マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

タイノエ

2010年02月08日 | 魚の話
マダイの口内に宿っていた寄生虫ですが、和名でタイノエ(鯛の餌)というそうです。
ネットで検索すると写真付きでたくさん出てきます。みんな感心があるらしい。
さて、このタイノエは魚の口内に寄生し、魚が食べた餌から養分を取るようですが、
多くの場合、雄雌つがいで寄生しているそうです。今回も大小2個体がいました。
つがいで仲良く、タイの口の中で一生を送るというのもなにかロマンを感じますね。
また、雌雄同体で、先に入った方が雌、あとから来た方が雄になるらしいです。

ところで、五郎丸のハナダイ船超常連のAさんによるとごくまれに、このタイノエだけ
がハリにかかって釣れることがあるらしいのですが、雌が釣られた場合、
残った方はどうなるのでしょうか。さらに次のタイノエが来た場合、
そいつは雌になるのか雄になるのか・・・
興味はつきません。

このちょっと不気味な姿のタイノエですが、縁起がいいとのことです。