今年は私の厄年の様な気がする。昨年秋から慢性肺気腫を患い酸素ボンベ無しでは
息も出来ない状態に加えて、正月からずっと引きずっている背中の筋肉痛が重症で
右腕を動かすと患部が疼き、痛くて酸素ボンベを満足に曳くことも出来ない。
みかねた娘の勧めに従って整形外科で診て貰ったら「肩甲骨の内側の関節の捻挫」
だと言われた。そんな身体の奥に関節があるという説明に驚いたが、医者が治ると
言わないのが私は面白くない。医者は匙を投げたと思った。
それでも処方された痛み止めの絆創膏を貼ったら痛みは少し痛みが和らいだが、
絆創膏は乾くと猛烈に痒くなり、「孫の手」を脇において痒い所だけを掻く作戦に
してみたが、この方法も失敗で背中全体に引っ掻き傷模様が出来て、ヘルパーさん
さんから今日は「塗りますか」「貼りますか」と迫られる始末。
「弱り目に祟り目」の諺のとおり、次なる試練は蕁麻疹の発疹で絆創膏の痒みと
被さるように出始めた。
蕁麻疹は一旦掻くとその範囲はみるみる面白いように広がり、その痒みと言ったら
例えようがない。
そのうち治るだろうと思っていたが、蕁麻疹を知った娘から
皮膚科に行かなければダメだと言われ、半ば強制的に連れて行かれた。
朝晩2回、背中に薬を塗らなければならなくなった。
娘が朝晩薬を塗るために通ってくることになり、申し訳ない気分。
しかし薬のおかげか、漸く小康を得た次第。
今のうち蕁麻疹は収まった感じ。筋肉痛との戦いはまだまだ続きそうだ。
お わ り
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます