マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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プラハでピアニカ路上演奏

2007年04月30日 01時01分32秒 | ☆ヨーロッパ☆

プラハ城正門下の路上演奏、
約1時間吹いた。

家族連れ、友達集団、アベック、修学旅行風・・・・・・。
いろんな人が、俺を見て通り過ぎていった。

全く無関心な人、

興味を持って足を止める人、

写真を撮る人、

じっと聞き入ってくれる人、

いろんな人が俺の人生の1ページを見ては、通り過ぎる・・・・。
少し、状況に慣れてきたときに、思った。

「俺の人生はみんなに見られているけど、
 実は俺もいろんな人の人生を見ているな~!ピンポンみたいなもか・・・・?」

「あの老夫婦は、どのような人生を送ってきたのだろう?」

「あの愛し合ってる二人は、どのような未来が待っているのだろう?」

「あの・・・・おばあちゃんに手を引かれて泣いて歩いてる女の子・・・・・」
(ホレホレ!こっち向いて!日本のオジサンが、頭でピアニカヤルよ!)

『蛍の光』(イングランド民謡?)を頭で吹いた。
(アッ!こっち向いてくれた!)
(そうそう、泣きやんだね~?)
(「メリーサンの羊」だったら、知ってる・・・・・・?)

彼女は、ぴたりと泣きやんで、赤い帽子のオジサンをジ~~~ッと見ている。

女の子のおばあちゃんは、ポケットから取り出したコインを握らせて、
「あのおじちゃんにあげておいで!」
と耳打ちした。

今頃、あの女の子はどうしているのだろう?
小さなピアノを吹いていたオジサンのことなど、

もう忘れているに違いない。
幸せにね~!

写真は、そのときにいただいたコイン。全部で、何と1.500円くらいある。
時給1.500円!なかなかのモノだ。

若いときにこれを知っていたら、この方法で世界一周をしたかも・・・・(笑)


プラハ城正門下道路で路上演奏準備!

2007年04月29日 02時29分44秒 | ☆ヨーロッパ☆

路上パフォーマンスのメッカ、
カレル橋は世界の観光客が集まっている。

似顔絵描きの人も、
全盲でキーボード弾き歌いの人も、
黄色い許可証を置いている。

見回りのお巡りさんもたくさん(笑)。

おまわりさんに聞いてみた。
「あんな~、オイラは日本から来たン。コレ、ピアニカ吹きたいン。」
「ダミダ!オラ、ホトンド英語ダメ、アノ絵描きニ聞くヨロシ・・・・」

「ここ、この橋でピアニカ吹きたい。こんな風に・・・・」
「オ~!ナカナカやるジャン!デモ、ココハ僕たちプラハ市に1年間のショバ代払ってる。アッチノお城の方でヤルヨロシ!」

プラハ城の正門の方に行くと、
ちょうどおじいさんが壁を背にしてヴァイオリンを弾いている。

「ここがいい!ピアニカの音ってちいさいから、
 壁のあるところの方がイイ!ヨ~シ!明日だ!」

ということで、翌日の午後、行ってみると、
また、ヴァイオリンのおじいさんがいる!

しかも、「今日はもう終わり!」という様子で、
ヴァイオリンをケースに入れようとしている。

「ヨシ!おじいちゃんが帰ったら、ヤルゾ!」

10分後、準備開始!

さすが、路上演奏の本場?

2007年04月29日 02時10分54秒 | ☆ヨーロッパ☆
きっとヨーロッパには、
路上演奏者に投げ銭をする伝統があるのだろう。

演奏をはじめるとすぐに、コインを持ってきてくれて・・・・
路上演奏初心者のマサさんは、演奏に必死で、
コインの受け皿を忘れていて、

何と!
演奏しながら手でもらった(笑)。

つづく・・・・・・

春休みマサさんのヨーロッパ・ツアー・レポートの続き・・・

2007年04月28日 03時04分49秒 | ☆ヨーロッパ☆

ウィーン(オーストリア)

ハルシュタット(オーストリア)

チェスキークルムロフ(チェコ)と来た旅、
いよいよチェコの首都プラハに入った。

ホテルでしばし休憩した後、街に出た。

プラハといえば、路上パフォーマンスのメッカ、カレル橋。
もう夕暮れ。
人通りはかなり少なくなっている。

カレル橋を歩きながらマサさんがピアニカで吹いていた曲は、
チェコが生んだ作曲家スメタナの「モルダウ」!
ジャズ・バージョンだけど・・・・・・(笑)

でも、下を流れているのがモルダウ川だと思うと、
何というか・・・・
ジ~~~ン!と来るモノがあった。

「よし!明日は、路上やるぞ~~~!」



カレル橋での出来事 2つ

2007年04月28日 02時50分06秒 | ☆ヨーロッパ☆

ピアニカで「モルダウ」を吹きながら歩いていると、
知らない若者が英語で話しかけてきた。

「あなたの音楽を録音したい!」
彼が右手に持っていたのは、携帯。
(オ~!ヤッタぜ!)

「あんたが~た、どこさ?」
「ポーランド!」

「ポーランドどこさ?」
「ワルシャワ・・・」
(ふ~~~~ん、ワルシャワの若者も携帯持ってるンか・・・?)
(アタリマエだ!)

「ほなら、ワテ吹きマッセ!」

ワルシャワの若者は、俺のピアニカに携帯を近づけてきた。
一生懸命吹いた!

彼は俺の演奏を、もう消去してるかも知れないな~?
まだ、置いてるかな~~~?(笑)

       *       *

その後、橋の上で「輝けシルバー」を吹いていると、
何やら、興味ありそうに聞いてくれてる人がいる。
東洋人の女性とそのご家族・・・・・

少しでも人が聴いてくれていると思うと、やはり、頑張って吹く。
吹き終わったとき、その女性は声をかけてくれた。

「あの~、松田昌さんですか・・・?」
(ギョエ~~~~!チェコのカレル橋の上で、俺を知っている人に会うなんて!)

「・・・・はっ・・・はい。そうですが・・・どちらから?」
「大阪から。いえ、あまりにピアニカが上手なので・・・・」
(オ~~~!ヤッタぜ!べービー!笑)

「いえいえ、どうもありがとうございます」
「コンサートにも伺ったことがあります」

「そうですか・・・?明日この橋の上で路上演奏をするつもりで、今日は、その下見に来たンです」
「何時から?」

「いや・・・・・全然決めてなくて・・・」

恥ずかしさと驚きで、焦っていた。
失礼だったと思う。

もっと、ピアニカを吹いて、いろいろ聴いていただけば良かったな~・・・・。
写真もお願いしたら良かったな~・・・・。

時は帰らず・・・・

ドリーム・カム・トゥルー

2007年04月26日 17時53分58秒 | 日記

3年前くらい前、
NHKの『さらさらサラダ』に出さしていただいた。

そのときに、
「還暦を迎えたらベートーヴェンのお墓の前でピアニカを吹きます!」
とマサ坊は、宣言。

昨年12月に60歳になったので、
春休みを利用して実行した。

それが、今回のヨーロッパ旅行。

今日は、
『さらさらサラダ』に2度目の登場をさせていただいた。

ベートーヴェン先生墓参報告会!(笑)

写真はリハーサル風景

三橋さんがとてもウマくリードしてくださった。

本番では、
汗だくのマサ坊の汗をぬぐってくださったり・・・・。

ありがとうございました。