掃溜菊 はきだめぎく
昨日の名前の分らない花は、昨夜、何時もブログで花の名を教えてくれるS山さんが掃溜菊(はきだめきく)ではないかと教えてくれました。調べてみれば確にハキダメギクです。名前は可哀想ですが、その謂れを(いわれを)聞けば止むを得ないと思います。
はきだめぎく 掃き溜め(ゴミ捨て場)で見つけられた外来種
名前は掃き溜めかもしれませんが、よく見ればそれなりの菊。
はきだめぎく 1 これだけ写すのにそれなりの時間が、
風が吹けば小さな菊は揺れる。
記録している時に、脇に昆虫が一匹、何?珍しい柄の羽。えっえっ。
この虫を見たのも初めて、瞬間記録せねばと思いました。少し動いた。更に一枚を。
翅の色と文様に目を引き付けられた。面白い虫だなと。帰宅後、調べてみるとガガンボ(S山さんからヤマトシリアゲと教えていただいた)ではないかと(大きな蚊の事らしい)。以前にも近くでカワトンボを記録した事もあった。生き物も私にとっては珍しいものに出合える楽しい場所です。散歩道として多数の方が朝夕は歩かれるが、立ち止り目で楽しむん人は少ない。生き物の造形は楽しいのに残念です。
この季節の野の花はマルバルコウソウかな。
近くで「狐の孫」も見れます。
皆、小さな花や小さな虫達です。そこに立ち止らないと見逃し、健気に咲き生きている様を記憶できない。自然は深いし、調べる気を起こさせる。また自然を通じて仲間が増えてく、年寄りには限りなき希望です。
これが曲がりなりにも政令指定都市のはざまにある街の脇にです。
社会の問題、国会招集、TPP問題などは自然の風情とは無関係に論じられている。各自が未来と周囲の為にと活躍すれば自然も国家も、社会も明るくなるだろうに、あまりにも各自利己主義かな。自然は作れない、ただ守れるかの知れないが。