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光州広域市の幹線バスと支線バス

2010-08-22 | バス[大韓民国]

先日「MAKIKYUのページ」では、光州広域市を走る幹線急行バスに関して取り上げましたが、現在光州広域市の市内バスは路線の性質別に色彩を分ける事で、どの種類の市内バスなのかを一目で見分ける事が出来ます。

その中でも昨年MAKIKYUが乗車した幹線急行バスは、Seoulなど首都圏の広域急行バスと同系統の色彩とも言える赤系統の装いですが、その他の種類のバスとしては幹線バスと支線バスが存在しており、Seoulなどで運行している循環型と呼ばれる区分が存在していないのが特徴です。
(光州では循環型の区分こそ存在しないものの、循環運行を行う市内バスは存在します)

その内支線バスはSeoulの支線バス(グリーンバス)とほぼ同様の役割を果たしていると言え、色彩が緑系統を用いている点も共通します。


また韓国ではバスの使用年数が短く、日本の様な古参車の地方転用といった現象も見られない事もあって、支線バスでも比較的新しい車両が活躍する姿も見られたものでした。

そして市内バスのメインとなっているのは、幹線バスと呼ばれる区分のバスで、Seoulの幹線バス(ブルーバス)に相当する性質の路線ですが、幹線急行バスや支線バスが同区分に属するSeoulの市内バスと同系統の色を用いているのに対し、このバスは黄色系統の装いとなっているのが特徴です。


この黄色系統の装いは、路線再編以前から光州広域市の市内バスで良く見られた塗装と変わらず、幹線急行バスや支線バスに比べると、やや新鮮味が薄いと感じるものですが、他種別のバスと共に幹線バスでも系統や行先・経由地を示すステッカーが最近のSeoul市内を走る市内バスを思わせる様式となっている車両が大多数を占めており、この姿を見ると以前との違いを感じさせられたものです。


しかしながらMAKIKYUが光川洞のバスターミナル(U-Square)前で見かけた幹線バスの中でも、路線が光州広域市内で完結せず、隣接する和順(Hwasun)郡へ向かうバスの中には、行先表示も路線再編以前の光州市内バスで良く見られたサボを用いた車両(以前記事として取り上げた際の画像はこちらをクリック)も見かけたもので、この様なバスも今後新様式のステッカー貼り付けに改められるのか気になる所です。



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