イトトンボも飛んでるが、こっちはもう少し太い。なんとも身体が綺麗な金属光沢だ。
もっとハネが濃いハグロトンボは5月にならないと見ない気がするが、ここ数日突然トンボが増えた気がするのは、平地に下りてきたら季節が進んでいたというだけのことかもしれないな。
蜉蝣と言うと儚きモノの代名詞のように思われるが、近くでしっかり見ると、案外濃くてしっかりした翅なんだ。
急に羽化が始まったのか、続々涌いて出るように飛び出し始めた。
これが季節の動きってもんなんだろなあ。
アオサギが鳴くと雨が降るんだったかな、雨がアオサギを呼ぶんだったかな。
起こした後の田んぼにやってきて、何か食っている。昨日の雨で水たまりもできていることだし、カエル食い放題なのかなと思っていたら、そうでもない。
よく見てみると、太いミミズだ。ドバミミズだ。あれ?昔はブトと言っていた気がするが、いつの間にかブトと言うとハシブトガラスか、くわれると痒いヤツ、ブヨじゃなくてブユの方を指すようになった気がする。まいいけど。
それもけっこうな頻度で捕らえては飲み込んでる。そんなに田んぼにたくさんいたのか。水攻めされて出てきたんかな。
しかしミミズが多いのは、あの田んぼは良い土なんだろうな。いつも秋に籾殻焼いてるところだ。ただ燃やしてるだけなので、あれ見る度に、中にサツマイモ放り込んでおきたくなる。
意外や標高の低い場所なのに、まだ雪が残っていた。雪解けのぬかるんだ道が、さながらオフロードコースのようで、とても二駆では抜けられなかった。
これがもう少しすると背丈の高い草原になって、車で入れるかどうかすら難しくなるんだろうなという場所だった。
そんなまだ冷たい水の中を見ていると、イモリの多い事。そこはサンショウウオだろと言いたいところだが、イモリのみ。
外傷も無く筋肉痛でも関節でもない場所が謎の足痛になったので、本日は徒歩での進撃は一寸休止。