まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

2001号の忘れ形見…

2008年11月29日 | ひろでん
先日の試験日、準備が思った以上に早く終った為に、車庫内をウロウロする時間が出来ました。その中から特に目を引いたものを…

荒手車庫の奥深くには、古い台車が幾つか転がっております。私が車掌時代には、それこそ予備品も含めて多くの台車が転がっておりました。

今回は、特に目を引いた2001号の台車です。



2000型といえば、言わずと知れた『トーションバー台車』を履いておりますが、2001~3号は形状が異なる台車です。2001号は制御器の構造とその台車故に連結化工事から外れた車両で、晩年は高床車入場時の牽引車や、レール運搬車の牽引車として使われておりました。私の記憶が確かなら、故障した2000型に一部モーターを載せ替え、動けなくなったと記憶します。



さて、残っている台車を眺めると、軸受けの蓋がなくなっており、ベアリング部分を見ることが出来ます。



センター部分には、トーションバーも見えます。また、1台車に2台のモーターを積んでいるのも判りますね。

2001号の写真が発掘できていないので、これ以上の写真が載せられないのが残念です。そういえば、解体される数年前に車体を塗装し直したような記憶が…