まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

2代目ストーブ列車…1

2007年03月14日 | 工作室から
さて、今年も競作に追われる季節となりました(笑) 今年のお題は『JRを除く私鉄の車両』ということです。一部では広電3000型が私のネタではないかとの憶測が流れましたが、何を仰いますか! 人が思いつかないような車両を作るのが私でございましょう…(笑)
何とか形になってきたので、自分の士気を高める為にも、ここで広く紹介してみましょう。今年のネタは『津軽鉄道2代目ストーブ列車、オハ31』です。



今回使ったのは、珊瑚製のオハ31キットです。このキットは4~5年前に再生産された製品で、再生産と同時に5本を一括購入しました。当時のF店長にも『こんな買い方をする人は、広島にはおらん! やっぱりアンタは変…』と言わせてしまいました。そんなにおかしいですかねぇ…?

3両を平行製作していますので、各パーツごとに少しづつ紹介してゆきます。


妻板全てです。この時点で尾灯を取り付けました。

まずは妻板からです。定石通りに貫通路の裏側を帯材で裏打ちをして、立体感を出した後、編成中間に当る貫通路にエコー製気動車用幌枠をハンダ付けし、その外周に幌座を表現すべく、Φ0・4真鍮線を折り曲げてハンダ付けをしました。同様にして、編成端に当る面の幌座も表現しております。
尾灯は引掛け式を用いていますので、雰囲気重視ということで形は違いますがエコー製パーツを用いました。


屋根パーツ一式

さて、珊瑚製キットの最大の難関は、屋根の製作ではないでしょうか? 過去にここで失敗した経験があり、購入して今まで手を付けなかった最大の理由の部分でもあります。
以前、オハニ30製作の時に明かり窓の部分を、アングル材で固定したと紹介しましたが、今回は更に行程を簡略化するために、簡単な自具を準備しました。


屋根用治具

治具の材料はご察しがつくと思いますが、実は蒲鉾板です。これを、左右の明かり窓パーツの間隔(21mm)に切り出して作った簡単な物です。
頭で理屈を考えて治具を作り、実際にこの治具を使ってハンダ付けをすると、以外に簡単に屋根を作ることが出来ました。

つづく…