年末なのに活況ですが

普段の年は、年末は損切り株の売りに押され全体に相場が下落するものですが、今年はどういう訳か結構な活況です。一昨年あたりの盆休みが活況だったことがありますが、相場が右肩上がりで続いてきている時は、どうも個人投資家が休みに入って一斉にデイトレに励むようです。

しかしながら、筆者の今日の前場は冴えません。２３２１ソフトフロントを１７９Ｋ買いの１７８Ｋ売りで－１Ｋ。これは今日は不発くさい。２７２５ＩＴＸを２６７Ｋ買いでホールド。２５８Ｋで指していたものの降りてこないため、しびれを切らして上に行きそうな２６７Ｋで指し値で買ってしまいましたが、これでもＯＳＣが３７％と１％ダイバージェンスしておりますので、このまま行って明日あたりの上昇が期待できます。そして、６８１９オメガＨＤを急落してくる２８０円で買ってしまい、そのままホールド中。前場でかろうじてＯＳＣが１％だけコンバージェンスしておりますが、これが崩れるようなら撤退です。いずれにしても筆者の買い値の２８０円が節目です。

持ち越しの６９０７ジオマティックだけ孝行息子で上げております。これは１２月５日の安値の１５５１円が上げの節目となりそうです。今日このラインに到達すれば一旦利確します。

それにしても、８７０３カブドットコムが今日は強いようです。テクニカルに改めて見ると、１２月１４日の５０％のボトムから６日かけて５４％までのじり高でした。こういうそろりそろりのＯＳＣ値の上昇はある時点で上放れするようです。目先に随分と上げていたので、注目銘柄入りからは外しておりました。今後の教訓とします。この株、前場で６０％に達しておりますが、このところのピークが６８％ですので、まだまだ強気の方々がいるかと思います。しかし、さすがに今日ストップまで行っているので、ストップに張り付かない限り一旦は調整に入るかと思います。

８１１４デサントは、皆さん狙っていたようです。寄りで高く始まりすぎましたので、押し目を待っておりましたが、するすると上に持って行かれてしまいました。総強気の時は、寄りでの買いとうのが正解なのですが、その「総強気」がどうかは、しばらくしないと分からないのが相場の難しいところです。

こうした超短期間での株の動きに１００％シンクロさせるのは、これは神業に近いので、スイングトレードのスパンで上昇に転じたサインがあるかどうかを見て、下落サインが明らかに見えるまではホールドするくらいのやり方しかないようにも思えます。

このあたりの、自制心とエントリータイミング、そして売りタイミングのチューンアップが来年の課題ですが、株は何と目先の動きに心が惑わされるものか、改めて自分の弱さに日々性懲りもなく向き合う有様です。

---１１：３３分に追加---

◎の８７３９スパークスへのコメントを忘れておりました。ＯＳＣが前場で５２％と前日と同値です。今日は出来高が少ないので、個人投資家のささやかなやりとりとなっているようです。３０８Ｋを割るようなことがない限り、押し目で拾っておいても良いかもしれませんが、ＯＳＣがダウントレンドに行ってしまうので、あわてて拾うこともないかと思います。どうも大口が休みで大商いの継続は期待できないようです。しかし、カブドットコムは賑わっております。大口が全員休みというわけでもなさそうです。まあ、判断は難しいのですが、上げ一服というところでしょうか。これを◎と打ってしまうあたり、また未熟さが露呈してしまいました。