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たのしい万葉集 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば・・・

2023-05-20 07:54:33 | 総合インデックス
こんにちは。

5月21日は24節気の小満(しょうまん:草木が成長して天地に満ち始める頃)です。
この頃は麦秋(ばくしゅう)とも呼ばれます。ちなみに、奈良時代に東大寺の写経所の写経生たちが麦を原料にした索餅(さくべい:手延べそうめんの原型)というものを食べていたそうです。
冷たいそうめんの季節になりましたね。



たのしい万葉集の更新情報です。

歌人たち Poets元明天皇(げんめいてんのう) Empress Genmei
を追加しました。平城京遷都でよく知られていますね。イラストの冠や礼服は復元されたものを参考にしました。


0078: 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば君があたりは見えずかもあらむ
和銅3年(西暦710年)に藤原宮から奈良の都に遷都(せんと)する時に、御輿(みこし)を長屋の原(現在の天理市)に停めて、古里を望んで詠んだ歌とされています。

今週も 「たのしい万葉集」 をよろしくお願いいたします。


//きょう
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1 コメント

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Unknown (jikan314)
2023-05-20 12:53:07
いつも拝見しております。
昔、藤原京を訪ね、大極殿から本薬師寺塔、そして草壁親王墓が、直線で結ばれる事を発見しました。大極殿は、天武天皇陵と子午線で結ばれているのは有名ですが。
天理の歌碑辺りで草壁親王墓を探しましたが、見えませんでした。
飛鳥浄御原宮跡からは天武天皇陵は見えないのは、万葉文化舘を訪問した際確認しております。
この歌の、見えなくなると言う事は、常に見ていたと言う仮説を元に調べました。
大和を歩くと小さな小川、岡、橋も見落とせない楽しさが有りますね。
又お邪魔いたします。

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