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【cinema】『きいろいゾウ』

2013-02-27 02:28:01 | cinema
'13.02.20 『きいろいゾウ』鑑賞@楽天地シネマズ

見たかったのだけど、いろいろ重なってなかなか見れなかった。意外にも有楽町とか近場でやってないんだよね・・・ 楽天地シネマズで上映していることを知り、定時上がりで行ってきたー♪

*ネタバレありです! やや長文(o´ェ`o)ゞ

「出会って直ぐに結婚したムコとツマ。動植物と会話が出来るツマ。背中に大きな鳥の刺青があるムコ。それぞれ秘密を抱えていた。ある日、ムコ宛に届いた差出人名のない手紙が、2人の間に溝を作っていく・・・」という話で、これは感受性豊か過ぎる2人が夫婦になっていく話。良かった。ツマのキャラがダメという人もいるかもしれないけれど、個人的にはギリギリOK(笑) 正直、最初はダメかもと思ったけど、ツマの背景などが分かってくると、痛々しさやもどかしさを感じつつ、共感する部分もある。

見たかった理由としては、当blogで何度かご紹介したとおり、お友達のmigちゃんの弟さん片岡翔さんが脚本で参加しているから! ご自身でも映画監督をされていて『くらげくん』はPFFアワード準グランプリの他、7個のグランプリを含む13冠達成 かわいらしくてちょっと毒もある大好きな作品。翔監督ご自身も原作ファンという今作、楽しみにしてた。そして! もう一つ楽しみだったのは、お友達のmigちゃんがエキストラ出演していること! 見つけられるかドキドキ

最近話題の西加奈子さんの原作は未読。西さんの作品がということじゃないけど、例えば主人公の名前が無辜歩でムコ、妻利愛子でツマとか、ウケ狙いではないだろうけど、ちょっと"普通"であることをよしとしないような、個性の押し売りのような感じのする小説って苦手・・・ 実は、読んでみようと思い数ページ立ち読みしたのだけど、冒頭のカニのツマの不思議キャラぶりで挫折。時間がなかったこともあり結局買わずじまい。あくまで個人的な好みの問題です! 原作ファンの方ごめんなさい・・・ 冒頭シーンは原作どおり。カニがお風呂に浮かんでいると叫びながら全裸でムコさんのもとへ。うーん、ちょっと不安・・・ でも、2人でお風呂場へ行き茹で上がった小さなカニの画を見た時、小説で読んだとおりの画だったことに驚き、西加奈子さんが「エルムンド」に出演された時に語ってらしたことを思い出した。テレビ世代だからなのか、小説の題材になるシーンが画や動画で浮かぶそうで、この作品もカニがお風呂に浮かんでいる画が浮かび書き始めたのだそう。そう考えると、なんだか一つ一つのシーンがピタリとはまっていく感じがしてきた。

ツマの不思議キャラぶりが好きか嫌いかは別として、映画の冒頭としてのインパクトがあるのは間違いない。なにしろ、バックショットのみとはいえ宮崎あおいちゃんのヌードだし(笑) 2人が暮らしているのは三重県の田舎の築100年の古民家。ご飯もお釜で炊くような昔ながらの暮らし。よく言われる、田舎で自然に囲まれた生活こそが理想であり、都会での暮らしはストレスだらけだという考え方は好きではない。でも、見ていて癒されるのは確か。もちろん実際生活してみたら大変なこともあるのでしょうけれど・・・ 食事シーンでは何気ない会話が交わされるけれど、水着天気予報に注意が向いて、ツマの話にはうわの空のムコ。話を聞いてくれないことにちょっとふくれるツマ。この時点ではありがちな風景だけど、これは後の伏線。でも、会話することで癒される女性にとって、やっぱりうわの空でいられるのはちょっと辛い。自分も仕事で疲れた時は、人の話をうわの空で聞いちゃうことはあるので、男性の気持ちもとっても分かるけど、せめて少しはつきあって欲しいかも。洗剤が安かったとか、くだらないと思う会話であっても、中身じゃなくて会話をすることが重要。食卓の場面は繰り返し出てくる。2人の変化が良く分かるシーンとなっていて、使い方がおもしろい。食事はTVドラマ「高校生レストラン」(NTV)のモデルなった三重県立相可高等学校が担当したそうで、いわゆる普通の家庭料理でどれもおいしそう。

正直前半は、ツマの食事時のトマトの食べ方とか、ご近所のアレチさんから両腕を真っ直ぐ伸ばして回覧板を受け取る感じとか、内股で少し足を開いたたち方とか、不思議キャラ感がムリだと思う部分もあった。歯磨き中のムコさんと話ししながら庭に水をやるシーンは好きだったし、動植物と会話ができるという感じもダメじゃなかった。動植物と話せるというのは後の重要な伏線だと個人的には思っている。安藤サクラのブルテリアのカンユさんはよかった! カンユさんの名前の由来は何? 別にいいけど(笑) ムコさんは小説家。それだけでは食べていけないらしく、ケアハウスでバイトをしている。小説の売れ行きについては、後にムコが良好だというシーンがあるけど真偽の程は不明。ツマは専業主婦。2人とも関西弁を話すけど出身地は不明で、なぜこの家に住むことになったのかも不明。聞き逃したのかも? 後に語られるけど出会って直ぐに結婚してしまった2人は、結婚してからお互いのことを知っていくことになる。ムコがツマが心臓病で入院していたことを知らなかったことにショックを受けるシーンがあるけど、その辺りでさりげなく2人の感じを見せるのは上手いと思った。

ツマは子供の頃、心臓の病気で長く入院していた。一人ぼっちの寂しい夜、ツマは大好きだった絵本「きいろいゾウ」を読んでいた。月の光を浴び黄色い体になったゾウのお話。ツマは空想世界できいろいゾウと遊んでいた。ある日、きいろいゾウとの別れの日がやって来る。ゾウは普通のゾウに戻ってしまう。その翌日からツマは動物や植物と話せるようになった。多分、あることを象徴しているのだと思うけれど、それは後ほど・・・ 実はこの「きいろいゾウ」がムコとツマにとって深いつながりがあることが分かるのだけど、きいろいゾウの声が誰かってことを考えると、ファンタジー的なものとして受け取ってもいいだろうし、今現在ツマにとってきろいゾウはその人物なのだと考えてもいいのかも。個人的には後者だと思った。

ある日、ムコ宛に差出人名のない手紙が届く。怪しいといえば怪しいけど、直ぐにムコさんの昔の女性関係だと勘づいてしまうのが、女性の鋭いところであり悲しいところ。まぁ、男性からしてみたら厄介なんだろうけれど(笑) 気づかなければいい方がいいこともあるし、気づいてもさりげなく聞ければいいのだろうけど、夫婦だからって踏み込めない領域はある。だったら、話してくれるまでじっくり待てればいいのだけれど、なかなか簡単にはいかない。ということで、ツマは女性がやってしまいがちな「怒っています」という態度を取ってしまう。これ実際自分でもやってしまうことあるけど、いわゆる女子のカマかけ行動って、よっぽどそういうのに長けている人じゃない限り、99%男性には伝わらない気がする。もちろん怒っていることだけは伝わってるけど、何で怒られているのか分からない。分からないから何故怒っているのか聞く、そこでさっきの手紙は誰からだと聞ければいいけど、そもそもムコが悪いわけじゃないから怒るのも変、っていうか怒ってないし!ってなって言えない(笑) そもそも、その時点で言えるなら最初からさりげなく聞けるハズ。変に勘が鋭い分女性にはこんな葛藤があったりする。私だけ? だったらごめん

不機嫌なままのツマをなんとかしようと海へ連れ出すムコ。オレンジ色のオンボロ軽トラで海へ。海へ行くような空模様にも見えないけれど、それが2人の胸の内を表しているかのよう。何とかツマのご機嫌を取ろうと、テレビで見たピラミッド内のクフ王の像に当たる光の話をするムコ。それと同じ光景を昨日屋根裏で体験したと語るツマ。ムコにしてみれば何故クフ王の話と、屋根裏の話が結びつくのかが分からない。まぁ、分からないよね。見ている側は実際にツマが体験しているシーンを見ているから、ツマがクモの言葉を聞き、さらに光が当たったこの家に昔暮らしていた人々の写真に、何かを感じたことは分かる。それがツマにとってクフ王のピラミッドの神秘と同じなのは分からないけど(笑) で、当然のように理解できなかったムコに対しキレ始めるツマ。ダッシュボードに乗せていた足をバタバタさせてキレる姿がスゴイ! さすが宮崎あおい。感受性が豊か過ぎるツマは、自分の中に湧き出した感情をどう出したらいいのか分からない。感情を上手くコントロールできなくて、ムコに対して怒っているみたいになってるけど、多分自分に苛立っている。小さい子供がよくやる感じ。ツマが何歳設定なのか不明だけど、若く見積もって20代前半。それにしても子供っぽいというか子供のまま。厄介だけど、ムコは不登校の大地君に「(学校休みで)ええなぁ」と屈託なく言ってしまえるツマが好きなので仕方ない。無邪気なのと子供っぽいのとは違うと思うけれど(笑) ただ、ここで感情をぶつけたことで、2人の間の溝が少し埋まり、ムコは胸にしまっていた秘密のうちの1つをツマに語る。

ムコにはかわいがってくれた叔母がいた。いつも物を無くしてばかりいる(だったかな?)ので、ない姉ちゃんと呼ばれていたこの叔母をムコは大好きだった。ある日、辛い恋に破れたない姉ちゃんがムコの家にやって来る。ただならぬ雰囲気を察したのか、何故かその日彼女を拒否する態度をとってしまった少年の日のムコ。そして、ムコは近所の森で首を吊って亡くなっている、ない姉ちゃんを発見する。これは辛い・・・ ない姉ちゃんが自ら死を選んでしまったのはムコのせいではないし、あの日ムコが普通に接していても、ない姉ちゃんが今も生きているとは限らない。でも、自分を責めてしまうよね・・・ こんな形で亡くなったのではなくても、残された者にはもっと何かしてあげられたのじゃないかという思いは多かれ少なかれ残る。ムコはこの傷を癒すために、さらに大きな傷を負うことになった。それは後に語られる。

自分の傷を話すことは勇気がいることだけど、もう少しお互い感じたことを口に出してしまえば、簡単なことのように思うけれど、そうはいかないのが歯がゆいところ。気持ちは分かる。ツマはムコが大切なあまり「オンボロ車買い換えればいいのに」ことさえ言えないってことなんだと思う。でも、それが言えないから、時々爆発しちゃうわけなんだけど・・・ ムコにも同じような思いはある。ムコは毎日日記を書いている。小説が全く書けない日も日記は書く。そんな時ツマは寂しい思いをするけど、男の人は1人になる時間が必要なんだと思う。そして、小説家であるムコにとっては話すより書く方が上手く言葉が出てくるのかもしれない。その手段を持たないツマは動植物と会話をするのだと思う。ある時ツマが日記を読んでいることに気づいた時から、2人は少しずつ"会話"が出来なくなってくる。ムコはツマが読んでいることを知りながら日記を書き続け、ツマは読んでいることに気づいていることを知りつつ読む。夫婦の設定を変えればいろんな物語ができそうだけど、2人にとっては辛いものになっていく。ツマが読んだページに押し花を貼ったりするのは、気づいて欲しかったんだろうし・・・

会話の無い食卓は重い空気。相変わらずおいしそうだけど、全てが冷めて感じるから不思議。セロリの浅漬けボリボリボリボリ・・・ この感じ分かる(笑) 男性はどうなのか分からないけど、女性は段々イライラして腹が立ってくる。相手に対してとか、自分に対してでもなくて・・・ ムコは東京行きの話をする。気持ちは分かるがタイミング悪っ(笑) 小説の仕事だと言うけど、手紙の主に会いに行くことは誰でも分かる。真意は別として。そしてツマはキレる。ムコから食器を奪うようにして流しへ。水を流しっぱなしにするツマ。水を止めるムコ。流すツマ。止めるムコ。ツマはグラスを掴みムコの手を打ちつけ始める。どんどん激しくなりグラスが割れたら、小鉢を掴み打ち続ける。耐えるムコ。血が流れる。とうとう「ツマ!」と叫ぶムコ。ハッと我に返るツマ。このシーンはスゴイ! やっていいことだとは思わないけど、ツマをわがままとだとは思わない。感受性が強くて感情のコントロールができないだけ。感情のコントロールなんて誰だって簡単ではないけど、ツマの感情の激しさは厄介。でも、だから無邪気でいられるわけで、それが魅力でもあるのだけど・・・ ムコは痛いし辛い。だけど、ツマの方が断然辛い。常にこんな状態ならDVだけど、感情が爆発したわけだから、心が壊れそうな状態なのはツマ。だからムコは黙って耐えて受け入れた。潮が引くまで・・・

なんだかいつもツマが怒っていてムコが耐えてるみたいになっちゃってるけど、決してそうじゃない。ムコがツマに救われる時だってちゃんとある。ケアハウスで担当している患者さんが亡くなっていることに気づいたムコ。もう少し早く気づけば助けることが出来たのではないかと自分を責める。ない姉ちゃんを救えなかったことへの思いがよみがえる。子供のように泣きじゃくるムコを、コタツを乗り越えて抱きしめるツマ。ずっとずっと抱きしめ続ける。

そしてムコはツマとちゃんと向き合うために、過去を清算しに行く。この過去が・・・ 大学生の頃、ムコは画廊で個展を開く緑と出会う。ない姉ちゃんに似ていて、繊細であやうげな緑に惹かれていくムコ。緑には夫と障害を持つ娘がいた。毎日のように緑のアトリエに通い、背中に鳥の絵を描かれるムコ。2人の関係がどこまでなのかは不明だけど、夫にとっては許せるものではない。夫はムコを責め、緑が最後に描いた鳥の絵を渡す。それが背中の刺青。緑の絵には色がなかったけれど、ムコは色をつけて彫った。それは責任を負うという思いなのかも。不倫をいいことだとは思わないけど、ムコだけが悪いわけではない。むしろ、若いムコに重荷を負わせた緑のほうが罪深い気がする。まぁ、どちらが悪いという問題じゃないし、ムコが自分を責めるのは変わらないと思うけど。実は差出人の無い手紙は夫から。あの後、娘を亡くした緑。心が壊れてしまった妻を救って欲しい。うーん。ワラにもすがるっていう夫の気持ちは分かるけど、ムコとの別れで壊れたならともかく、全ては終わった後でのことだからねぇ・・・ 正直、女優さんが苦手な方だったこともあり、ちょっと違和感があって、この後ムコが体を張っての熱弁やその後の展開も、ちょっと取ってつけた感があったかなぁ・・・

ツマとムコ、緑と夫を含めて4組の夫婦もしくはカップルが出てくる。音読のミスを笑われたために不登校になってしまった大地と、複雑な生い立ちから孤独な洋子の小学生カップル。ただし、大地はツマに初恋中(笑) 毎日のように遊びに来るアレチさんと認知症の奥さん。それぞれ、相手に伝えたい思いがあるのに届かない、もしくは上手く伝えられないということを描きたいんだと思うけど、ちょっと多い気も。 幼い2人の感じは好きだった。

きちんと過去と向き合ったムコ。ツマとの出会いのシーンは好きだった。アニメっぽい画も好き。家で待つツマ。ずっと父親のように導いてくれた庭の木の声が聞こえなくて、1人で不安に押しつぶされそうになる。月に向かって「ムコさんを返してください」と言う宮崎あおいがスゴイ! そしてツマのもとに・・・ ここ原作と違うそうで、原作未読なので分からないけど、このファンタジーっぽい感じは好き。ツマの待つ家に帰ってきたムコ。以前のとおりの朝。カンユさんがやってくる。ツマは普通に話しているけれど、見ている側にはカンユさんの声は聞こえない。要するにツマは特殊能力のある人ってことではなくて、自分と会話してるってことだよね。二重人格ってことではなく・・・ 上手く言えないけど。こちらに聞こえなくなったってことは、ツマがそこに頼らなくてもムコと向き合えるようになったってことだと思ったんだけど、違うかな? まぁ、勝手にそう思っとく(笑)

キャストについては、もうずいぶん長文なので流し気味に(笑) アレチさんの柄本明は友達のようでもあり、父親のようでもあり、さすがの存在感。大地の濱田龍臣くんはラブレターがかわいかった。ちょっと背伸びする感じ。洋子の浅見姫香ちゃんは足が長くてビックリ! 生意気な感じがかわいくていい。声の出演が意外に豪華。カンユさんの安藤サクラおもしろかった。ソテツの大杉漣が抑えた演技で良かった。クモで高良健吾くん出ててうれしい そして主役2人。ムコさんの向井理はずっと食わず嫌いだった(笑) この役良かったと思う。繊細過ぎるムコさんを頼りなく思ったりしなかったのは向井理のおかげ。宮崎あおいはやっぱり上手い。不思議キャラがはまり過ぎちゃうかなと心配してた。初めの頃こそダメかもと思ったけど、いつの間にかツマの不安とか感情が上手くコントロールできなくて辛い感じに共感してた。厄介な人になりかねないツマに共感させちゃうのはさすが!

画が好き! ツマとムコが暮らす古民家は実際住むのは大変だと思うけど、1ヶ月くらい滞在したい(笑) タイルを埋め込んだテーブルとか、ちょっとずつかわいく暮らしている感じが好き。ほとんど音楽とか使ってなくて、気まずい食卓のシーンとか「シーン」って音が聞こえるくらい静か。そういうのも面白い。絵本「きいろいゾウ」の部分は西加奈子さんの絵でアニメになってる。コレ好き! その方がツマの切なさが伝わる。

2時間超とやや長めだけど飽きてしまうことなく見れた。セリフが良かった。特に上手く言葉に出来ないセリフ。翔監督らしさ出てたと思う。エンドクレジットにお名前見つけてちょっと感動

ちょっとファンタジーっぽい恋愛もの好きな方オススメ。宮崎あおい、向井理ファンの方必見!

個人的ミッションは無事完了! migちゃん無事発見!([+]Д・)

『きいろいゾウ』Official site


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8 コメント

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Unknown (mig)
2013-02-28 10:32:59
maruちゃん 素敵なレビューありがとう!

>感受性が豊か過ぎるツマは、自分の中に湧き出した感情をどう出したらいいのか分からない。感情を上手くコントロールできなくて、ムコに対して怒っているみたいになってるけど、多分自分に苛立っている。小さい子供がよくやる感じ

ほんとそうなんだよね
わがままじゃないってあとでも書いてるけど、一方通行に感じた愛をなんとかしたい気持ちでいっぱいなんだよね。
ほんとはムコの方が勝手だったりして、、、

でもラストはホントウに大事なモノ、大事にしていかなきゃいけないものに気付く。
ここがいいよね。アレチさんも凄い良かった榎本さんさすが。
宮崎あおいちゃんも自分でやりたいと言ってたのが叶っただけあってすごくハマってたし。

maruちゃん今日はもしかしてお家で静養中?
バレエもどっちにしてもいけなかったのかな?
あれ楽しんでくる!
返信する
Unknown (ノルウェーまだ~む)
2013-03-02 01:07:35
maruちゃん☆
ツマのキャラは原作でもちょっと痛いんだねぇ。
最初の数ページをガマンしたら面白くなってくる小説と、最初にぐっとひきつける小説ってあるよね。
やっぱ挫折しちゃったんだ・・・それをよく素敵な映画に仕上げたなぁ。

動物と話せるツマ。
ねえねのお友達でお役所勤めの人が、たまに「あのー?うちの炊飯器が喋るんですけど、あなたの家の炊飯器も喋りますか?」という電話を受けるらしいよ。本気で相談されるんだって。
こうなるとツマもファンタジーな話ではないのかも?
返信する
Unknown (maru♪)
2013-03-03 02:12:21
>mig サマ

見るのも感想書くのも遅くなってごめんねー{涙}
でも見れて良かった! 素敵な映画だったよ(・∀・)ウン!!

そうそうツマは無邪気とか子供っぽいというよりも、
子供のままなんだよね。だから純真でいられるんだけど・・・
あの車の中のシーンはとっても印象的だったんだよね!
自分の気持ちをどうしたらいいか分からなくて、あんななっちゃう・・・

宮崎あおいちゃんはその辺りを見事に演じていたねぇ~
柄本さんもさすがの演技だったよo(`・д・´)o ウン!!

ラストの羽根! とっても好きだったよ~{ラブラブ}

例のあれ楽しめたみたいでよかった!!
返信する
Unknown (maru♪)
2013-03-03 02:23:27
>ノルウェーまだ~む サマ

時間がなくてほんの数ページ読んだだけだから、
そんなに分かってるわけじゃないんだけど、
冒頭のカニの部分が本だと1人称になってて・・・
最近よくある個性の押し売りタイプの本かなって思っちゃったの。
多分、原作は読まないと思う(笑)

映画はとってもよかったと思う!
絵本のアニメっぽい感じとか、ラストの羽根とか好きだった{ラブラブ}

アチャー(´・ω・`) それは痛いね・・・{涙}
まぁ、聞こえてきたのはいいとして、何故役所に相談?(笑)
返信する
Unknown (tomoco)
2013-03-04 08:39:02
maruちゃんおはよー☆長文お疲れさま!

ふふ、カンユさんは初めて会った時、頭からすっぽり肝油ドロップの缶をかぶっててそれが自分では取れなくて、ツマたちが取ってあげたからなのだ。
イメージとしてはふつうの柴犬とかだったのにあんな立派なフレンチブル?みたいのだったからちょっとびっくり、
でも安藤サクラの声はよかったよね~!

うんうん、翔ワールド感じた!ラストの羽根はまさに!
原作読んだけど断然映画の方が好きだわ(笑

年明けてからまだmaruちゃんに会えてなくてさびしいよ~
返信する
Unknown (maru♪)
2013-03-06 02:26:12
>tomoco サマ

長文読んでくれてありがとーヽ(・∀・)ノ

なるほどホントは肝油さんなのね!!
理由が分かるとそんなに不思議な名前でもないんだね(笑)
ラストのブルテリア家族はホントにカンユさんの子供なんだってね{いぬ}
うん! 安藤サクラ良かった!!

ちょこちょこ翔ワールド感じたけど、やっぱり羽根だよね(・∀・)ウン!!
そうか・・・ 原作たぶん読まないわ(笑)

そうだよね! 私もさびしいよ{涙} もう3月だよー!!
近々会おうよー{ルンルン}
返信する
Unknown (Nakaji)
2013-03-06 14:19:33
こんにちは♪
向井君ファンのNakajiにはたまらない映画でした!
物静かで忍耐つよくあったかく包んでくれる人なんて!!
って思いながらも、向井君素敵だわ~ってブツブツとみておりました。

>安藤サクラのブルテリアのカンユさんはよかった

そうそう、もーーーー犬が安藤さくらにしか見えなくなっていました(笑)
返信する
Unknown (maru♪)
2013-03-11 00:17:51
>Nakaji サマ

向井理食わず嫌いしていました(笑)
この映画のホンワカした感じとってもよかったですね!
原作未読なので分かりませんが、
ムコさんに合ってたんじゃないでしょうか?

アハハ、ブルテリアの安藤サクラ好きでした~{ラブラブ}
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