気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

靴のかかとの修理(完結編)

2024年10月05日 | 「 そのた 」
今回は、性懲りもなく貧乏くさい投稿です。
靴のかかとの修理については何度か投稿してきましたが今回が最後になると思います。
個人でやるのにこれがまぁベストかなと・・・。

やりかたに特に目新しさはありません。材料です。これです。

241005_1m 241005_2m

自転車の使い古しのタイヤです。
目を付けたのは相当前ですが、タイヤの交換をするまで材料が手にできませんでした。
しかも実際に使ったのは半年以上前。
何度も投稿するかなぁ・・・貧乏くさいと思われないかなぁ・・・今更かぁというわけで・・・。

タイヤのビートのところ(写真の赤で囲んだところ)にはスチール製の芯がありこれは取り除いてあります。
*注 大型カッターを使って作業していたら、ほんの気のゆるみで手をサクッと切ってしまいました。
ポタポタ落ちる血に慌ててカッターを捨てて止血しました。
こんなことして病院かぁと情けなく思いましたが、何とか血が止まったので
例のごとく不織布と瞬間接着剤の合わせ技で傷が開かないようにして上から絆創膏、
圧着包帯(?)をぐるぐる巻いて何とかしました。・・・・よい子は絶体にマネしないように。
もしこの投稿を見て自分もやってみようとお考えの方は自己責任でお願いします。

4回も5回もかかとの補修をしているとここまで行きます。(個人差あり)

241005_3m

タイヤを補修部分に合うよう切ります。

241005_4m

切れたら充ててボールペンなどでマーキングします。

ここからが古タイヤパッチの本領です。
リューターでタイヤの中に埋め込まれている繊維をケバ立たせます。

241005_5m

ヤスリや目の粗いサンドペーパーでもなんとかなりますが
毛羽立ち具合で剝がれやすさに差が出ると思いますので
このぐらいにはしておきたい。

241005_6m

次はかかとの補修材を毛羽立ちによく絡めるように塗布します。

241005_7m

かかとにも補修材を塗布。マーキングラインよりはみ出すぐらい。

241005_8m

これらを張り合わせて100均で購入した2個セットのクランプで固定します。

241005_9m

気を付けるのはクランプしたときにあふれる位に補修材追加しておくことと(はみ出したのはなじませておく)、
ズレる可能性が非常に高い、むしろ必ずズレるはずなので、しばらくはズレ修正しながら
クランプする位置の微調整をすること。(すぐには固まらないので慌てなくても大丈夫です)

古タイヤを使うと、それまで2mmのゴム板を切って使って補修したものに対して1.5~2倍長持ちします。(当社比)
まぁ、個人で補修するとしたらこの材料がベストチョイスだと思います。エコだしね。

厚みが均等でないので2、3日は違和感を感じますがすぐに慣れると思います。
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転生したらスライムだった件

2024年09月24日 | 「 ぶんこ 」
今回も文庫本ではありません。
小説家になろう、伏瀬著「転生したらスライムだった件」。

今から3ヶ月ぐらい前(だったと思う)、夜の11時ごろにTVのチャンネルを
リモコンでカチカチと変えていた時「んっ」と、手が止まった。
そこには胸の高さぐらいにしつらえたソファーのようなところに鎮座して
紫のスーツを着たグラマラスな角をはやしたお姉さんに何やら報告を受けている
水色の丸っこい糸目のキャラクターが映っていた。
「何これ?」と見ていて「あぁ」と気が付いた。
「これが転スラってやつか」と。

で、最後まで見たが「何のこっちゃ」と話を理解することができませんでした。
キャラクターも相関関係もわからない。
「このカーゴパンツに上半身裸でマントをした人物は誰」みたいに・・・・。
この時は「まっいっか」と流してしまった。

翌週、新聞の番組欄を見て気が付いた。
「ああ、転スラは今日なんだ」
そして、もう一度よく見たがキャラクターが増えるばかりで理解が追い付かない。
「来週、もう1回見てみるか」と思って翌週も見たが
この白い騎士服のやつら何?結局この角を生やしたオオカミに転がされてるってどゆうことと。
こんな時はネットでググってウイッキさんを見て・・・。
この時は「たしかラノベか何かだったから、古いネタだし古本屋とかで探してもいいかな」と思っていた。

甘かった。ラノベで間違いはなかったが21冊もある。
「これはアカン。4、5冊やったらよかったんだけど」と。
ただ、ラノベになる前は「小説家になろう」という投稿サイトが元だと知った。
どんなものか分からないが探してみたらすぐに見つかりました。

いざ。
読み始めたら、「なんじゃこれ」というのが最初の感想。
なんかシロートさん丸出しじゃんと・・・。
で、とりあえず2話ほど読んでその日は終わった。
「もういいかな」と普通ならやめていただろう。
(文庫とかなら買った以上は読まねばとナナメ読みでもするところなんだが)
だが、翌日、スマホを開いてグーグルを立ち上げると、前日のページが開く。
「あっ、そうだ昨日の続きか」とりあえず調べ物をしてから続きを読んでみた。

「グガッ」から始まるゴブリンたちとの遣り取りあたりから俄然引き付けられた。
徐々に一度に読むページが増え始め、バッテリーの充電回数も増えた。
ある時など翌日が休みなので長々と呼んでいたら
表の郵便受けにゴトンという新聞が配達された音が・・・。

結局、外伝みたいなものまでしっかり読み込み、あまつさえ、
「あのシーンは面白かったな」と一部読み返し、しっかりはまってしまいました。
ファンタジー系の読み物に。

まずいなぁ。いい年をしたおっさんなのに・・・・・。

その後他の作品も読んでいます。
「よくこんな発想ができるなぁ」とか「アレ?これってアレにそっくり」とか
「アカン、これは合わんわ」とか思いながらいろいろと。

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教会務めの神官ですが、勇者の惨殺死体が転送・・・・・
家業が詰んだので異世界で修理工はじめました
多分僕が勇者だろうけど彼女が怖いので黙っていよう
片田舎のおっさん、剣聖になる・・・・(連載中)
Aランクパーティーを離脱した俺は、元教え子たちと・・・
無能扱いされてパーティーを追い出された・・・・・(未完)
聖女召喚に巻き込まれましたが、追放されたのでスキル・・・・
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す(連載中)
愛さないといわれましても~元魔王の伯爵令嬢・・・
辺境の老騎士(途中)

などなど。完結したものもあれば、未完(放置)のもの、連載中の物もあり、なかなか楽しんでおります。
おかげで、古本を購入するお小遣いの節約になっております。
ただ、目にはよくないようですので長時間の読書はほどほどにせねば・・・。
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十五夜

2024年09月17日 | 「 まちあるき 」
本日は十五夜だそうです。
帰ってきて夕刊をみて気が付きました。

で、久々にS95をもって近くの公園へ。
最初は中に入って撮影するつもりでしたが、そばまで行ったら
いい感じに顔を出していたのでマニュアルモードで1枚。
他所のお宅の壁に体を預けるようにして撮影した。

240917

100mm相当 f5.6 1/250 (コントラストを調整)

小さなポケット三脚をもってきてはいるが使えるだろうかと思いつつ公園に入る。
真ん中あたりにある遊具の上で撮影するつもりだったが
上がって電源を入れズームをしたら「バッテリーを交換してください」と・・・。

何度か電源を入れ直したりしてみたが撮影できるところまでたどり着けず。
「まぁ、一枚撮れたからよしとするか」
帰ったら「もう、済だん」と言われました。

ソフトでコントラストを調整し月が赤すぎる気がしたのでほんの少し黄色っぽく補正しました。

等倍だと小さすぎるので切り出し。

240917m

ほんと、久々に(1枚だけど)写真を撮った。
5月の連休に膝が痛いのをガマンして中之島のイベントに行って以来です。
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穴フチかがり縫いのために

2024年04月02日 | 「 つぶやき 」
カバーステッチミシンの追加改造の途中に
こんなものを作っていました。

240402_1

変な形の布押えと送り歯カバーのように見えますがこんな縫い目をするためのものです。

240402_6

前に古いゼンマイ式の腕時計のベルトを自作しようかと書いたので
どんなものにするかイメージをメモにしてみたところ、材質はデニム生地で形としては
片側を時計に固定してもう一方に差し込んで折り返し、ピンで留める。・・・みたいな。
そのピンを差し込む穴を開けたときにそこから生地が解けてこないようかがる必要があるなと・・・。

仕組みとしては

240402_2 240402_3

押えの下につけたマチ針(左写真の矢印)の先を布の穴を開ける予定の中心に通して
送り歯カバーの下の受け穴(写真右の矢印)に刺します。

240402_4 240402_5


布地とカバー・押さえをセットするとこんな感じ。

240402_7 240402_8

ジグザグ縫いモードでふり幅を2mmにセットして左側、右側と1針ずつ縫ったら
押さえをほんの少し上げてずれないように気を付けながら回転させます。そしてまた左、右と縫っては動かしを
繰り返して1回転したら完成です。

最初、ゆっくり縫いながら回転させるというように考えていたのですが
それだと布の抵抗が強くて上手くいきませんでした。
で、上に書いたようなめんどくさいことになりました。
縫い目も2、30目(左右1針ずつで1目)ぐらいかなと思っていたのですがそれだと
内側の糸が密になりすぎてきれいな形になりません。
結局、10目から16目ぐらいに落ち着きました。(5、6回失敗しました)

油断すると

240402_9

右上のように歪になります。

で、これができたからベルトを作るかというと、
今のところ、急いで作る予定ではありません。
でも、いずれは作ってみようとは考えております。

ちなみにその時計ですが、1日で5分ほど遅れます。
古いから油とか切れているんだろうなぁ・・・・・・。

[ 追記 ](4/28)
ここ数日、暖かい日が続いているせいか、時計の遅れがなくなってきている。
むしろ、若干進み気味のようだ。このまま暑くなってきたら今度は
1日5分ぐらい進むのだろうか。
なんか、楽しみになってきたぞ。

[ 追記2 ](9/17)
暑さもそろそろ落ち着いてくれるでしょうか。
暑くなると5分ぐらい進むかと思っていましたが
1日2分ちょいというところがピークのようです。
ちょっと予想してみたのだが、腕時計は腕に嵌めて使用するもの。
嵌めていれば体温が伝わって室温で1桁になるような状態にはならないだろうから
体温が伝わって25~30度(想像ですが)でこの時計の持つ一番の
性能が発揮されるのかもしれない、とかなんとか。
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追加改造

2024年03月29日 | 「 つぶやき 」
カバーステッチミシンの改造が完了したと書いた後、5mm巾4本針のことを
口にしたため、そのことが気になって結局追加の改造をすることにしてしまった。

で、ここまで作ったところではたと気づいた。

240329_1m

5mm巾で4本針を実現しようとすると針先のピッチは約1.67mm。
これは最初に分かっていたことなので針のお尻の部分をこのように加工することにしていた。

240329_2m

加工をしながら「ピッチは1.67やから・・・カケル4で6.68。いや間は3つや」・・・・・・・・
「6.68?  針の巾を考えて7.5としたら・・・アレ、これ、5本針とかいけるんとちゃう」と気が付いてしまった。
送り歯のピッチを測ってそれにフチとなる巾を勘案しても7.5mmなら収まりそうだ。

5mm巾4本針の物を作ろうとしていてなぜ5本針のことを気にするのか?
ピッチを変えずに追加できるなら5本針の端の1本を外せば5mm巾4本針になるのだから
「1粒で2度おいしい」ではないが、おもしろいじゃないかと・・・。
ただ、その幅を下糸を通す鎌?がそこまでカバーしているかというのが気にかかる。
4本針を完成させてから5本針をというのも針板を2種類作る手間がもったいない気がする。

結局、半日悩んで制作を決め、5本針の物を作ってしまいました。

240329_3 240329_4

右が6.7mm巾5本針で左は前に完成させた6mm巾4本針。
針を止めるネジのゆるみ止めナットも今回一まわり小さくしております。

針板

240329_5 240329_6

左が表、右が裏。2か所小さいビスがありますが加工ミスをしたので補修したところです。

糸が増えるので、自作の糸調子器を追加しました。こちらはシビアな調整ができるか心配しましたが
何とかなりそうです。

240329_9

あと、糸立て。

2402220_10

形が変なのは前回の残りを使ったからです。

240329_7 240329_8

もちろん取り外し式。前回の物と同じヒンジを作ったので差し替え可能(意味はないけど)

まだ微調整は必要だけど目飛びもなく縫えました。(6.7mm5本針)

240329_12 240329_13

針が5本あれば1本外してこんな縫い目や、最初の目的の5mm巾4本針もいけます。

240329_11 240329_14

一向にTシャツに取り掛からないので「ええオモチャやねぇ」と言われだしました。
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