年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

リアル鬼ごっこ!?…久々の佐々木団登場

2008-02-08 03:28:04 | 涼宮ハルヒ
一ヶ月ぶりくらいに佐々木団全員集合。長門さんが敵に回る可能性が出てきました。
柄谷行人『日本近代文学の起源』の『Ⅳ病という意味』をネタにしたものです。
九曜さんが長門さんを病気にしたとしても、長門さんの方の要因が大な場合や、九曜さんに悪意が無い場合が有り得る訳です。
先日の私の更新で島崎藤村『破戒』の、「悪くないのに謝らねばならない理不尽」について私が問題にしたのは、柄谷の議論とはまた別に、
「謝罪しろ」「罪を償え」と主張する側が勘違いで追及してる場合に、「とにかく謝れば円く収まる」「謝れば赦す」という秩序回復原理では、永久に冤罪が正されない危険があるということを危惧するからでもあります。
そんな冤罪の上に成り立つ秩序なんて、平和が回復したとは言えません。本当には悪くないのですから謝った側も不満です。新たな火種。
しかも勘違いで追及する行動パターンは温存されてますから、次の魔女狩りが起こりかねません。しまいにはルールが信頼されなくなってしまいます。
前に、長門や朝倉と九曜さんが接近するネタや、佐々木団がSOS団との大団円を模索するネタを振ったのは、この魔女狩りの構造を改変する可能性を模索する思考実験でもあります。
コンピ研部長氏の逃避は、制度改善以前に採り得る選択肢の一つ、それこそ「緊急避難」(!?)であります。
舌足らずだったので補足しました。