株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

苦境を脱したか?(レーザーテック)

2024-08-14 17:30:04 | レーザーテック研究
8月14日(水)のレーザーテック研究です。

27800円の節目の数字を、まさか朝高での28995円、ほぼ29000円までの上昇で、その後に割り込むとは思っていませんでした。

例によって10時半過ぎから、示し合わせたかのような下落。その前は28000円にタッチしては跳ね返されるという、例によって目眩ましの値動き。これには皆さん翻弄される訳です。

後場の早々には、27000円まで押されておりますが、これは一瞬。昼休みトレーダーが、こりゃいかんと思って売りに転じたためでしょう。その後は紆余曲折がありながらもじり高で終わっており、25日MAラインは1.2%ほど割り込んだものの、10日MAラインは11.1%も上方乖離しております。

225がたったの2.1%、ディスコも1.3%しか上方乖離しておりません。いかにレーザーの切り返しが強いか。

さて、27800円の壁を明日以降は簡単に突破するなら、28155円という次のターゲットは、今日の高値が一度は抜いているように、簡単に攻略できそうです。そうなると、後は28000円の後半まで真空地帯。

短期のRSIだけは50%を超えておりますが、OSCの50%到達まではまだ間があります。ここを勢いよく抜ければOKでしょう。

それまでは、リバウンド体勢が継続中のため、何のサインも出ておりません。MAX値が出れば最高なんですが、これは何と5月23日以来点灯なし。つまり、レーザーテックはこの頃から不振に陥っていたことになります。

ちなみに、5月23日の終値は45470円。OSCは61.7%でまさにピーク。翌24日の高値が45010円ですので、もうこの段階で下落モードへの転換です。

この後、MIN値が6月6日に点灯。終値は34520円。そして、6月19日に再度MIN値が点灯。終値が35640円。このMIN値を時系列の新しい日付で切り上げるというのは異例。通常は切り下げになります。そこがレーザーの気難しいところ。

この後、一旦OSCを50.5%に戻した6月26日を頂点として、28日に一度は36000円を奪還するも、その後はつるべ落としの下落。そして、7月22日にMIN値が点灯。5日連続します。

最後は8月2日、5日の例の大暴落時のMIN値の点灯です。

まさに相場に踏んだり蹴ったりのレーザーテックでした。

この後も、こうしたMIN値はMAX値の点灯が、相場の転換点を指し示すことがよく分かったので、その時が来れば解説していきたいと思っております。

以上です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市場概況(8.14.2024) | トップ | NY市場概況(8.14.20... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レーザーテック研究」カテゴリの最新記事