マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

久里浜の海の恵み(洋風タイの炊き込みご飯)

2010年02月21日 | 料理
久里浜沖はいつも釣り人にきびしいのですが、きびしいだけではありません。
マダイ乗合船で自分が釣っただけでも
マダイ、イナダ、アジ、丸アジ、マサバ、ゴマサバ、イシダイ、アマダイ、
オニカサゴ、マトウダイ、メダイ、メジナ、スミイカと10種以上におよび魚種多彩の上、
どの魚も脂の乗りは最高で他の漁場に比べてもうまいと思います。

さて、マダイが釣れるとまずは刺身、2枚目は塩焼き、(めったにないが)3枚目タイ飯と
いうのが定番ですが、実は火を入れるとマダイはもっとうまいのです。
今回はちょっとかわった洋風タイの炊き込みご飯をやってみました。

材料 久里浜産(これが重要)マダイキロ級半身、米3合
ニンニク、たまねぎ、ベーコン、白ワイン、オリーブオイル、
ローリエ、バター、塩、コショウ

マダイは3枚におろし、骨を完全にとる。マダイのアラで出汁を取っておく。
ニンニク、玉ねぎ、ベーコンをできるだけ細かくみじん切りにして、
厚手の鍋(ルクルーゼとかがいいと思います)にオリーブオイルを熱し、
よく炒める。
そこにといだ米を入れていため、マダイの出汁と白ワインをいれます。
出汁とワインのはそれぞれ3カップ、1カップぐらいにしています。
あとはローリエを入れ、塩、コショウで味付けして炊くだけです。

<↓洋風タイの炊き込みご飯(前回釣ったもの)>



炊きあがり寸前にバター一かけいれるとマイルドな味になります。

食べてみるとお米にタイのうまみがしみ込んで最高にうまいです。
ふつうのタイめしとはもちろん一味ちがいますが、この方がたくさん
食べられる気がします。
うちの子供は食い渋りが多いのですが、このご飯はすぐになくなってしまうほど
よく食べます。
炒めるときにトマトを入れ、出汁にサフランを入れ、貝、エビなと炊くと
パエリア風になりますが、コストが高くなります。



2月20日マダイ釣り 玉砕

2010年02月21日 | コマセマダイ釣り
今回は哲ちゃんと五郎丸でマダイ釣り

哲ちゃんの沖釣り日記

朝、一番でよい(と思われる)釣り座をゲット
意気揚々とポイントへ向かいましたが・・・
哲ちゃんが1枚。お隣の方が1枚。以上でおしまいで、自分はボでした。
お隣の方はほかに3キロはあろうかという巨大イシダイ、2キロ級メダイと
一人で釣っていました。イシダイの3キロはなかなか見れないですね。


さて、マダイはダメでしたが、アジサバがぽつぽつ釣れて土産はできました。
サバはマサバとゴマサバが釣れ、あいの子といわれるのも釣れました。

<↓上から、マサバ、あいの子、ゴマサバ>



この写真ではちとわかりにくいのですが、″あいの子″は形態的には確かにマサバ
とゴマサバの両方の特徴を持っているように思われます。
しかして、実態はいかなる生物なのか、マサバとゴマは交雑するほど遺伝距離が近いのか…。
いずれ水族館の人に聞いてみたいと思います。

ところで、久里浜沖90mで釣れるアジですが、脂がのっていて実にうまいです。
自分はブランドといわれる走水沖のアジは食べたことがないのですが、
剣崎沖、城ケ島沖、カメギ根などのアジと食べ比べても久里浜沖のものが
一番脂がのっているように思われます。
ちなみに一番うまかったのは江ノ島沖の浅場で釣れた黄色のアジでした。
<↓久里浜産 アジの身>



脂がわかるでしょうか。
刺身でたべるなら、丸のままラップでくるんで冷蔵庫に保管し、3日目ぐらいにさばいて食べるのが食べごろですね。

ボーズが続きそうな気配です・・・来週の釣行はやめときます。(金もなくなったし・・)