
昨日MAKIKYUは所用の帰りに、3日から使用する電車の土休日回数券を購入に行きました。
これは名前の通り土曜・日曜・祝日などに限って使用できる回数券の事で、回数券の発売金額は片道運賃の10倍ですが、一般の回数券は11枚綴り(1枚分得です)なのに対し、この回数券は割増枚数が多く、一般的な大手私鉄などでは14枚綴りと4枚分得になります。
(回数券は他に昼間[オフピーク]回数券もあり、これは割引率は土休日券より劣りますが、大抵の社線では平日昼間と土休日の双方で利用でき、普通回数券より割引率は大きいです)
そのため土日に特定の場所へ行く事が多い方には朗報なのですが、電車の回数券は有効期限が首都圏では大抵の鉄道で発売日から3ヶ月(関西などではルールが異なり、3ヵ月後の月末といった所もあります)となっていますので、期限内に使い切る必要があり、土日だけで特定の区間を何度も利用する方や、数名のグループで往復する場合など、用途はある程度限られてしまいます。
MAKIKYUは土日や祝日に特定の場所へ所用で…という事も多く、またその途中までの経路もある程度決まっていますので、これはなかなか利用価値があるのですが、首都圏では大半の会社が回数券を区間制としており、区間外へ乗り越した場合に別途運賃を徴収されるのは難点です。
ただ東京メトロや東京急行は回数券を金額制としており、この場合は区間外乗り越しの場合も差額を精算するだけで済み、また利用区間も社線内であれば制約はありませんので、非常に利用価値は大きいです。
(例)東京メトロ230円区間土休日券14枚綴りの内、10枚を押上~渋谷間(230円)、2枚を町屋~代々木上原間(230円)、1枚を西船橋~新宿3丁目間(270円)で下車時に40円追加、1枚を和光市~妙典間(300円)で下車時に70円追加といった使い方もOKです。
またこの回数券は一般の回数券に比べて割引率が非常に高く設定されていますので、多少券面表示区間より短い区間で使用する際にも、普通乗車券を購入するより得な場合があり、土休日に行く場所の候補が幾つかある場合に、その最遠駅まで購入しておいて、一部を途中駅まで利用という使い方でも有用な場合があります。
(例)小田急の代々木上原~小田急永山(300円)の土休日回数券14枚綴りの内、何枚かを代々木上原~新百合ヶ丘間(270円)で利用。この場合でも1枚当りの値段は215円に満たない程度ですので、普通乗車券よりお得です。
しかしながらこの土休日回数券は発売会社が限られていまして、首都圏では大手私鉄8社と東京メトロ、それに横浜市交通局(横浜市営地下鉄)などは発売していますが、JRや東京都交通局(都営地下鉄)など発売していない社局もありますので注意が必要です。
この他千葉県に路線を持ち、地下鉄東西線に直通運転を行っている某高速鉄道は「昼・休(ちゅう・きゅう)回数券」として平日昼間と土休日の双方で使える代わりに13枚綴りとなっており、これはオフピーク回数券としては得ですが、元々の運賃が高い事もあって土休日回数券としては少々割高な印象を受けます。
また「MAKIKYUのページ」でも余りの惨状に呆れつつ、その極一部をご覧の皆様にもお伝えしている、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)は、「土・休日割引回数券」と称して15枚綴りとなっており、他社より一枚分多い事もあって「割引」という文字を冠している様で、これは有難い話ですが、それでもそれでも23.8㎞しかない北総監獄中央~京成高砂間で7600円(所定運賃は760円)もしますので、余りの高さの前には焼け石に水です。
(この「開発を止めた某鉄道」ではこの他に昼間割引回数券も発売しており、こちらも15枚綴りと高割引ですが、これは他社と異なり土休日でも昼間しか利用できませんの注意が必要です)
今日MAKIKYUも「開発を止めた某鉄道」の「土・休日割引回数券」を購入してきましたが、余りの高さに唖然とさせられ、この鉄道だけで明日所用で出向く場所までの他3社の合計金額よりも高くなるのは呆れた話で、「開発を止めた某鉄道」の土休日回数券割引率が他より高い事を考慮してもなお、他3社合計とほぼ同等になっています。
(以下にその事例を表記・右端に表記の値段は普通運賃と土休日回数券1枚当りの値段(端数切上げ)です)
「開発を止めた某鉄道」 北総監獄中央~京成高砂(23.8㎞) 760円/510円
「京成電鉄」 京成金町(京成高砂の2駅先)~押上(6.9㎞) 180円/130円
「東京メトロ」 230円区間[押上~代々木上原間も該当](17.7㎞) 230円/170円
「小田急電鉄」 代々木上原~小田急永山(24.8㎞) 300円/220円
「合計」(73.2㎞) (1470円/1020円)
*合計金額の土休日回数券1枚当りの金額は合計金額を端数切り上げとしたもの、また京成電鉄の㎞数は京成高砂~押上間、東京メトロの㎞数は大手町乗換えのものです。
それにしても、首都圏3大ニュータウンと言われる中でも比較的順調に発展を遂げた多摩ニュータウン(それでも計画よりうまく行っていない様です)と、多摩ニュータウンに匹敵する無謀な計画をしていながら、どうしようもない惨状を呈している北総監獄(千葉ニュータウン)で随分な格差が生じているのは…これは鉄道だけでなく街並みや生活基盤などに関しても同様で、最近所用で頻繁に出向く多摩ニュータウンへ足を運ぶ度に余りの格差を痛感させられます。
首都圏のパスネット導入社局で最良の鉄道と、最悪の鉄道を比較するだけでも随分な格差があると感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?
ちなみに画像は、MAKIKYUが現在持っている土休日回数券(赤線はMAKIKYUが追加)ですが、これだけあると財布が膨れ上がり、また1つだけ随分値段が違うのも注目です。
これは名前の通り土曜・日曜・祝日などに限って使用できる回数券の事で、回数券の発売金額は片道運賃の10倍ですが、一般の回数券は11枚綴り(1枚分得です)なのに対し、この回数券は割増枚数が多く、一般的な大手私鉄などでは14枚綴りと4枚分得になります。
(回数券は他に昼間[オフピーク]回数券もあり、これは割引率は土休日券より劣りますが、大抵の社線では平日昼間と土休日の双方で利用でき、普通回数券より割引率は大きいです)
そのため土日に特定の場所へ行く事が多い方には朗報なのですが、電車の回数券は有効期限が首都圏では大抵の鉄道で発売日から3ヶ月(関西などではルールが異なり、3ヵ月後の月末といった所もあります)となっていますので、期限内に使い切る必要があり、土日だけで特定の区間を何度も利用する方や、数名のグループで往復する場合など、用途はある程度限られてしまいます。
MAKIKYUは土日や祝日に特定の場所へ所用で…という事も多く、またその途中までの経路もある程度決まっていますので、これはなかなか利用価値があるのですが、首都圏では大半の会社が回数券を区間制としており、区間外へ乗り越した場合に別途運賃を徴収されるのは難点です。
ただ東京メトロや東京急行は回数券を金額制としており、この場合は区間外乗り越しの場合も差額を精算するだけで済み、また利用区間も社線内であれば制約はありませんので、非常に利用価値は大きいです。
(例)東京メトロ230円区間土休日券14枚綴りの内、10枚を押上~渋谷間(230円)、2枚を町屋~代々木上原間(230円)、1枚を西船橋~新宿3丁目間(270円)で下車時に40円追加、1枚を和光市~妙典間(300円)で下車時に70円追加といった使い方もOKです。
またこの回数券は一般の回数券に比べて割引率が非常に高く設定されていますので、多少券面表示区間より短い区間で使用する際にも、普通乗車券を購入するより得な場合があり、土休日に行く場所の候補が幾つかある場合に、その最遠駅まで購入しておいて、一部を途中駅まで利用という使い方でも有用な場合があります。
(例)小田急の代々木上原~小田急永山(300円)の土休日回数券14枚綴りの内、何枚かを代々木上原~新百合ヶ丘間(270円)で利用。この場合でも1枚当りの値段は215円に満たない程度ですので、普通乗車券よりお得です。
しかしながらこの土休日回数券は発売会社が限られていまして、首都圏では大手私鉄8社と東京メトロ、それに横浜市交通局(横浜市営地下鉄)などは発売していますが、JRや東京都交通局(都営地下鉄)など発売していない社局もありますので注意が必要です。
この他千葉県に路線を持ち、地下鉄東西線に直通運転を行っている某高速鉄道は「昼・休(ちゅう・きゅう)回数券」として平日昼間と土休日の双方で使える代わりに13枚綴りとなっており、これはオフピーク回数券としては得ですが、元々の運賃が高い事もあって土休日回数券としては少々割高な印象を受けます。
また「MAKIKYUのページ」でも余りの惨状に呆れつつ、その極一部をご覧の皆様にもお伝えしている、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)は、「土・休日割引回数券」と称して15枚綴りとなっており、他社より一枚分多い事もあって「割引」という文字を冠している様で、これは有難い話ですが、それでもそれでも23.8㎞しかない北総監獄中央~京成高砂間で7600円(所定運賃は760円)もしますので、余りの高さの前には焼け石に水です。
(この「開発を止めた某鉄道」ではこの他に昼間割引回数券も発売しており、こちらも15枚綴りと高割引ですが、これは他社と異なり土休日でも昼間しか利用できませんの注意が必要です)
今日MAKIKYUも「開発を止めた某鉄道」の「土・休日割引回数券」を購入してきましたが、余りの高さに唖然とさせられ、この鉄道だけで明日所用で出向く場所までの他3社の合計金額よりも高くなるのは呆れた話で、「開発を止めた某鉄道」の土休日回数券割引率が他より高い事を考慮してもなお、他3社合計とほぼ同等になっています。
(以下にその事例を表記・右端に表記の値段は普通運賃と土休日回数券1枚当りの値段(端数切上げ)です)
「開発を止めた某鉄道」 北総監獄中央~京成高砂(23.8㎞) 760円/510円
「京成電鉄」 京成金町(京成高砂の2駅先)~押上(6.9㎞) 180円/130円
「東京メトロ」 230円区間[押上~代々木上原間も該当](17.7㎞) 230円/170円
「小田急電鉄」 代々木上原~小田急永山(24.8㎞) 300円/220円
「合計」(73.2㎞) (1470円/1020円)
*合計金額の土休日回数券1枚当りの金額は合計金額を端数切り上げとしたもの、また京成電鉄の㎞数は京成高砂~押上間、東京メトロの㎞数は大手町乗換えのものです。
それにしても、首都圏3大ニュータウンと言われる中でも比較的順調に発展を遂げた多摩ニュータウン(それでも計画よりうまく行っていない様です)と、多摩ニュータウンに匹敵する無謀な計画をしていながら、どうしようもない惨状を呈している北総監獄(千葉ニュータウン)で随分な格差が生じているのは…これは鉄道だけでなく街並みや生活基盤などに関しても同様で、最近所用で頻繁に出向く多摩ニュータウンへ足を運ぶ度に余りの格差を痛感させられます。
首都圏のパスネット導入社局で最良の鉄道と、最悪の鉄道を比較するだけでも随分な格差があると感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?
ちなみに画像は、MAKIKYUが現在持っている土休日回数券(赤線はMAKIKYUが追加)ですが、これだけあると財布が膨れ上がり、また1つだけ随分値段が違うのも注目です。