スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

振った女と振られた男の旅...

2008年11月05日 | Weblog
私は昭和39年に高校を卒業して、東京の三菱製鋼という会社に学校の勧めで就職した。
学校から見れば初の求人会社であったから、自分は開拓者であった。

残念ながら期待に沿えず高卒入社同期60人中トップで辞めてしまったので、それ以来この会社からは求人は来ないようだ。

大手の会社ということに未練は無いが、僅かな期間過ごした同期の仲間には恵まれ44年経つ今でも何人かと交流がある。

その中の最も親しかった数人が11月2日、3日と来盛されたので、十和田湖奥入瀬に宿をとって交流会となった。

既に紅葉は終わりかと思っていたが、この連休までがシーズンのようで人出も結構あり賑わっていた。残念ながら天気はイマイチであったが友人達も満足されたと思う。
 
友人は東京生まれ東京育ちの女性2人と福島生まれ東京在住の男性1人である。
2人の女性とはこの44年間余り話もしたことがないから、ちょっと戸惑いはしたが、この年齢に達すれば異性という感覚は余り感じないものであった。

青春の入口で会って、壮年の出口で再会であるから、全く中身の抜けたセミ殻みたいなものであるが、それなりに話題に花が咲いた。
人生枯れ木に近いが女性のお喋りは花の賑わいというところだろうか?
 
実はその中の一人K子さんとは甘酸っぱい想い出があり、会社を辞めてからも随分手紙やハガキのやり取りをした。

最後に彼女曰く「振った女と振られた男の旅でしたネ~」だって。

逆じゃないかと思ったが返す言葉はない(笑)
今年は随分想い出をつくったが、良い人生とは良い想い出づくりかも!
<銭明日二世こと菅村経悦>

秋の十和田奥入瀬は美しい。

良き思い出も美しく、色褪せることは無い。

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