マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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松田昌ピアニカバンド・コンサートin九州

2009年01月31日 22時33分56秒 | 日記
1月29日(木)
熊本市立西里小学校でピアニカバンド・コンサート

リハーサルを終えて本番前に、
4年4組(確か)のみなさんの合唱と器楽合奏を聴かせてもらった。

とても4年生とは思えない、きれいな歌声と合奏(レイダーズマーチ)だった。

合奏の編成は、
アコーディオン+ピアニカ+木琴+鉄琴+大太鼓、スネアーなどの打楽器。

おそらく、特別な音楽教育を受けてはいない普通の子どもが多い、普通の学級でも
あんなに素晴らしいアンサンブルが出来るのだと、驚かされた。

小学校のクラスって、音楽が上手な人ばかりではないハズ。
いたずらっ子で、音楽が苦手な男の子は絶対いると思う。

そんな中で、みんなで音楽を作り上げた経験はきっと、
人との人生の共有や連帯感を育てるのに大きく役立つだろう。

あんなにいいアンサンブルになっていたのは、先生の情熱あってのことだ。
音楽と子どもたちに対する愛情だろうと思う。

ピアニカバンド・コンサートでは、全校生徒がとても楽しそうに聴いてくれた。
子どもたちの素直な心から生まれる、喜びと励ましが、いっぱい伝わってきた。

テレビ局も入っていて、コンサートの様子が夕方のニュースで流れたらしい。
観たかったな~!笑

          *          *

1月30日(金)
福岡雙葉小学校でピアニカバンド・コンサート

本当に名門と呼ぶにふさわしい学校だ。
子どもたちは、お勉強ができそうで、礼儀正しい。

かといって、おとなしいのではなく、
1曲目から自発的に手拍子がでてくる積極性と素晴らしい感性を持っている。

終わってから、
「しまった!
 ベートーヴェンのお墓の前でピアニカを吹いたことや、
 イースター島のモアイの前で吹いたことや、
 3月にはスペインのラマンチャの風車の前で
 バッハの無伴奏チェロを吹くことなど、
 外国でも吹いた話をすればよかった~!
 きっと興味をもってくれただろうな~!」
と反省(笑)。

          *          *

そして夜は、小倉に行ってライブハウス「カサブランカ」で
ピアニスト岩崎大輔さんを中心としたバンドの演奏を聴いた。
ヴィオラ+ベース+パーカッション+ピアノの編成。

ヴィオラというのが素晴らしい。
音色的にも。またバックにまわったときの音域的にも。

「20世紀の美しいメロディーを残したい!」というトークに共感!

アンコールが終わってから、岩崎さんとセッション。
曲は「サテンドール」。

お客さんの喝采を浴びました~!(笑)

          *          *

九州でも、いろんなところでピアニカライブが出来るといいな~!

九州はとても良いところだ。
人はいいし、食べ物は安くて美味しい。

また、街も店も人も、センスがいい。

写真は、福岡天神の地下街にあった、面白い滝。
遊んでいるのは、カッパ。

不思議で楽しいオブジェでした~!



佐山雅弘×松田昌 鍵盤DUOコンサート

2009年01月21日 23時11分24秒 | 日記
音楽を長くやっていると、ところどころに、
音楽人生の節目になるコンサートがあると思う。

例えば去年では・・・・・・
ノートジャパン主催:『Windy Bamboo & Windy Keyboard』
(広島市東区民文化センター)
ジョン海山ネプチューン(尺八)+松田昌(ピアニカ)のコンサートがそれだ。

あのピアニカで、両手弾き、循環呼吸を駆使し、
左手はベースライン、右手はコードや、メロディーを吹き、

あるときは、
尺八のバッキングを吹き、

またあるときは、
アドリブを一人で吹きまくり、

90分のコンサートを大成功に終えることができた。

ピアニカにも、自分にも、何というか・・・・・・・
「これで、イイのダ~!」

と、天才バガボンのパパのような気持ちになることができた!(笑)

今年は、2月15日の『鍵盤DUOコンサート』が、
その節目のひとつになるだろうと思う。

共演は、あの佐山雅弘!
88鍵のピアノと37鍵のピアニカの対決、そして融和!

1.000万円(?)のピアノと8千円のピアニカの語らい!(笑)

ここ数年の夢であった、
バッハ作曲『無伴奏チェロ組曲第3番』から演奏する予定!

曲を知っている人が聞いたら、耳を疑うかも知れない。

「エエ~!あのピアニカで、ソロで無伴奏チェロを!?」
「音域が、全然足りないだろう!?」
「息が続かないだろう!?」
「バッハの冒涜になるんじゃないの!?」

いろんな声が聞こえる気がします。

でもボクは思っています。
曲が素晴らしい故に・・・・
バッハが偉大な故に・・・・許されるであろう!

心の広いバッハは、
「マサ坊!心おきなく、好きに吹いてくれていいよ~!」
と言ってくださっている気がします。

そして、他にも、
初演予定のオリジナル、
『ムッシュ・ウニャニャラの愉快な結婚』(仮題)

これまた、自分では初演の
『熊ん蜂の飛行』

など、いろいろ新しいことに挑戦しようと思っています。

ぜひ、みなさん聴きに来てくださいね~~~!

          *          *

2月15日(日)
長久手文化の家 森のホール(愛知県)
午後3時開演(2時半開場)
前売2.500 当日3.000

よろしくお願いしま~す!

詳しくは、MASAミュージックプラン
http://www.masa-mp.com/top.html

の、スケジュールを見てくださいね~!



アロージャズオーケストラの北野タダオ先生

2009年01月18日 01時18分28秒 | 日記

昨日、ヤマハ難波センターで午前のピアニカレッスンが終わって、
みなさんと雑談をしているとき、

「せんせぇ~!男の人がドアの外で、待ってはりますよ~!」
との声・・・・・・・。
レッスン室を出て驚いた!

20代の時に教えていただいた北野タダオ先生が、立っていらっしゃったからだ。

北野タダオ先生

大阪の名門ビッグバンド、北野タダオとアロージャズオーケストラのバンドリーダーを40年近以上なさって、昨年ひざを痛められて、引退。

関西ジャズシーンのリーダー的な存在。

教育者としても素晴らしく、ピアノでは、小曽根真、松永貴志、
エレクトーンでは柏木玲子、松田昌などを育てられた。

ぼくは、ジャズの基本から教わっただけでなく、
アロージャズオーケストラとも何度も共演させていただいた。

また、オルガンにも愛情を持っていらっしゃって、
『オルガンサミット』と題して、ハモンドの田代ユリVSエレクトーンの松田昌
のコンサートを3回も仕掛けてくださった。

一緒に近くのお昼ご飯屋さんへ行った。
昔話に花が咲き、ピアニカに花が咲き、教え方について花が咲き・・・・
いろいろたくさんの花が咲いた。

「ぼくは、アローをやめる、と言ったのだけど家にじっとしておれなくて、結局はちょくちょく顔を出してるの」
(それでこそ北野先生!)

「ぼくは、君のコードプログレッションの本・・ほれ、花子チャンがでてくる・・・・アノ本を、いろんな人に勧めたんだよ~!」
(感謝感謝!来月、トレーニングの本を出します。できたらお送りします)

「君がピアニカ面白そうにやってるから、ぼくも買って家で吹くんやけど、ピッチが狂ってきて、家内にもうちょっと静かにして!と言われるの」
(先生!ぼくは実は楽器の中にスポンジを入れてるのです。それと、吹き終わったら、中にたまった水蒸気を毎回しっかり出す作業をします)
「そうやね~!さっき君が吹いてたピアニカは、いい音してたよね~!」

帰りには、
「今日はごちそうするわ!」
(先生!それは困ります!ぼくが・・・・・・)

結局、20代の頃レッスンをしていただいた時のように、
ごちそうになってしまった。

まだ、ぼくの胸には、あたたかいものがある。
感謝

写真のぼく、自分でもウレシそうに見えます。

本年2つ目の「ドジ」!

2009年01月05日 00時19分29秒 | 日記

写真の紅白ヨーグルト

別に、紅白歌合戦のせいでもなく、
新年が目出度いからというわけでもなく、

このところ、朝食のヨーグルトは、イチゴ入り。

秋には、ブドウをつぶして入れ、
今はイチゴをつぶして入れている。

そして、メープルシロップを少々、たらり~~ン!
これが、なかなか旨い!

イチゴの葉っぱは、その付け根から右手の親指の爪でギュットむしり取り、
真っ赤なイチゴを両手の10本の指を使って、グチャグチャと握りつぶす。

包丁やスプーンを使ったら美味しくない。
あくまで、手作り!(笑)

ところが、正月2日の朝、いつものように右手親指の爪で葉っぱを取ると、
「チクリッ!」
爪の間に何かが刺さったように思った。

「まあ~、いいか?」とそのまんまにしておくと、
昨日、ズキズキし始めた!

爪を深く切って・・・・・
爪と肉の間を少し開いて・・・・
オロナイン軟膏を塗って・・・・・
バンドエイドを貼って。

今日はもう治っていたから良かったが、
一時は、ピアノを弾くのも痛くなりそうだった。

さてさて、今年も、何度ドジをすることだろう~?
(笑)

【初笑】 【初涙】 【初驚き】 【初ドジ】

2009年01月01日 23時03分58秒 | 日記


元旦の楽しみは何と言っても、
『ウィーンフィルのニューイヤー・コンサート』だ。

今年は、指揮がバレンボイム!
バレンボイムの指揮はあまり知らなかったが、
去年BSでベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏を聴いて、ぶっ飛んだ!

「こんなに美しくベートーヴェンを弾く人がいるのだ~!」と。
だから、今年のニューイヤー・コンサートはとても楽しみだった。

演奏は期待通り、素晴らしかった。
重厚で上品、あるときは荒々しく、
あるときは、そよぐシルクのように繊細。

【初笑】
今年はハイドン没後200年とかで、ハイドンの『告別』の4楽章を演奏したが、
何と、最後は、オーケストラの演奏者が一人、二人・・・・・どんどん、去っていく。

そのときの、バレンボイムとウィーンフィルの団員を見ていると笑えて笑えて・・・

【初涙】
バレンボイムが、
「世界の平和を願います!」
と聴衆に語りかけた後の、『美しき青きドナウ』の冒頭で落涙!

その志の大きさに打たれ、音楽の美しさに感激し。

【初驚き】
『美しき青きドナウ』では、
天使の羽をつけた可愛い男の子3人と女の子3人が、
ギリシャ風な建物の内外で踊る映像が流れていたが・・・・・・

何と!6人の天使は、どんどん駈けてゆき、
演奏中のニューイヤー・コンサートホールの中に入って、
満場のお客さんの中でダンスを!

その演出の素晴らしさに驚き!

【初ドジ】
今日のお昼の話。
ピアニカを練習していると、何だか足が冷える。

エアコンの温度をドンドン上げて30度にしても、足が冷える!
1時間たった頃には、たまらなくなって・・・・

リモコンを見ると何と!冷房!
(冷房で30度ってどうなるのでしょうね~?)

何となく、今年1年間を象徴しているような元旦でした。

こんなボクですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。