8月15日(木)の市場概況です。
1.日経225
8月5日にあれだけの歴史的下げを演じている場合、8日にちょっとした押し目はあったものの、OSCを前々日よりも上昇させるというセオリーの沿った流れだったせいもあり、その後は4連騰。ここは、大方のプロの方々の予想を裏切ったのではないでしょうか?
まあ、それだけ3日間での7644円もの下げが、日本固有の事情によるものであり、世界景気の明確な変調でなかったことの証左ではないでしょうか?
過去のチャートだけを見て、二番底がある可能性が大と言っている自称専門家が結構いましたね。筆者の場合は、単純にOSCの流れなど、テクニカルだけを見ておりますので、先のことを予想するのもテクニカル指標だけ。
225は、37700から37800円に大きな壁があります。後1000円少々。25MAラインも75日MAラインも、後5%ほどの戻しで水面上に浮上します。 今日のOSCのアゲハ12.5%と大きく、一旦は調整を挟む可能性がありますが、指標を見る限りそのような異変を察知できるものは、何1つありません。
2.TOPIX
こちらのOSCも13%ほど上げておりますが、これは過去28日間のデータを対象としてOSC値の計算を行っているためと推定されます。テクニカルに何かを示唆するものは何もなし。5日からは、とにかく押せ、押せ、押せできてります。
3.グロース250
こちらも押せ押せムード全開ですが、今日は主力市場とは逆のマイナス引け。といっても軽微な下げ。10日MAラインだけ攻略済み。目立ったテクニカルなサインはなし。
以上です。
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