな打合せの後実現!

編成は、松田昌(ピアニカ)+村上由紀(ピアノ)のデュオ。

驚いたことや感想がいろいろあった。
1) 何と!ホームコンサートを100回以上なさっているとのこと。
2) 昨日初めてお聞きしたのだが、昔よく共演してもらったドラムのI氏のお知り合いだったこと。
3) お客さんの中に、「昔、松田さんのエレクトーン曲集弾きましたよ~!」とおっしゃる方が7~8人もいらっしゃったこと
4) みなさんとてもあたたかく楽しくピアニカを聞いてくださったこと
5) 終了後のランチパーティー、とても美味しい手料理をいただきました!

演奏した曲

1)『高原列車のワルツ』・・・・・・ガリアーノ風(笑)なオリジナル
2)『楽しいバス旅行』・・・・・・・ブエノスアイレスでも、小学校公演でも大ウケするピアニカ・ソロのオリジナル
3)『旅芸人』・・・・・・・・・・・カノンの形式になっているオリジナル(昨日はピアニカデュオで演奏)
4)七つの子・・・・・・・・・・・我らが世界に誇れる日本の歌
5)『モアイ』・・・・・・・・・・・お客さんに「モアイ・モアイ・モアイ君!」と手拍子と共に歌ってもらう曲。4小節だけを延々歌ってもらいます(笑)
6)『どうしてる?』・・・・・・・・心にジ~ンとくるオリジナル(自分で言うか?笑)
7)『月の沙漠』・・・・・・・・・・あの有名な曲をタンゴ風に

アンコール1
『上を向いて歩こう』・・・・・・・最後に頭でピアニカ付き
『遠くへ行きたい』・・・・・・・・人生いろいろ悩みましたが最後は幸せに、みたいな感じのアレンジ

終わってランチパーティー。
Yさんと妹さんが作ってくださった手料理20種類くらいを、バイキング形式でみなさんと一緒にいただきました。素晴らしく美味しかった~!

いろいろ楽しいお話しが出ましたが、そのうちの一つ!

ある方がぼくにおっしゃった。
「松田さんは、悩みなんて一つもないでしょう?」

ぼくは、
「何をおっしゃいますか!悩みばっかりの人生ですよ~~~!」
と一生懸命お話しをしましたが・・・・笑

何も悩みがないのでは?と見えるくらい、
ピアニカをうれしそうに吹いているオジサンもいいな~~~!
と、内心、喜んでいたのです~!

3大アコーディオニスト~夢の共演~

2009年10月25日 00時00分59秒 | 日記


昨日は、目黒パーシモンホールに、
「3大アコーディオニスト~夢の共演~」を聞きに行った。

・coba
・フランク・マロッコ
・リシャル・ガリアーノ
3人のアコーディオン演奏家のコンサート。

お目当てはもちろん、ガリアーノ。
確か、4年くらい前、
初めてブルーノートで聞いたとき、本当に打ちのめされて、
どうしようかと思った。

オレがピアニカでやりたいことを、もうみんなやってしまっている人がいる。

オレはこれからどうやって生きればいいのだろう?
と真面目に思った。

CDを聞きあさり、ミュゼット風なジャズに憧れて『高原列車のワルツ』という曲を、
ガリアーノのマネをして作ったり・・・・・・。


さて・・・・・

cobaが終わり、フランク・マロッコの登場。
ぼくは、この方の演奏を知らなかった。

最初の1音で、震えが来た!
こんなに柔らかいアコーディオンの音色を聞いたことがなかった。

10年ほど前、大阪のいずみホールで聞いたパイプオルガンを思い出した。
いちばん単純な、カプラーを全く使わない素朴な音を聞いて、涙が止まらなくなった。

そのときと同じ感動!
「オレがピアニカで目指している音はコレだ!」と思った。

そして、リズムが素晴らしい。
凄いノリ!

何の気負いもなく、力が抜けた人生と演奏!
お話しがしたい!と思った。(笑)


ガリアーノはさらに凄かった。
ホールが教会になったように錯覚させる、神々しいパイプオルガンのようなソロ。

そして、人生の哀しみ・喜び・絶望・希望・・・・がいっぱいつまった、
『マルゴーのワルツ』!

もう、グショグショ!(笑)

また、今日から出直しだ!

これがピアニカだ!in UTUNOMIYA Vol1~1~

2009年10月22日 23時26分47秒 | ライブ

昨日は、朝6時起きで新幹線を乗り継いで、栃木県宇都宮へ!
宇都宮短期大学で講義。

テンションの考え方、歴史、覚え方、効果的な使い方などの話をした。

夜は、ライブ「これがピアニカだ!in UTUNOMIYA Vol1」!
倉沢大樹君のピアノトリオ+松田昌(ピアニカ)。

いや~~~~~!
楽しかった~~~~!

倉沢君といっしょに仕事をするのは初めて。

エレクトーンが素晴らしいのはもちろん知っていたけど、
ピアノもとても素晴らしかった~!

ベースの石川隆一君(後列右)。
『アンダルシア』のユニゾンのところ、
アコースティック・ベースで弾くのは至難の業!

一生懸命練習してくれたに違いないと思う。

ふっと手が空いたときは、フラメンコのリズムの手拍子をしてくれたり・・・
こういう、フッとした工夫が有り難い!

他の曲のベースソロも、素晴らしかった。

ドラムの青木貴之君(後列左)。
とてもキャッチが早く、気持ちよく演奏させてくれました。

実はピアニカライブにドラムを使うのは、心配があるのです。

自分の世界に入って音量を大きく叩かれると、
こちらは何もできなくなってしまう。

青木君は繊細、的確であることに加えて、
マサさんの音楽だったら・・・・・っと、
友人からジャンベを借りて、ドラムセットの横に置いて、
右手はスティック、左手はジャンベというたたき方も工夫してくれて。

ありがとうございました。

↓つづく

これがピアニカだ!in UTUNOMIYA Vol1~2~

2009年10月22日 23時19分28秒 | ライブ

宇都宮での初ピアニカライブは、
ジャズの街、宇都宮の老舗ライブハウス「近代人」で。

来年が開店50周年になるという・・・・・・・凄い!

渡辺貞夫さんがフラ~ッと来たりするらしい・・・・・・凄い

倉沢君のお父さんは、このお店で30年、
サックスを吹いていらっしゃるらしい・・・・・凄い!

オーナーの平山さんは、一見気難しく見えるが、
本当はやさしくいい人であることが、初対面でも感じられる人・・・・・・凄い!

黒のベストにはいろいろな楽器のブローチがいっぱい・・・・・・凄い!

↓つづく

これがピアニカだ!in UTUNOMIYA Vol1~3~

2009年10月22日 23時16分38秒 | ライブ

宇都宮短期大学の学生さんたちも沢山来てくださった。

休憩の時に表に出ると、みんなも表に出ていて、
集合写真となりました~~~!(笑)

こうやって生のライブを聞くことは、大学の固い授業よりも、何倍も、
得るところがあるのではないか・・・・・・・?

何てことを思いながら、ハイ!ポ~~~~ズ!

宇都宮のみなさま、
とくに、全てを仕切ってくれた倉沢君!

本当に、ありがとうございました~!

Vol2も、よろしくお願いします~~~~~!(笑)

ムーンライトコンサートin高澤~1~

2009年10月19日 02時22分08秒 | コンサート
昨日は、ムーンライトコンサートin高澤。

岐阜県関市の山中、岐阜の清水寺といわれる建物がそびえ、
重要文化財指定の美しい多宝塔がある高澤観音境内、

大木の下にステージを作り、
境内に椅子を並べて200人ものお客さんが来てくださった。

パーカッション中村新の運転するワンボックスカーで、
ピアノ竹下清志、マネージャー前川マキコと4人で名古屋を出るときは、
土砂降り!

「ホントにこの雨の中、境内でコンサートするの~?」
と疑問をもちつつ現地に到着したのだが・・・・・・。

「3時くらいには、雨はやみます!」
との主催者の予言通り、夜には星が出ていた。
凄い!

ステージの写真、なかなか雰囲気があるでしょう?

タンゴ風にアレンジした『遠くへ行きたい』が気持ちよかった~。

お客様は、少し寒い秋の宵、とても熱心に聴いてくださいました。

感謝!

↓つづく

これがピアニカだ!in名古屋Vol1~1~

2009年10月19日 02時16分06秒 | ライブ

今日は「これがピアニカだ!in 名古屋 Vol1」だった。

名古屋で「これがピアニカだ!」のタイトルでライブをするのは初めて。

場所は栄Doxy。

「ピアニカって実は凄い楽器なんだよ~~!」
と訴えたくて、こんなタイトルをつけている。

当分このタイトルで全国展開をするつもりだ。

今まで、
東京「ブルースアレー」
大阪「ロイヤルホース」
今日は名古屋「ドキシー」

そして、今週の水曜日は、宇都宮の「近代人」で倉沢大樹君のピアノトリオと。
(たのしみ~!)

来年は、札幌・函館・長崎・熊本を計画中。

5年前は、自分がこんなにピアニカにのめり込み、

さらに自分でライブを仕込むようになるなんて思ってはいなかった。

本気で、日本鍵盤ハーモニカ連盟を夢想するようになった。

↓つづく