年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

キャラ置換法。

2007-04-04 20:36:26 | 涼宮ハルヒ
蜜蜂いないいない病ネタの続き。新刊「ハルヒの分裂」出ましたね。まだ読んでませんが、秋葉原某ショップで3日で数千冊売れたそうですね。それが映画にならないのですから、他が物凄く売れているのですかね。
私の知人の間では夏はコードギアスだという人が増えています。ようやく次のバスが見えてきましたか。
「過去の作品改良法」の続きです。自分好みにカスタマイズする(?)というだけでなく、作品の作り込みに過去の作品を活用する技法があります。
カプコンのとみちんさんが、ゲーメストという雑誌で具体例を出していました。「キャラ置換法」です。
キャラが5人出てきた場合には、例えば「ゴレンジャー」に当て嵌めてゆくのです。例えば、ストⅡのリュウをキレンジャーに当て嵌めたりとかしておられました。
高遠るいさんはしとね名義だったとき、Fate漫画を描くに当たってキャラを動かすのに苦労したので、
一成=志貴(苦労性の眼鏡)
葛木=翡翠(寡黙ないい奴)
キャスター=琥珀(はしゃぐお姉ちゃん)
といったキャラ置換を月姫との間で行うことでキャラを動かせるようにしたと作品集で書いておられました。
まあ、会社ぐるみで商業のハードルに耐えるモノ作りの方法論にまで高めているカプコンは凄いですが、あくまで苦肉の策ですから、自分の欲望に忠実に、理想のキャラ像を妄想しまくった方が幸福ではあるでしょう。
作品内容を参考資料にした例ではないですが、木村裕一さんは、10ページの話を依頼された場合、他人の10ページの作品を見て、ネタのサイズというか、尺の取り方というか展開の配分を参考にしたそうですね。
自分の中に答えが見つからない時は、広い世界に助けを求めよ、ということですか。