気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

帝一の國

2017年04月30日 | 「 えいが 」
予告編のクドそうなキャラ達の様子に
あまり観る気がしないなぁと思いつつ、
タダで観れるんだしと貧乏根性丸出しで観に行ってきた。

で、観た感想はというと、
「めっちゃオモロイやん」と。
他の映画であれだけおかしな予告編を作るのに、
なぜこの映画にお客を呼ぶ為の改変をした予告を作らないんだと
変に憤りを感じてしまった。
なるほど、クドイ映画なのでどこを切り取っても
クドイ予告になるかもしれないが、
こんなに面白いのに、もったいないじゃないか・・・。

菅田将暉は、カメレオン俳優と言われているらしいそうだが、
なるほどと納得できるキャラを存分に楽しませてもらった。

あと、榊原光明という有能な懐刀を持ち、その慧眼が
見つけた異変を知らせるサインにすばやく反応できなければ
宝の持ち腐れになる、そういう意味では
主人公の赤場帝一は大物であると納得させられるラストが秀逸。

「僕は必ずもう一度観に行く」と強く心に刻んだ映画でした。
(面白いと感じるかどうかには個人差があり
あくまでも自分にはということです)

結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-第2章「たましい」

2017年04月29日 | 「 えいが 」

観たい映画の前にこれを挟めると思って観たのだが
第2章とあるように、最初は何が何やら?
しかも、オープニングは2頭身キャラの
作品が流されるので「なんじゃこれ」と。
これは失敗したなぁと思いつつも
席を立てないのは貧乏性のなせる業。
最後はなんとかわかったような気がするが
やはり続き物だなぁと・・・。

バーニング・オーシャン

2017年04月29日 | 「 えいが 」

史上最悪の石油漏出事件の映画化なのだが、
なるほど、漏出が始まってからの映像は
「すごい」と圧倒される。
とくに、オイルが噴出するプラットホームの
櫓が一瞬にして炎に包まれるシーンはスケール感もすごい。
爆発音の後に破片などが飛んでくる風きり音とかハンパない。
人が吹き飛ばされるシーンなんかもどうやって撮影したんだと・・・。
でも、個人的には、その後がもう少し観たかったかも。
オープニングで実際の法廷での宣誓の音声とか流されているんだから
そこが気になるところでしょう?と。
でも2015年に不起訴になったというテロップが流れるだけ。
「んー、これだけなの」ともう一つ消化不良になってしまった。
これは自分だけだろうか?

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

2017年04月29日 | 「 えいが 」

ソードアート・オンラインを知らないので
楽しめるか不安だったが
中盤以降はなんとか話についていけるようになった。
ソードアート・オンラインも気になったので
帰って来て動画検索したりしてみたが
長い話になりそうなので「まぁいっか」と・・・。
ラストに次回作(劇場版?)のフリがあったのだが、
さて、どうしたもんかなぁ。
気にはなるが観るかどうかは
公開時期とポイントのたまり具合と相談だな。

LION/ライオン -25年目のただいま-

2017年04月29日 | 「 えいが 」

実際にあった話の映画化だそうです。
だから、始まってすぐのシーンは25年以上前のインドが舞台。
今現在のインドの様子がどう変わったのか分かりませんが
少なくとも、25年前は結構なところだったんだと・・・。
国が大きく、使われている言語が違うとか
文盲の人もまだまだいて、もちろん新聞を見るということすら
できない人たちもいて、路上生活をしている子供がいたり、
その子供達を連れ去る大人がいて・・・。

サルーは母と兄と妹の四人で
カルカッタ(コルカタ)から遠くはなれた
郊外に暮らしていた。
母は採石場での石運び、
兄はその日その日に見つかるちょっとした仕事や
石炭運搬の貨車からの石炭をちょろまかすなど
家計の足しになるような事をしていた。
そして、そのそばには常にサルーの姿があった。

ある日の夕方、兄は夜中の仕事に出かけようとするが
サルーが自分も行くといってきかない。
根負けした兄はサルーを連れて列車に乗り
近くのターミナル駅へと向かった。
列車に乗ってすぐは元気だったサルーだが、
小さい子供なので睡魔に負けて目を覚ましてくれない。
困った兄は、駅のベンチで寝込んだサルーに「ここから動くなよ」と
言い聞かせて仕事へと向かう。
しばらくして目を覚ましたサルーは人のいないホームが
不安になり兄の姿を求めて停車中の回送列車に乗り込んでしまった。
そのことに気がつかない駅員?が外から鍵をかけて
そのまま発車した回送列車は2、3日かけて
カルカッタに到着、すぐに列車を飛び出し人ごみの中、
兄の名前を連呼するサルーだが、そこに兄がいるはずも無く
言葉が通じないため駅の周りをうろつくしかなかった。

親切な女性とめぐり合い、一筋の光明が差したと思ったのもつかの間、
その女性は、自分の知り合いの男にサルーを引き渡そうとするが、
異変に気がついたサルーはそこを逃げ出した。
ゴミ捨て場での物拾いをしていたサルーに親切そうな青年が近づき
声をかける、小さな子供がこんなところにいるのがおかしいと感じた青年は
サルーを警察へ連れて行き、親の捜索を依頼する。
母親が見つかるまでの間、施設に入れられたサルーにとって
そこも、心から安心できる場所ではなかった。
やがて、母親探しが不調に終わり、サルーに里親の話が持ち込まれる。
里親希望の家族はオーストラリアに住む夫婦。

何度も自分の母親探しをしてくれたのか尋ねるサルー。
施設の友達は里親が現れたことをいいことだと励ます。

そして、サルーは里親の下へ旅立つ決断をした。
里親は彼を心から愛し、その愛に答えようと
まっすぐに成長するサルー。そこへ二人目の
子供がやってくるが、その子供はトラウマをかかえ、
家族にとって問題になりそうな気配をサルーは感じる。

大学生になりホテル経済学を受講すること決めた
サルーに新しい仲間が出来る。
彼の生い立ちを知らない彼らはサルーがインドの生活様式に
馴染んでいると勘違いしてインド料理でもてなすが、
幼い頃にこちらへ来て、向こうでも
食うや食わずの生活していた彼にとってはインドの生活様式は
まったく馴染みのない物に感じた。
皆から離れ、台所へ移動した彼の目に
かって、兄にせがんだ揚げ菓子の記憶が蘇る。

サルーの異変に気がついた友達に自分の生い立ちをすべて
語った時、その一人が「Google Earthで捜せるのでは」とアドバイスした。
手がかりは、サルーが兄とはぐれたターミナル駅にあった
特徴的な給水塔、その頃の貨物列車の速度に
乗っていた時間をかければ範囲を絞り込めるなど。
半信半疑に始めた母親探しだったが
思いのほか難航し、さらに、本当の母親探しが
育ててくれた母親を苦しめることになるのではないかと
感じたサルーは自分を追い詰め、やがて
家族と疎遠になり、恋人とも別れてしまう。
大学もやめてのめりこむが一向に見つからない。

あらすじが長くなってしまったのでこの辺にしときます。
最初の方はかなり重い映画に感じました。
でも、里親の下で成長していくサルーは幸せそうに見えて
問題はなさそうに感じた。(弟のことはあるが・・)
で、本当の母親探しが行き詰ってきてからは
「んーなんだかなぁ」と・・・。
でも、最後は収まるところに収まります。
実話ですから。