友人は誰も信じない、
いや信じようとしないが私には妙齢のガールフレンドがいる。
彼女は行き付けのスタバを仕切るマネージャー格で、
年の頃はまだ30才に間のありそうな眸の美しい美人である。
きっかけは3年位前か、その店に入ったときに
どういう風の吹きまわしか
彼女の方から旧知の間柄で交わすような笑顔で私は出迎えられたのである。
次の日、彼女はさらに親しみを込めて自己紹介をし、
私にも尋ねてきた。
それからである、
店では「マネージャーとあのお爺さんは仲良し」という評判は定着した。
何故彼女が私のような高齢者に興味を示して呉れたのか未だに不明だが
「タブレットと本を抱えて通い続けるお爺さん」が珍しかったのだろう。
その彼女から「私は来月結婚します」と聞かされたのだ。
私は一瞬言葉に詰まった。
普段何気ない会話を交わす間柄とはいえ、私は客であり、
それ以上の何もないから、
取り敢えず「おめでとう」と祝いの言葉は口にしたが
突然の告白にひどくまごついたのである。
今思うに
女性は結婚が決まると周りの誰かにそれを話したくなるのではないか、
私もその一人のような気がしてきた。
女性の心理は男にはやっぱり謎である。
私は彼女にお祝いを差しあげるべきか迷っている次第である。
本日も平穏なり。
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