芝狩りおじさん

健康管理で医者に歩く事を進められた。長生きをして孫の嫁入りを見たい

一転 冬景色 桜去る

2015-04-07 19:15:40 | Weblog

「粛々」と言えば私はこれを思い出す。

頼山陽の漢詩 上杉と武田 川中島の戦い

鞭声粛粛夜過河 (鞭声(べんせい)粛粛夜河を過(わた)る)  103歳で亡くなった義母が詩吟で朗詠していたのを思い出します。上杉謙信の軍勢がひそかに鞭を使いながら静かに川を渡って武田信玄の陣営に攻めこむ様子を詠んだ詩です。考えてみればそっと攻め込む様子らしい、相手の裏をかく作戦と覚えたり。この言葉を用いた方にもそっと忍び込む気持ちがあったのかも、使われた方に騙す意思ありや無しやと問いたい。

冷たい仕打ち、昨夜からの雨は満期を過ぎた桜を打ちのめした。

樹上から地上へと居場所を変えた花びら、恰も降り積もった雪の如くです。

そこには南の島に雪は降るではないが、新たな情景を浮かび上がらせた。良きこと悪しき事でも、自然は思いのままに操り楽しませてくれる。かくあるべし。

山吹色(お金)にも競り負けない美です。

椿の花で新発見

花芯をよく見ると色が二色です。「思いのまま」の花芯かなです。

最近は思いのままに咲く花たちを載せてきましたが、今日も「思いのまま」の花芯を見つけました。花芯に二色があるとは、初めての発見です。

出来事のさらなる奥をのぞくと新しい発見があり夢が大きく開く。冷たい雨が慈雨に変わる。これ良しです。本来なら芝生の上を歩いている予定でしたが、雨と寒さを見込んで中止にしたのが正解でした。10日の会の天候も心配、晴れてくれと願う。

友人(先輩)が送ってくれた詩吟を聞きながら時を過ごした日です。

明日は更に冷え込む予想、互いに体を気遣いながら過ごす。夜も予定ありです。これは厳しいかな。