今日は、フューチャーキッズ・プロジェクトの可愛い子供たちの笑顔を紹介しますが、
その前に、キベラスラムについて少し。
(写真左の足の長い女性は、スラムの住民ではありません)
【キベラスラム】
人口約80万人といわれている巨大なスラム。
多くは、地方から都会に労働の機会を求めて出稼ぎにやってきた人々とその家族。
泥の壁、延々と並ぶトタン屋根の小屋たち、
ゴミの散乱した路地、豚小屋、鶏、家々を取り巻くドブの悪臭が鼻をつく。
3畳ほどしかない汚い家に何人も住み、衛生状態は劣悪、
トイレもなく、家の中で洗面器にして、家の前のドブ川に捨てるという。
父母はエイズで死に、祖母は孫のいる狭い家で売春をし、
わずかなお金が入った日は、食べ物があるという暮らし。
客はアル中でエイズ、もちろん祖母もエイズ。
【キベラの子供たち】
スラムの女児の40%は、レイプによって処女を喪失し、
その後体を売ってお金を稼ぐという。
子供に食べさせてやれない母親は、男の子が帰ってくると悲しい顔をし、
その子は粗末な家に帰ることもなく、シンナーに溺れる。
子供が生まれても、出生証明がないし、戸籍もない。
スラムの子供が一歩スラムを出ると、「汚いからそばに寄るな!」と言われ、
成長して向学意欲があり、幸運に高校に行けたとしても、
先生や生徒から、スラムの人間と激しい差別を受ける。
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そんな絶望的な生活の中で、
毎週土曜日に行われるフューチャーキッズ・プロジェクトの活動は、
スラムの子供たちの“希望”です。
音楽は、確実に人の心をつなぎ、人の心に“希望”を与える力を持っています。
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