8月14日(水)のレーザーテック研究です。
27800円の節目の数字を、まさか朝高での28995円、ほぼ29000円までの上昇で、その後に割り込むとは思っていませんでした。
例によって10時半過ぎから、示し合わせたかのような下落。その前は28000円にタッチしては跳ね返されるという、例によって目眩ましの値動き。これには皆さん翻弄される訳です。
後場の早々には、27000円まで押されておりますが、これは一瞬。昼休みトレーダーが、こりゃいかんと思って売りに転じたためでしょう。その後は紆余曲折がありながらもじり高で終わっており、25日MAラインは1.2%ほど割り込んだものの、10日MAラインは11.1%も上方乖離しております。
225がたったの2.1%、ディスコも1.3%しか上方乖離しておりません。いかにレーザーの切り返しが強いか。
さて、27800円の壁を明日以降は簡単に突破するなら、28155円という次のターゲットは、今日の高値が一度は抜いているように、簡単に攻略できそうです。そうなると、後は28000円の後半まで真空地帯。
短期のRSIだけは50%を超えておりますが、OSCの50%到達まではまだ間があります。ここを勢いよく抜ければOKでしょう。
それまでは、リバウンド体勢が継続中のため、何のサインも出ておりません。MAX値が出れば最高なんですが、これは何と5月23日以来点灯なし。つまり、レーザーテックはこの頃から不振に陥っていたことになります。
ちなみに、5月23日の終値は45470円。OSCは61.7%でまさにピーク。翌24日の高値が45010円ですので、もうこの段階で下落モードへの転換です。
この後、MIN値が6月6日に点灯。終値は34520円。そして、6月19日に再度MIN値が点灯。終値が35640円。このMIN値を時系列の新しい日付で切り上げるというのは異例。通常は切り下げになります。そこがレーザーの気難しいところ。
この後、一旦OSCを50.5%に戻した6月26日を頂点として、28日に一度は36000円を奪還するも、その後はつるべ落としの下落。そして、7月22日にMIN値が点灯。5日連続します。
最後は8月2日、5日の例の大暴落時のMIN値の点灯です。
まさに相場に踏んだり蹴ったりのレーザーテックでした。
この後も、こうしたMIN値はMAX値の点灯が、相場の転換点を指し示すことがよく分かったので、その時が来れば解説していきたいと思っております。
以上です。
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