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市場概況(12.28.12)

2013-01-04 10:17:32 | 市場概況
12月28日(金)2012年大納会の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に3日の海外市況

◆日経先物:10430円(+60円)OSC63%(+2%)RSIは82%(+-0%)11月14日のOSC39%、終値8670円から切り返し中。 
◆日経平均:10395円(+72円)OSC60%(+-0%)RSIは82%(+2%)11月14日のOSC32%、終値8665円から切り返し中。
◆TOPIX:860(+6)OSC59%(+-0%)RSIは88%(+-0%)11月14日のOSC736%、終値722ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:404(+1)OSC42%(+8%)RSIは67%(-1%)12月17日のOSC60%、終値407ポイントから下落に転じるも、切り返し気配。
◆日本10年物国債先物(JGB):143.33円(+0.06円)OSC45%(+10%)RSIは31%(+3%)12月6日のOSC62%、終値145.14円から下落中。(3日暫定値。)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証一部:142.65%(-3.49%)-12月28日現在。
 マザーズ:88.75%(+1.23%)-12月28日現在。

円安傾向が株価をサポート。テクニカルには煮詰まっております。押し目買いが継続しているのでしょう。昨日、SBI証券で「T&D日本債券ベア」という投資信託を買うため入金。毎月の定額購入はあるのですが、これは月1回の所定日に買い付けるもの。毎日少しずつ買っていく、ドルコスト平均法ではありません。スポット買いを続ける以外にはありませんが、JGBのOSCが60%を超えた日に、地道にスポット買いを続けて行こうかと思っております。

新政権と株とJGBの相場の見通しについて、この人の話しが参考になりますね。


以下は3日の海外市況

◆ドル・円:87.23円(-10銭)OSC76%(-2%)RSIは85%(-3%)12月4日のOSC57%、終値81.89円から円安継続中-3日現在。
◆ユーロ・ドル:1.305ドル(-0.014ドル)OSC37%(-7%)RSI47%(-20%)12月18日のOSC72%、終値1.323ドルからユーロ安に転じる-3日現在。
◆USドルインデックス:80.38(+0.54)フラットモードの50MA(80.2)を下から抜く。-3日現在。
◆10年債利回り:1.92%(+0.06%)下落モードの200MA(1.75)を大きく上に突き抜ける。
◆米3ヶ月国債:0.08%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.84%(+0.06)3%切ると要注意。
◆NYダウ:13391ドル(-21ドル)OSC65%(+3%)RSIは55%(-1%)12月28日のOSC44%、終値12938ドルから切り返し中。
◆ナスダック:3101ドル(-12ドル)OSC68%(+1%)、RSIは61%(+-0%)12月28日のOSC48%、終値2960ドルから切り返し中。
◆DAX指数:7756(-22)OSC67%(-2%)RSIは74%(+-0%)、11月15日のOSC39%、終値7043から切り返し中。
◆上海総合:2269(+36)OSC65%(+3%)RSIは83%(+5%)12月3日のOSC36%、終値1960から切り返し中。-31現在。
◆VIX指数:14.56(-0.12)緩やかな下落モードの200MA(17.51)を一気に下に突き抜けた大きく落下中。
◆CRB指数:296(-2)緩やかな下落モードの200MA(298)に到達し跳ね返される。
◆WTI原油先物:92.86ドル(+0.02ドル)下落モードの200MA(91.84ドル)を捉えて上昇中。
◆NY金:1664ドル(-21ドル)フラットモードの200MA(1663ドル)を挟んで乱高下中。
◆セミコンダクターインデックス:398(-2)緩やかな下落モードの200MA(387)を一気に抜き去り上昇中。
◆シカゴCME(円建て):10790(大証終値比+400円)

どういう訳か3か月債の金利が急低下し、0.01%にもなっております。通常、短期の国債は非常時には買いが殺到し金利は上昇(価格は低下)します。単に大きな短期資金が避難しただけかも知れませんが。

NY株は、共和党との協議が年末までにまとまらない懸念が大きくなり、ついに200MA(13015ドル)も割り込みました。仮に年を越えても、1月1日に遡って適用すればよいとの楽観的な見通しもある中で、政治が機能不全に陥ることだけが市場の懸念とのこと。

-----31日の海外市況へのコメント------

財政の崖問題では、税の問題での合意が極めて濃厚とのことから上院を通過する見通しと伝えられたことを好感して、株式は大幅高。VIX指数も大幅下落。

アップルのスマート腕時計(iWatch)の発売可能性が囃されてナスダックも大幅高。

----- 2日の海外市況へのコメント-----

シカゴ先物が+495円で終了とは、かつて聞いたことがありません。セミコンダクターインデックスも400ポイントに到達。株式市場は一時的にせよバブル状態。

長短スプレッドは1.78%と、これまでの高値水準に並んでおります。ここを一気に抜ければ金利上昇加速か。日本国債も連動して落ち続けております。(金利上昇)

-----3日の海外市況へのコメント-----

午後発表のFOMC議事録で、一部の委員から緩和策への懸念が示されて、13年度末より早くQEを縮小するよう考慮を求めていたことが明らかとなり、債券とゴールドは過敏に反応し大幅下落。

債券は、今は、FRBが買わなくなる予想だけで金利が上昇する傾向にあります。本来中銀が買うことは良くないことですが、市場を通じて吸い上げている限り、その分、債券が売れて値段が上がる(金利が低下)するようです。ここがギリギリの中銀による国債オペレーションですね。このギリギリの財政規律を、政府のいいなりになって中銀が追随したことが市場に察知されたらお終い。この点、安部さんは本当の市場の姿が分かっているのだろうか?かなり心配になりますね。

昨日、「エンドゲーム」(ジョン・モールディン&ジョナサン・テッパー著)を1日で読了。この微妙な市場心理がよく分かります。日本は既に、「窓に張り付いて死を待っている虫」だそうです。

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