持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

本州への帰路 ~2019絵物語の最後~

2019年12月31日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その15

いよいよ北海道から離れ、家路につく。このときYBR125無印、私の機体は2007年5月の乗り出しから4,500日弱を以てして、総走行距離20万キロを超えたのであった。

とりあえず港に向かってみた。割と前の船便が出たばかりだったが、次の船に空きがあるようなのでチケットを買って、それまで夕食でもと再度街の方へ。


たまたま信号待ちで前に停まった車。花陽ちん車のナンバー874率は異常。

そんなこんなで港に戻る。入れ替わりに下りてきたカブのキャンピングリヤカーの自称終活おじさんや、同じ便で青森へ帰る人と話をしたりした。手作りリヤカーなかなかすごかったな。さすがにもう北を回ってはいないだろうが、話をしていたら築地口の方の人だったようだ。また会えたら面白い。青森の250二台連れの人は、八雲辺りから5号線で近づいたり放されたりで、やっぱり排気量が倍もあると登りが違うなあと思いながら、港に行ったらなんと同じ船だった。毎年行ってるそうだが、船乗るだけですぐ近くていいな。
20時頃の便なので、普段ならまだ寝る時間ではないが、頑張って睡眠。青森港着岸で起きる。

さあいよいよスロープが下ろされ、この甲板からの下船の順番、本州上陸だ。


青森上陸。これを撮影した時刻は0時15分。ここから大館・秋田経由で日本海側に出て7号線を南下する。


秋の夜中にオリオンが昇る。


日が昇る、空が燃える、世界が始まる~♪


この時間は本当に楽しい。ここは山形辺りだと思う。


更に南下、新潟の近くで朝ラッシュ時間帯にぶつかったところ、グーグルマップのナビで渋滞回避の全然知らない道を通ったが、すごいなあ、ホントに早かったわ。
途中、海岸道路でタブン通勤のYBRとすれ違ったんだっけな。
そして長野県に入ったのは11時頃。7号、8号、17号、117号経由で青森から半日で帰ってこれるんだなあと、新たなルート開拓ができた気分だ。
行きに使った逆コースの8号、116号、8号、18号でもう少し早かった可能性もある。
YBR125で道北から長野までの片道、フェリー込み30時間、ガソリン代+フェリー代も1万円弱ということが分かったので、来年はなんとか毎月1回ペースで通いたいものだ。


飯山方面からの帰り道は、千曲川堤防をよく使っていたのだが、この後に来た台風で、この撮影地点のもう2,3の橋を越えた下流で堤防決壊することになるとは驚いた。

2019年9月
というわけで、9月の北海道行きは、これにておしまい。
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道北から函館へ

2019年12月31日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その14

帰る道へと方向転換の日が来た。

木々の間から太陽が姿を見せた。荷造りを急ぐ。


安テント付属のピンペグが、曲がった物が増えてきて打ち込みにくくなってきたので、今年導入したジュラルミンの軽いヤツを持って行っていたのだが、ちょっと短いな。
軽いから長くても良い気がする。この長さだと激安品もあるのだが、少し違うと急に高くなる。調査用に使っている鍛造の長いヤツは、バイクではちょっと重いし。


せっかくなので、残り時間で朝からいくらかの地点を回る。ほんと北海道の廃道はえらいこっちゃな笹藪に埋もれるもんだ。雨は上がっても合羽着て活動しないとびったびたになる。


やがて内陸の晴れた場所までやってきた。剣淵の道の駅かな。ここで雨雲レーダーと交通実況を確認して、旭川経由を諦め日本海側へルート変更した。


かわいい熊しゃんの看板の、ベアーロードを通過中。


日本海の青さに、思わず休憩。だって行きはけぶるような強い潮風で、天気悪かったんだもんなあ。


雨上がりの小樽も超え、倶知安からの山越えで長万部に近づいたあたりだったかな。オービスがあるのだが、この前後でパトカーによる速度取り締まりで捕まってるのを見た。ここでは前にも見たことがあるが、オービスだけ速度落としてパスできればヨシと気を抜くとイカンわけだ。


函館のバイパス沿いにあるガソリンスタンドで、最後の補給。朝は太陽が上がった頃に活動開始し、今度は丸い月が昇ってきた。


函館湾を望んだ時には、日は沈み夕暮れ色が覆い始めていた。

2019年9月
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雨が上がる時

2019年12月31日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その13


きのこが出てきたあたり、やっぱり秋なんだなと森の中で思う。もちろんパフパフして胞子を飛ばさせられてしまった。


雨を避けたつもりが、やっぱり降り出したので、早めにキャンプ場へ向かい、明るい内にテントだけ先に張って再出発。


これ中身は何のおにぎりだったんだっけか、たぶんセイコーマートで北海道っぽい珍しいのがあったので食べてみたんだと思う。


夕方近くなって、ようやく雨が上がった。バッグにレインカバーを掛けたままのYBRで水っぽい空気の中を進む。


翌日は晴れてくれるといいな。夕焼けを見るといつも期待してしまう。

2019年9月
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右回り北端

2019年12月30日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その12


明るくなってみると、隣のテントの後ろに色々散乱した物ががが。
前夜の食べ物関係のゴミをフライの下に置いておいたのを、キタキツネに荒らされたのだろう。夜にテン場の中までキツネが歩いてきていたのを見たので、タブンそうだと思う。


この日は朝焼けが綺麗だった分、天気が悪くなる予報が出ていた。南の方で雨ということだったので、北へ向かったのだった。


北海道でもアライグマが蔓延してるんだなあ。初山別にまで拡大していたとは、死体によって確認したのは今回個人的には初めてだったので調べてみたら、道南の方でいくつか未確認の市町村があるだけで、ほぼ全道に記録があるようだ。


8月には中川村で引き返して稚内まで行かなかったので、今年ようやく北端に行けた。YBR無印で宗谷岬に行ったのは2回目だったかな。


オホーツク海沿岸では、海岸での鮭釣りは産業レベルでおこなわれていて、一人で何十本見ながらやっているのか、番小屋のようにテントも張って、ずっと釣り続けているようだった。


やはりエサヌカ線は行っておかねば。


それにしてもシカは多い。もっと逃げろよ。

2019年9月
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黎明の空の色

2019年12月30日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その11

明けて次の朝。日の出前に染まる空の色が刻々と変わっていくこの時間、夕時以上に楽しい。しかし空の足は速い。

東の空が紫に色づく。


やがて力強い日の光が後を追って低い雲を順に変えていく。


振り返れば西の空はまだ明け方の紫を残している。


いよいよ太陽が現れる。その位置を示すように、先に柱が立った。


9月は暖かくて良いねえ。夜明けの気温が二桁あるよ。

2019年9月
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雨上がる

2019年12月30日 | どこかの空の下
結局雨のまま降り続いたが、少し上がれば雪だったんだな。
明日は晴れるかもしれないが、その分冷えるんだろう。
南へ行くか、北へ行くか。
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ずんぐり

2019年12月30日 | どこかの空の下
最近、近所で空き巣が流行ってるというので、シーズンが終わって引き揚げてきたセンサーカメラを建物の周囲へ増し増しにしてみた。
ちょっとこのカメラは赤外線ランプが弱ってきてるのかなあ。
アライグマがまるまるに太って、大きな毛玉のようだ。そろそろ本気出して捕まえて食べるか。
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この日の夕暮れ

2019年12月29日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その10
急がないと年越ししてしまう。今年の画像~今年の内に~♪

昼間の画像があまり無い。途中に挟んだ移動中にちょっと撮ったのが残っているだけなのは、なんでかしゃん。

急がないと太陽が沈んでしまう。西へ向かって走る走る。


空を染めたまま、水平線へ向かって落ちてゆく。


遠い空だけが、ほんのりとした赤色を残しつつ遠ざかる。


昼の風とは違った秋風が穂を揺らす。


トワイライトに風景が消えて行くので、闇になる前にと夜の現場へYBRを進めた。

2019年9月
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沖縄風天ぷら

2019年12月29日 | どこかの空の下
始めましたとあったので、買ってみた。

こんなんだったっけかな、味の付いた衣の天ぷら、といった感じだ。
どっちかというとタラシ揚げみたいなふわふわ衣のフリッターみたいなのを予想してたんだが。
言葉が島毎に違うほど、どこの沖縄かによっても違うだろうしな。
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月と金星

2019年12月28日 | どこかの空の下
細い月がきれいだった。
明日はもっと近づくのか、それとも追い越してしまうのか。
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9月の青空の下

2019年12月28日 | 北の道から
9月の北海道行き画像その9


歩き始める前は、真っ青な空が心地よかった。トンボがつながってる辺り、秋空を感じさせる。


堀割の底を歩く。草丈が高いが、少しずつ枯れた葉があるのが、季節が進みつつあるのを納得させる。しかしこの頃になると、ぬかるんで湿度も高くて蒸し暑かった。


コガネムシの類の光沢がやけに綺麗だった。糞虫なんだろう。


森の中に入るともうすっかりどこがルートか方向さえも見失いそうだ。だが分かる、両側の木が大きく伸びても、その間に育っていないところを目指すのだ。帰ってきてから、全然踏査の記録が無く、なんで誰もあそこ攻めなかったのだろうという話をしていたら、「冬ならともかく春~秋はヒグマが怖すぎてムリ」と言われた。そうか、クマか・・・。実際歩いていて、道東ほどクマの気配や脅威を感じることはなかったがなあ。


唯一スッキリ歩けるのは、橋の上。それでも低木が生えてたりもするが。ヤマブドウには一つも実が付いていなかった。もう食べられた後?ちょっと早かっただけかな。


蒼い空と碧い海が接するその方角へと下りていく道。さんざん廃道化した藪を歩いて滅茶苦茶汗だく、所により四足歩行だったので、帰りは国道に出て舗装路でぺたぺた歩いたよ。


途中、車にはねられたものが目に入ったので拾いに行くと、なんとアオバト。もったいねー。


視界も霞む昼の日差しに、ようやく途中デポしたYBRのところへ到着。

狙いは当たって、この日の成果は後日ラノベ風タイトルの「極北のリノロファス」として研究発表できた。
やらねば何も得られないが、現場へ行けば何らかの収穫はあるもんだ。もうこれ以上新しいことを増やそうとはしないつもりでいたのだが、誰も手を付けないなら仕方あるまい。私がせねば誰がやる、の追加也。

2019年9月
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海沿いの目覚め

2019年12月28日 | 北の道から
ずいぶん間を空けてしまったが、9月の北海道行き画像その8
(この話はまだ寒くない秋に季節を巻き戻した話です)


テントの中で明るくなったのを感じて、外に出てみた。すこし霞んだ利尻が見えるここは初山別村の港の上のキャンプ場。


振り返って灯台を見上げる。その下の芝生広場もテン場なのだが、そっちは駐車場が離れているのだ。


例によってテントの口から手だけ出してラーメン作り。取り外し可能なRVボックスの蓋は硬くて平面になるので火器を置くのに便利だ。
隣にやって来ていたのは50のカブで、日本一周だったか全国一周だったかと書いた札を箱の後ろに下げていた。やるなあ。私にはもう50でのんびりも、自分の足で自転車でってのも、気力が無くてムリだわ。若い人は、やってみたいことはやれる内にしておかんとイカンと思うよ。
向こうに見えるのは、箱付きの大きなバイクだな。やはり旅には箱が必要だ。


このキャンプ場、何が良いって、朝風呂があることなのだ。夜中まで活動していると、風呂の時間に間に合わなくなってしまうので便利だ。確か9月でも暑くて昼間は昼間で汗だくになってたのだが。


青空の中に利尻がぼんやりして来たところで、朝の活動開始である。

2019年9月
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インモラル

2019年12月27日 | どこかの空の下
ずいぶん前に公職選挙法違反で問題になった広告、まだ出てるんだな。
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ガラス瓶イルミナ

2019年12月26日 | どこかの空の下
全然クリスマスという気分がしないが、年末なんだなあ。
生きているけど忙しい。
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ゆうぐれ

2019年12月18日 | どこかの空の下
夕空見たのが久しぶりに思える。こう机仕事で身動き取れないと、年末が近づいたなあという感じだ。
例年どおり、これからしばらく缶詰の毎日になりそうだ。

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