今回アップのゼロ戦は、ニュージーランド、オークランドにあるオークランド博物館に展示してあったゼロ戦です。
ニュージーランド軍が、ソロモン諸島のブーゲンビル島で捕獲したもので、22型だそうです。
ゼロ戦専用の立派な展示室がありました。
ブーゲンビル島といえば、山本五十六連合艦隊司令長官が戦死したところですね。暗号を解読した米軍がP-38で待ち伏せをして長官の乗った双発の一式陸攻を撃墜したことによるものです。米国での駐在武官の経験があり、彼我の国力の差を十分認識し、戦争の行く末を分かっていたであろう山本長官が、戦況の悪化しているこの時期に、前線視察を行ったということは、死をも覚悟して出発したのでしょうね。