年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

歌物語の系譜

2007-04-13 07:49:43 | 涼宮ハルヒ
6月発売のハルヒの驚愕で、九曜への私の偏見も正されてしまうでしょうから、遊べるのも今のうちかと。
正確な歌物語の形式は踏襲していないのですが。昔やってたオリジナルファンタジー同人漫画ではよくやってました。
こういう2重パロは、volunteersの漫画としてはあまりやれてないので、意識してやりました。ネットは検索力があるので、元ネタの判りにくいパロも許容されるようになってゆくでしょう。
アストロ応援歌です。知人に一通り実写版を見せて頂いたのですが、面白かったです。少林サッカーより先にこれを作れてたら凄かったですね。
先輩に、「昔の子供はアストロ球団をマジメに読んでたんですねえ」と言ったら、
「ギャグだと思って読んでたわい!」と、「昔の子供はダイヤモンドアイやカゲスターをカッコいいと思ってたんですねえ」言った時と同じくらい怒られました。
南朝の忠臣、児島高徳は、宇多天皇子孫説があり、この場合は佐々木道誉と同祖です。天之日槍の子孫説もあって、この場合は但馬と関係が出来て、兵庫の北の方、天蓋領域とも縁ができます。天之日槍とくれば、子孫は忠臣タジマモリで、不老不死の薬、橘の実を中国から持ち帰ったら天皇は死んでたので、陵の前で自殺した、というエピソードが。陵はミササギで、ささきと語源は近いかも。一周。
児島高徳は、架空の人物とされますが、太平記の作者、小島法師と同一視されたりもしてるようで。児島氏は和田姓も名乗ってますが、鎌倉時代の和田の乱で戦死した中に朝比奈三郎がいましたね。この和田は平家だったと思うから、源平藤橘、全て揃いましたね。みくるちゃん、平家なんですか?
楠氏の同族からは能の世阿弥も出ていて、全く南北朝時代は、大分裂してると同時に、新しい文化の誕生の時代でもあったわけですね。
そういえば、甲子園初優勝の常葉菊川高校は、毛利の家臣、吉川家の本貫に有るはずで、長門周防の活躍と重なる偶然。毛利はもともと「森」だったそうですが。
私が大阪のイベントに前日入りしたときに、たまたま甲子園で観戦したのが近江八幡の八幡商業vs常葉菊川戦でした。ここまで偶然なのがハルヒやってて良かったと思う点です。今後、どんな偶然の一致で楽しめるか、楽しみですね。
児島高徳は宗良親王と関東で転戦、北関東に墓があるそうですね。意外と近い人なのかも。桜の幹の十字の詩の故事は、美作の話なのですが、美作には二天一流の宮本武蔵が。ライバル巌流の佐々木小次郎は毛利家の家臣で、細川家に仕えるようになったという話ですね。ガンパレの聖地巡礼で熊本に行ったとき、細川家の廟所で武蔵の墓を見ました。生きてる限り、こうして全ては繋がっていくのですね。
ハルヒ同人は、「天勾践を空しうする莫れ、時范蠡無きにしも非ず」の意気で頑張って参りましょう。