先週末に娘が『身体障害者手帳』手帳を持って現れた。
遂に申請が受理されたと思うと
感慨を覚える。主治医の尽力と娘の奮闘に心から感謝する。
一昨日は退院以来初めて診察を受けに行った。
娘の車にはちゃっかり身障者マークのステッカーが貼ってある。
10時過ぎに院内に入る。正面玄関を潜るとボランティア風の叔父さんが私に車椅子を
立てようかと聞いてきたがお断りした。
人様の目には私が障害者に写っているのだと思い知った。
予約した時間に診察を受けることができた。
主治医は先月のレントゲン写真と今月のを見比べて「変わりないですね」といった。
やれやれ今月も無事だった。
私は早晩再入院することになると覚悟している。
自慢にはならないが今年は既に2度入退院を繰り返したから
(ついでに海外旅行と国内旅行を各々2回ずつ楽しんだ)
今度入院することになれば自分の足で退院出来ないと思っている。
そんなわけで主治医の「変わりないですね」を聞くと寿命が延びた気がするのだ。
「身体障害者手帳」には幾つかの特典があるらしい。
医療の面では治療費、薬酸素ボンベも含めてタダ、無料だという。
良いことずくめで有り難いが、日常生活は風呂もトイレも酸素ボンベのチューブが付いてくる。
邪魔で仕方がないが最近は私も狡くなって
時々チューブを鼻から外して息抜きするコツを覚えた。
お わ り