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僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

ミリンダ

2006年08月15日 | SF小説ハートマン
ザザッ、動物が移動する音に耳を澄ました。いる!赤外線スコープで確認する。
移動している。2匹か。

ミリンダは神経を研ぎ澄まし目標を追う。この先に小さながある筈だ。そこを襲うつもりね。ならば先回りするわよ。 そっと水面に浮かぶと水をしたたらせたまま川岸の大木によじ登っていった。バックパックから携帯用ウイング(ムササビ)を取り出し装着する。素早く暗視ゴーグルをの方向に向け、音もなく飛び出した。

大型の武器を搭載した奴隷狩り集団とは別に、単独あるいは数人のチームで 奴隷を狩るFOXと呼ばれる一味がいた。クライアントからの依頼に極力適合した住民を拉致し売る。神出鬼没、ゲリラのように行動し大型の電子機器やエンジン等の発熱機関を使用しないのでセクションとしても把握しにくいやっかいな敵だ。
それに対しいつも単独で行動し、捕獲もしくは駆除を任務とする隊員達(FOXハンター)がいた。隊員達の中でも、こいつに狙われたら決して逃れられない(蔑称トラバサミ)と恐れられている凄腕FOXハンター、それがミリンダだった。

熱帯雨林を思わせる大木と沼、それらを縦横に繋いでいる河川。セクションの目の届かない小さな惑星で今、狩りが始まろうとしていた。  つづく
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温泉

2006年08月15日 | 何でも掲示板
電車の中で、女子高生の会話…

「ねぇねぇ、行ってみたくな~い。」
「なに?どこ?」

「ほら、岩盤のお風呂。」
「あっそれか、うちの方にもできたよ。プルトニウム温泉。」



死ぬど!
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