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さんようバス・大崎上島循環線(2)~路線編

2012-02-08 | バス[中国]

先日「MAKIKYUのページ」で取り上げた、広島県・大崎上島を走るさんようバスの大崎上島循環線ですが、今日は先日の続編で路線の様子などを少し取り上げたいと思います。


大崎上島循環線は、概ね島の外周を取り巻く道路を運行し、MAKIKYUが乗車した大西港→明石港→天満間の左回り半周乗車でも、海岸線に沿って走る区間が結構多く存在したもので、海岸線に沿って走る区間では、瀬戸内海に浮かぶ至近の小島の数々を目にする事もでき、風光明媚な光景が拡がります。


バスが運行する区間も片側1車線の区間が多いものの、所々で車両同士の行き違いが困難な狭い箇所も見受けられたものでした。

また大西港~天満間は乗車時間が30分以上に及ぶものの、その間には信号が一つもなく、道路を走る車の数も非常に少なく感じられたもので、大崎上島は本土とは橋やトンネルなどで陸続きになっていない、本当の「離島」である事も実感させられ、日頃MAKIKYUは余り足を運ぶ機会がない離島も、大崎上島の様に本土から比較的容易にアクセスできる所であれば、今後色々と足を運ぶのも…と感じたものでした。


そしてMAKIKYUが大崎上島循環線のバスを下車した旧木江町の天満は、古い街並みが残るのも特徴で、ここから更に愛媛県へ向かう船に乗船するまでの時間、この街並みも少々見物したものでしたが、天満から愛媛県へ向かう船に関しては、近日中に別記事で取り上げたいと思います。


あとさんようバスでは、バス停ポールは広島県内各地をはじめ、中国地方の様々な事業者でよく見られ、内に「バス」と事業者名が記されたタイプが用いられていますが、旧社名は「おおさきバス」だった事もあり、今日でもこの名称のまま残るバス停が多く見られたのも印象的でした。