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ベトナム・ホーチミン市内を走る路線バス

2018-01-08 | バス[その他海外]

今年の正月期間は更新休止した「MAKIKYUのページ」ですが、今日から更新再開したいと思います。

今年(2018年)も引き続き宜しくお願い致します。

ちなみにMAKIKYUは昨年末~今年の正月期間中は海外へ出向いており、様々な列車やバスなどに乗車機会がありましたが、現地で急遽作成し昨年末に公開したKTX京江線(KTX-平昌)関連の記事以外は、まだ画像整理もできておらず公開は暫く先になる見込みです。

また昨年夏の東南アジア関連も、まだ公開できていない事柄が多数ありますので、今年最初の記事は先月公開したベトナム・ホーチミン郊外のビンズン(Binh Duong)省を走る路線バスに関して取り上げた記事の続編で、ホーチミン市内を走る路線バスに関して取り上げたいと思います。

MAKIKYUが今夏ホーチミンで市内バスを利用したのは、ホーチミン市内には1泊しかしていない事もあってか、ベンタイン(Ben Thanh)市場近くのバスターミナルと北東バスターミナル(Ben Xi Mien Duong)の間を往復する際と、ベンタイン市場近くのバスターミナルからサイゴン駅(Ga Sai Gon)の近くへ向かう際に乗車した程度。

ただホーチミンは結構大きな街である上に、軌道系交通機関は長距離列車を除くと現在皆無(地下鉄を建設中)ですので、市内交通機関は専らバスとなっており、2つのバスターミナルでは様々な車両の姿を見る事が出来ました。


MAKIKYUがホーチミンで最初に乗車したのは、車型だけでなく装いまでもが韓国の市内バスそのものと言っても過言ではない雰囲気の現代New Super Aerocity。

 
車内にはハングルで記された注意表記も見受けられ、遠く離れた初訪問の街で初めて乗車したバスにも関わらず、車両だけなら乗り慣れた車両という気もしたものでした。


ホーチミンのバスはツーマン運行の車両が多い中で、このバスはワンマン運行だったのも大きな特色、運賃収受はつり銭支払いや乗車券(写真)発券を伴うなど、乗務員の負担はやや大きいと感じたものでした。


ベカメックス東急バスと同様にNew Super Aerocityとよく似た雰囲気ながらも、SAMCOブランドで中扉が折戸となっている車両も散見、これも青一色の単色塗装車で韓国のバスを模倣したのか否か気になる所ですが、ラッピングによる部分広告車も活躍していました。


韓国の広域急行バスと同種の中扉付観光タイプ車両も多数活躍、その中にはどう見ても現代車にしか見えない車両ながら、日野のロゴを付けた車の姿も見かけたものでした。


ホーチミンの韓国系車両は現代製が主流ながら、大宇車も時々出没する状況、その中には韓国では見かける機会のない3扉車の姿も見かけたものでした。


大型路線車では韓国系以外にも、ベンツのマークを掲げた車両や中国製車両なども活躍。


大型路線車に混じり2扉のマイクロバスも散見、このタイプもホーチミン市内や周辺では結構よく見かけたものでした。


他にも都市間バスも時々発着、電動カートも有償乗合輸送に用いられているなど、ベンタイン市場近くのバスターミナルを行き交う車両を眺めて撮影するだけでも20~30分程度は…とも感じたものでした。

 
また北東バスターミナルでも、都市間バスはセキュリティチェックなどがあり、ターミナル内に停車しているバスの撮影は乗客以外難しい状況だったものの、ターミナル前も多数の市内バスの起終点となっており、こちらでも数枚程度撮影。

 
ベンタイン市場近くのバスターミナルを発着するバスと同種の車両をはじめ、大小様々なバスが行き交う姿を見る事ができる状況。

中国程ではないものの日韓に比べれば車種バリエーションも豊富なだけに、ホーチミンでの滞在時間がもう少し確保できていれば…とも感じたものでした。