気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

手をつないでかえろうよ シャングリラの向こうで

2016年05月30日 | 「 えいが 」

お客のほぼすべてが女性。しかも、
20代中ぐらいより上の方が多い気がした。
川平慈英ってそんなに女性に人気があるのかなと・・・。
あるいは、この映画は女性向けと
宣伝されていたのだろうかと・・・。

で、途中で中居君がヤクザの幹部としてでてきたので
「あぁ、それで」と納得したのだが
これは間違いだろうか?

映画の方は川平慈英がいい演技を(それらしい)
すればするほど、なんか
つらい気がしてきて楽しめない。
演技が悪いわけではないが・・・。

とにかく、観終わって
「ああ、よかったね」とはなれなかったんだが
多分、これは自分だけだったのかも知れないなぁ。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ

2016年05月27日 | 「 えいが 」
タイトルを見て「どんな切り口の映画なんだろう」と・・・。
で、「アメリカにそれを持って帰ったからって
どうにもならんでしょう」というのが正直な気持ち。
なにしろ、過激発言のあんな男が支持される国だもん。

ただ、映画の内容には目からウロコ状態の
すばらしい内容(着眼点)だと思います。
日本でも無理(日本が素晴らしい国ということではありません)です。
それにしても、北欧の国はすごいねぇ。

64-ロクヨン- 前編

2016年05月26日 | 「 えいが 」
後編が楽しみだ。
それにしても、警察不信になりそうな話だ。

ミスを隠そうとする。
自分の出世の為には、もっもらしい嘘をつく。
中央に戻るために、部下のことなどお構いなし。
自分達のポストを守る為には平気で情報をリークするなど
「これが実情だとすると、なんかなぁ」と・・・。

あと、記者たちの「報道の自由」笠に着た横暴さなど
も「なんだかなぁ」と・・・。
それにしても綾野剛はこういう役柄はばっちりだなぁ。
佐藤浩市も今までで一番いいかもしれない。

前篇は後編で起こる64模倣事件のさわりを兼ねた話で、
本当の誘拐事件のドロドロはこれからだよといった
雰囲気が伝わってくるいい出来だ。

さて、どんなドロドロした話になるのか
結末に希望は見えるのか?

殿、利息でござる!

2016年05月25日 | 「 えいが 」
予告編を見て、村人全員がなけなしの
銭を集めるのかと思っていたが
そうではなかった。

重い荷役を架せられた村の有力者たちが
村が荷役につぶされると感じ、
村一博学の菅原屋篤平治のふとした
思いつきに乗せられて、お金を出すのだが、
集めたお金を藩に貸し
利息を村の為に使うということに納得できない者も・・・。
すったもんだ末、「ケチ、業つく」といわれていた
村一番の浅野屋が1500貫の銭を出し、
ようやく、千両の銭を集め、
恐れながらと藩に申し出たところ、
藩の会計を預かる萱場杢により却下される。
せっかく集めた銭をどうするか思案していたとき、
浅野屋に忍び込もうとしていた賊を見つけ
取り押さえた。この男、かってこの村で
大工をしていたが、
生活が出来なくなり夜逃げをした男だった。
だが、その男の口から語られた
先代浅野屋甚内十三郎の実態に
皆、思い違いをしていたと気づき、
再び、藩へ恐れながらと申し出る。
今回、先代浅野屋甚内十三郎の
事情などを申し添えたところ、
萱場杢は上に申し上げようとの返事。
喜んだのもつかの間、
切れ者萱場杢にはめられたことに気がついた。
「藩は銭を扱わぬゆえ、金で収めよ」
同じ千両でも金千両は銭に直すと・・・・。

この話、見る前は短期間に起こった出来事だと
思い込んでいたが、発案から数年を要した出来事。
更に、実話であるという。
チラシの阿部サダヲの姿をみて、
「超高速参勤交代」のようなコメディだと
思っていたが、おおきな間違いでした。
(もちろんクスリと笑えるシーンも多々あります)
ちなみに阿部サダヲ演じた穀田屋十三朗の店
穀田屋酒店は今も健在であるそうです。