最近某所でエンジンの油温計測が話題なんですが、なるほどインシチュなデータからの考察はちょっとくすぐるものがありますな。
そこで、手近な道具を使って良いデータ採取ができないものかと思ったら、データロガーで測定できる温度上限で、YBRのクランクケースなら測定できそうということが判明。
走行風の影響が少なく、油温とは別の数値が採れる金属表面温度を測ってみることにした。
20℃の静止状態から始動し、停止での暖気2分間の後に走り出した。最初の傾きが緩やかな時間が20分間、ここから急激に上昇し始める。つまり、所謂「エンジンが暖まる」までの時間だろう。その後40℃過ぎで安定するのに+20分。このあたりが定常状態での温度だろうか。
Aは郊外の国道を流した区間。平均温度はゆっくり上昇している。
Bは都心部の超絶渋滞区間。50~60℃で僅かに上昇し続けるような、頭打ちのような感じでもある。最後に急激に下がっているのは渋滞から解放され、走行風で一気に冷えたためだろう。
Cは小休止。当日無風だったため、停車することで冷却されないので一旦走行時以上に温度が高まるが、すぐ落ちるというのが停止直後の温度変化のようだ。
その後順調に郊外幹線国道を流したので、走行していても40℃程度で推移した。
Dは大休止。停止時の温度変化傾向はCと同じ。
Eは流れの速い国道を100km弱連続走行した区間。ゆっくり上昇するが外気温も低い地域のためAやBほど上がらない。E後半で35℃未満が30分続くのは、更に気温が低い場所を走ったためだろう。
Fは最後に給油のため一旦停止で短時間の急上昇があった細いピーク。直ぐに走り出したため下がった。
Gでエンジン停止して静置。20℃以下まで金属が冷えるには2時間程度かかるということだった。実はこの後も測定は継続してあり、外気温と共に上下するようになるまで6時間かかった。
金属の膨張とかを考えると、最初の20分はそろそろ、次の20分はそっと、でようやく全開が良いような感じだ。
クールダウンを考えると、エンジン停止は風通しの良い場所で10分は置いてから入庫した方が良いような気がする。
そこで、手近な道具を使って良いデータ採取ができないものかと思ったら、データロガーで測定できる温度上限で、YBRのクランクケースなら測定できそうということが判明。
走行風の影響が少なく、油温とは別の数値が採れる金属表面温度を測ってみることにした。
20℃の静止状態から始動し、停止での暖気2分間の後に走り出した。最初の傾きが緩やかな時間が20分間、ここから急激に上昇し始める。つまり、所謂「エンジンが暖まる」までの時間だろう。その後40℃過ぎで安定するのに+20分。このあたりが定常状態での温度だろうか。
Aは郊外の国道を流した区間。平均温度はゆっくり上昇している。
Bは都心部の超絶渋滞区間。50~60℃で僅かに上昇し続けるような、頭打ちのような感じでもある。最後に急激に下がっているのは渋滞から解放され、走行風で一気に冷えたためだろう。
Cは小休止。当日無風だったため、停車することで冷却されないので一旦走行時以上に温度が高まるが、すぐ落ちるというのが停止直後の温度変化のようだ。
その後順調に郊外幹線国道を流したので、走行していても40℃程度で推移した。
Dは大休止。停止時の温度変化傾向はCと同じ。
Eは流れの速い国道を100km弱連続走行した区間。ゆっくり上昇するが外気温も低い地域のためAやBほど上がらない。E後半で35℃未満が30分続くのは、更に気温が低い場所を走ったためだろう。
Fは最後に給油のため一旦停止で短時間の急上昇があった細いピーク。直ぐに走り出したため下がった。
Gでエンジン停止して静置。20℃以下まで金属が冷えるには2時間程度かかるということだった。実はこの後も測定は継続してあり、外気温と共に上下するようになるまで6時間かかった。
金属の膨張とかを考えると、最初の20分はそろそろ、次の20分はそっと、でようやく全開が良いような感じだ。
クールダウンを考えると、エンジン停止は風通しの良い場所で10分は置いてから入庫した方が良いような気がする。