フューリー
アフリカ、フランスと激戦を潜り抜け
悪態をつきながらも固い絆で結ばれた
部下と共にドイツ戦線に転戦してきたドンだったが
ついに優秀な副操縦士を失った。
補充要因として送り込まれたのは
実戦はおろか、1分間に60字タイプを打つ
訓練を受けた事務専門の若いノーマンだった。
最初の戦闘で、ドイツ兵を撃つことが出来なかったノーマンに
「俺はみんなが生き残る為だけに戦ってきた。
ドイツ兵を撃てないお前は邪魔だ」と言い放つ。
およそヒーローとは言えない役どころを
渾身を込めて演じるB・ピットがすごい。
アカデミーノミネートというのも頷ける。
戦争映画で多くの悲惨なシーンや
残酷なシーンを見たが、
この映画でも、そういうシーンがあるが、
自分にとって、一番いやだなぁと思ったのは
白燐弾を打ち込まれた建物から
悲鳴を上げながら逃げ出してくる敵兵の姿。
遮蔽物があるからと思って安心していても
打ち込まれた白燐の火花が消えずに
まとわり付いて被弾した者を殺傷するというもの。
しかも、その悲惨さを目の当たりにしても
敵の戦闘能力を奪ったということに
歓呼する兵士たち。
平時では考えられない非常さだ。
(グロイとか悲惨とは違う)
そんな、異常な戦場で、生きて尚且つ、
任務を遂行しようとフューリーに
乗り込む兵士たちの生き様がすごい映画でした。
アフリカ、フランスと激戦を潜り抜け
悪態をつきながらも固い絆で結ばれた
部下と共にドイツ戦線に転戦してきたドンだったが
ついに優秀な副操縦士を失った。
補充要因として送り込まれたのは
実戦はおろか、1分間に60字タイプを打つ
訓練を受けた事務専門の若いノーマンだった。
最初の戦闘で、ドイツ兵を撃つことが出来なかったノーマンに
「俺はみんなが生き残る為だけに戦ってきた。
ドイツ兵を撃てないお前は邪魔だ」と言い放つ。
およそヒーローとは言えない役どころを
渾身を込めて演じるB・ピットがすごい。
アカデミーノミネートというのも頷ける。
戦争映画で多くの悲惨なシーンや
残酷なシーンを見たが、
この映画でも、そういうシーンがあるが、
自分にとって、一番いやだなぁと思ったのは
白燐弾を打ち込まれた建物から
悲鳴を上げながら逃げ出してくる敵兵の姿。
遮蔽物があるからと思って安心していても
打ち込まれた白燐の火花が消えずに
まとわり付いて被弾した者を殺傷するというもの。
しかも、その悲惨さを目の当たりにしても
敵の戦闘能力を奪ったということに
歓呼する兵士たち。
平時では考えられない非常さだ。
(グロイとか悲惨とは違う)
そんな、異常な戦場で、生きて尚且つ、
任務を遂行しようとフューリーに
乗り込む兵士たちの生き様がすごい映画でした。