昨日のヘリ画像を見ていて、何も無いバックだとセンサーの汚れがひどく目立つなと。
これはもうセンサー清掃するしかなかろう。というわけで、何年か前に買った10本入り使い捨てスワブを出してきた。エタノールが無いのでから拭きだけだが、快晴の空を撮ってみると全然綺麗になったな。これなら普通の写真も撮れる。センサー触るのは怖いが、やっぱり時々は掃除すべきか。
10年くらいで2回目の清掃。
昨日のヘリ画像を見ていて、何も無いバックだとセンサーの汚れがひどく目立つなと。
これはもうセンサー清掃するしかなかろう。というわけで、何年か前に買った10本入り使い捨てスワブを出してきた。エタノールが無いのでから拭きだけだが、快晴の空を撮ってみると全然綺麗になったな。これなら普通の写真も撮れる。センサー触るのは怖いが、やっぱり時々は掃除すべきか。
10年くらいで2回目の清掃。
ゴールデンウィークと言えば、スミレを見に行く季節だ。
もう夕暮れ近い頃なので、地表に日は差さなくなってきた頃、暗いながらも補助光無しで撮影してみた。非常に柔らかい。
同じタチツボスミレを、今度は内蔵ストロボを光らせて撮る。
細かいところは写るし強調もされるが、やっぱり不自然なだけかな。
Optio43WRで撮影、PentaxLens5.7mm-16mmを6mmで使用。
ストロボ無しの方はISO100で1/30、F2.8、
ストロボありの方はISO50で1/60、F6.9で撮影。
さて、現像したフィルムも乾いたので、6コマずつ切ってネガシートに格納して完成。
・・・したは良いけれど、引き伸ばし機は大学の後輩にあげちゃったし、どう活用したらいいものか。フィルムスキャナーは物置のたぶん下の方にあるしと、とりあえず本棚からすぐ出るライトボックスをコンセントに繋いでスイッチオン。蛍光灯まだ切れてなくて良かった。近頃普通の小さい物を見るのにしか使ってない、元はポジのチェック用に多用してたルーペでネガを眺めてみる。
なんか懐かしい光景。
覗くとこんなふう。
あれ?もしかしてコンデジでコリメートするだけで使えやしないかい。と、ふと思いついて、デジカメでネガを撮影して、フォトショップで階調反転させてみた。
なにか昔の同好会報の図版のような感じ。植物写真はカラーポジでばかり撮るようになったので、この発想はなかったな。
ネガを袋に入れたまま、ライトボックスも綺麗に掃除しないままなので、ホコリが邪魔をしているのがフィルム写真っぽいレトロな雰囲気に一助している。ちゃんと出すならこうならないようにするってもんだし、焼いて残ってたらペン入れ修正モノだが、これはこれで埃や傷がオリジナルを証明する透かしのような。
月だって白黒で撮るのに良い対象かもしれない。
飛翔写真は難しい。フィルムで一発撮りは特に。こういうのはカメラに撮って貰う事が出来たりとか、カメラに撮らせる最新の超連写デジカメを使うのが宜しかろう。
ただ、フィルムで残したい被写体でもあるな。
これまた何か白黒印刷の会報っぽい作業写真のようだ。
こういう片手で捕まえていて片手で撮るには、オートフォーカスや自動巻き上げが欲しくなる。が、AFのフィルムカメラって買ったことないわ。従って部屋の隅に転がってなくて残念。
ちょっと見せるとかブログ用ならこれだけでも十分な気がした。ちゃんとした出力をするなら、ちゃんとしたレンズを使って一眼デジカメで複写すれば良いかな。スキャナーも掘り出して比べてみねば。
白黒写真、白黒フィルムとは言うけれど、黒白写真って言わないな。
ブラック&ホワイトとは言うけれど、ホワイト&ブラックとは言わんなあ。
てなわけで、モノクロームのフィルムを久々に現像してみた。
現像剤はフィルム購入と同時に買っておいたメーカー純正品。と言ってもD76なので、ごくごく一般的な調合組成だろう。2剤を溶解して1Lにするのだが、温水を使ったので冷めるまで放置だ。説明書きを読むと作ってから24時間置いてから使えとある。D76ってそんな面倒なこと言うものだったっけ。
翌日まで茶瓶で流しに置いておいたら、良い具合に20℃になってた。この季節は冷やさなくても温めなくても良いので、現像には良い季節だ。
現像タンクがプラ製なので、注入までが温度調節の肝で、後から加温とか短い現像時間では事実上無理だろう。
35mmリール二段で必要な現像液量は500ccだか580ccだか諸説あるが、1L作っておいて余裕たっぷりに入れて、真ん中に突っ込んで回す攪拌棒でぐるぐる回す。現像液の処理能力は10本/Lだそうなので、どうせ回収して茶瓶で薄まるわけだし。
最初の1分は連続撹拌、あとは30秒ごとに5秒ずつで液温20℃でのISO400フィルムの指定時間までインターバルを続ける。
氷酢酸しぶきは使わず、台所の掃除用品にあったクエン酸で停止液を作っておく。現像液や定着液も作るメスカップはさすがに食品と共用にしたくないので100円ショップで調達。
現像液を茶瓶に戻し、酸で時間キッチリに停止。
定着液はスーパーフジフィックスの希釈液を、これまた1L作って使用。そういやフジフィックスって箱入りの粉剤じゃなかったっけな。今回買ったら液体の濃縮液だった。
漏斗も100円ショップ。
水洗は、タンクを開けずに漏斗状の中心から水を入れて、底からリールのフィルム間を上に通したら良いかなと思ったが、下まで行かずに溢れちゃってイマイチ。キングのプラ現像タンクだと撹拌つまみにホースをつなげればそういう水洗ができて水を有効に使えたと思う。
結局、蓋を開けて勢いよく流水で。
水道水ももったいないので、今度現像するまでにQW買っておこう。
洗濯物干しに吊して乾燥。フィルムがカールする分は下に洗濯ばさみの重さ分で伸ばす。現像タンクのおまけにスポンジが付いてきたが、どうも水痕が残っちゃってうまく使えない。素直にドライウェル使う方が良さそうだ。
機材と消耗薬剤代金のまとめ
現像タンク 5,390円
現像液 770円 処理能力10本分
液保管茶瓶 450円×2
メスカップと漏斗 110円×2
定着液 1,000円 処理能力たぶん60本分くらい
合わせて1万円くらい。せっかく現像タンクを新調したことだし、せいぜい使って物理的な写真記録を残していこう。
ところでこの背高なタンクを入れるには、ダークバッグは大きい方が良い。この前買った新しいのは55×60cmで、ちょっと狭かった。たぶんMとLで言えばMサイズなんだろう。
撮り歩いて2本フィルムを使ってきたので、さっそく現像してみる。
今回100ft缶フィルムと一緒に今どきの現像タンクも買ってみた。リール2個付きで一度に2本現像できるやつなのだ。
どうやってリールに巻き付けるかいじっていると、なんとなくわかってきた。
この可動式のボールがパーフォレーションを噛んで、左右を交互に動かすと奥へとフィルムを送り込む構造になっているらしい。
最初だけ明るいところで噛ませて少し練習。
一式ダークバッグに入れて、さてあとは手探り。
正直、LPLのステンタンクの両溝リールの方が抵抗なくスイスイ巻けるような気がしたが、何回か送り込まないなと引き出してやり直してみたり(当然ダークバッグ内で)、もう一回パトローネに巻き戻して明るいところに出して送り込みの様子を見てみたりして、2段目に入る所が成功してれば後はスムーズに巻き取れるとか勘所を見つけて、ようやく2本タンクに収めて蓋することができた。
簡単なのかどうなのか、もう少し慣れてみないと何とも言えない。しかし現行製品がこういうのしか無いなら憶えるしかないな。
フィルムも用意できたことだしと、フィルムカメラを出してみた。最後に使ったのはいつだったか、まだ飛行機の離着陸時に全ての電子機器の電源を切らなくちゃいけなかった頃にデジカメが使えないのでとこれを使ってたっけな。
なので10年以上前のはずだが、見てみると電池が入れっぱなしになってた。露出計も動く。液漏れしてなくて良かった~。
バカスカ撮るのはデジカメに任せて、ヒトコマずつ撮るのでモードラもいらない。久々の35mmフルサイズの画角を思い出すために単焦点1本で交換レンズも持たずに出かけてみた。
そこは50mmにすべきだろうとも思ったが、たまたま空いてたので。と言うのも実は寄れる小さいレンズでマウントアダプターを使ってミラーレスをコンデジのように使おうと思ったら、この24mmは使えなかったので机の上に転がってたのだ。
近頃出番がないレンズがけっこうゴロゴロしてるもんだな。
まあちょっと慣れ半分に出てみたが、今の時代フィルムで、しかも白黒で撮るべきものは何だろうと思いながらのカメラ散歩であったとさ。
最近はデジタルカメラばかり使っていて、もうフィルムは中判をたまに使うだけになっていたのだが、ふと思い立って久々に35mmカメラも使ってやろうと思うのであった。
なんでもFUJIFILMがフィルムの値上げするんだそうだとニュースが流れてきて、今っていくらくらいするんだろうと見てビックリ、通販でベルビアがぬわんと6千円!5本パックかなってな値段になってた。
そうは言っても白黒フィルムなら、なこたーないだろうと思いきや、トライX~で検索すると現行はTX400だけなのか、それが5本で1万円ですとー。
驚いた。
でも、昔に戻って缶入り長巻フィルムを小分けすればそこまでは行かんだろうと思ったものの、ネオパンとかトライXの長巻がもう売ってないんだな。それでも検索するとあるにはあった。現像剤も汎用薬剤でできるようではある。
そこで先週に戻ってダークバッグを出してきたら化繊粉々だったので、新しいのを買ったというわけなのだった。
1缶1万円くらい(セール品)、100フィートで20本くらい取れるかな。
こんなん今どき使えるだろうか、壊れる物でも無いしなとは思いつつ、これまたプラの劣化で光漏れでもあると1巻分丸々無駄になったらと恐る恐るローダーへ。
その昔、キングとかハンザとかでもフィルムローダーが出てたと思うが、ほんともうカメラ屋にもフィルム用品って何も置いて無い。フィルムが現役だった頃は年に1回2回は新宿に買い出しに行ってたもんだが、もう東京自体全然行かなくなったし。
部屋でたまにしか使わない物が壊れるわけ無いわなのLPLデイロール。
パトローネはカメラ屋の店頭に使用済みのがご自由にお持ち下さいの頃と違って買わないと無いようなので、分割式のをフィルムを買った会社で同時に通販。
サクラは手で簡単に開けられたしフジは何度も再使用できた。コダックは壊さないと開かなかったっけな。パロトーネの栓抜きみたいなのはもう使うことも無いだろう。
ハサミでチョキチョキ。これも挟んで押すだけで型抜きになるやつが、セールでネオパンを2缶買ったら貰えたセールだったかなんだかでゲットしたのがあったはずだが、もうどこに仕舞ったか行方不明。使わない物は姿を消して行くもんだ。
デジタルカメラでも白黒モードがあったり、白黒専用ボディが30万とかするが、今どきフィルムカメラってもう不要品なのかジャンク箱に入れられて売られてたり、ちゃんと動くものでも1万円以下で買えたりするので、30万円分のフィルムと現像剤と思えば幾らでも撮り放題なんじゃなかろか。
その先が問題か。引き伸ばし機は人にあげちゃったしな。フィルムスキャナーは一応使えるようWindows 10のPCもあるから、結局デジタイズすることになるものの、フィルムの現物は残るしね。
古いデジカメ画像がもうそろそろ30年になるが、時々HDDの新調とコピーをしたりでバックアップしていても、突然壊れたりするとスコーンと消失してしまう可能性がそこそこありがちだが、フィルムって火事でもおこらなければ変色はしても画像は残るので、重要な記録はフィルムで残して行くということを視野に入れているのであった。
考えてみればフィルムとデジタル併用してた15年くらい前までは、ちゃんとできてた作業なわけだし。
普段使うコンパクトデジカメ3機で、露出もオート、ピントもオート、感度設定やホワイトバランスも全部おまかせのシャッター押すだけで、だいたい似たような構図になるよう撮ってみた。
上からカメラ製造年の新しい順。
58mm相当、ISO200、F3.5、1/250
67mm相当、ISO125、F4.5、1/100
53mm相当、ISO64、F3.2、1/125
最後に一眼レフで、これも似たような絵にと思ったが、今日は短いレンズが無かったのでだいぶ違ってしまった。
90mm相当、ISO800、F8、1/400
こっちは400万画素の1/2.7型CCD、なんと2004年のコンパクトデジカメ
こっちは1200万画素の1/2.33型C-MOS、2019年製って、もう5年以上前になってしまったんだな。
ピッタリ同じ比較ではないが、ちょっと同じ場所で撮ってみた。
気付くと床に黒いカスが点々と落ちてた。
何かと思ったら、ダークバッグの袖の部分のナイロンが劣化でバラバラになって落ちたのであった。化繊の寿命だな。
てなわけで、買い換えだ。と思ったが、もうそんなもの普通に売ってる店ってものがそこらに無い。こんな時はこれしかない、通販ポチー。